12:47、なんだかんだで稜線、熊の平への出口が見えた。
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沢観察、などといってはみたがまあ沢を通過したのには変わりないわけで
大した沢ではないとはいえ素人がやるべきではなかったなあと反省する。
やっぱり尾根か斜面を歩くほうが性に合っている。岩場は無しの方向で。

熊の平に登り揚げる直前で異様に大量の熊の糞を見る。
数えるのが面倒になったが20個以上はあった。本当に熊が集まるから熊の平なのか。
まあ実際は熊の平斜面下だが水を飲みに来るのだろうたぶん。

さて疲れた疲れたと熊の平に登り上げ息を切らしていると西のほうから
ご夫婦らしきお二方が。この辺りに通っているという舟石新道を歩いてこられたのだろうか。

挨拶をするとカメラをもった男性がきさくに話しかけてくれる。
舟石新道の分岐のことやそこの一か八か沢のことや。
歩きやすい沢だったでしょうというようなことを言われ思わず頷いてしまったが
すいません僕でも通過できる程度という意味では歩きやすいですが
僕にとっては歩きやすくありませんでした。

今日歩いてきたコースを話して沢歩きが好きなのかと聞かれたが好きかという以前の問題なので尾根メインですと答える。

最近、この沢を通った記事が良く見られるんだよねと言われ
おや、もしかしてこの前の瀑泉さんとの邂逅もあったし
こういうマイナーな所を歩いてブログも書かれている方なのかな?と思う。
あちらの尾根を去年登って塔の峰に行ったんだよといわれたが
どう見ても登れるように思えない。やはりロッククライミングの技術がいるらしい。
色々話をしていただくが足尾に詳しいし歩いておられる所も尋常ではない。
この方只者ではないなと僕でもわかる。

しかし登れそうにない向こうの尾根から塔の峰に登った人というのは
前たそがれさんのブログを読んでいてそんな記述があったような・・
確かふ~てんさんという方だったような。オロ北のガレ沢も下ったという。
もしかして本人かな?と思いつつブログやってたりするんですか?と聞いてみる。
やっているらしい。思い切って名前を聞いてみるとふ~てんさん本人だった。
世界は狭いのか足尾が狭いのか・・。

前回の瀑泉さんの時も大萱山で地下足袋歩きという時点で
ブログやってるんですかとか聞くべきだったかもしれない。
まあそういう話の流れにならなかったので仕方ないが。
分かっていたらもっと色々話せたかもしれないがどうなんだろう。
瀑泉さんに知ってもらったのは帰ってからなので


小足沢の話やら色々して頂いた後さて行きますか、と舟石峠に戻ることになる。
とりあえず舟石新道と思われる道を向山南西の鞍部まで歩く。
テープの話などしつつ鞍部についたところでふ~てんさんは写真を撮りながらいくとのことでお別れする。

その後気づいたが前を歩いていた僕のトレッキングズボンは前述のとおり
尻が破れた藪よけ専用ボロボロのブツである。
不覚にも恥ずかしい姿を見せてしまった。

さて鞍部からどう歩くか。
とりあえず東?の方を眺める。
舟石新道のものらしきマーカーがあるがさて。
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舟石新道はトラバースするように繋がっている記事を見た気がするが正確に思い出せない。尾根を直接下るかと歩き出すが何やら岩場が見え隠れ。
谷間を見ると水のない枯沢で石がゴロゴロ。
うーん谷間が一番安全に帰れるか?水もないし。とりあえず降りてみる。
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浮石に気をつけてしばらく降っていくが少し水が見え隠れする程度で滝のような段差もない。ゴロゴロする石に気をつけて歩けば問題なく降れそうなのでこのまま続行
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石垣があったりする。
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右の尾根も歩けた可能性はあるがここの方が安全に見える。
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しかしまあ僕のほうが先に降っていったとはいえ
こののろのろ枯沢歩きでは追いつかれるだろう。
上から見たら彼はなんで枯沢歩いてるんだろうと思われること請け合い。
すいません舟石新道について不勉強でして・・。

出口が見えた。
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突堤を乗り越えて舗装路へゴール
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後は駐車場へ地味に歩くだけ・・。
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斜面を見上げるとふ~てんさんたちがおられた。

二時くらいに駐車場につく。
ささっと汗だくの服を着替える。
ふ~てんさんにお疲れ様でしたと挨拶をした直後腹筋が攣った。
沢なんか観察しに行くからである。
こっそり悶えつつ収まるのを待って帰った。

今回のルートはこちら。行きは無駄な箇所を歩いた。
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この地図は電子地形図25000(国土地理院)を加工して使用しています(令和元年手続改正により申請適用外)

まあ沢本体はほとんど歩かなかったがやっばり沢を通過するのは中々難しいようだ。
行きで使った谷間程度ならまあ気軽に行けるがその程度に留めておいたほうがよさそうだと再認識。
中倉山は次は別ルートからだろう。来年日が長くなったら改めて稜線をずっと歩いてみたい。舟石新道も一度くらいはルートを追って歩いてみよう。
瀑泉さんに薦められた際ちゃんと調べておけばよかった。

明日は麻雀、月曜は雨なので次は来週。
また足尾に行こうと思うが雪と気温が心配。

足尾のマイナールートで出会った人にはとりあえず話を聞いてみると
色々面白い話が聞けるのではないかと思ってしまったが早々うまい事は行かないのだろうきっと。
破れたズボンの処遇はどうすべきか検討しておきたい。
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コメント

 コメント一覧 (6)

    • 1. たそがれオヤジ
    • 2015年11月22日 17:28
    • こんにちは。いろいろと思わず笑ってしまいましたよ。
      ふ~てんさんとご対面でしたか。
      ふ~てんさんが塔の峰に行かれる際に使った岩尾根は、ご当人も知らずに入り込んだきらいがありますから、改めて調べない方が無難でしょうね。
      しかし、今回もまた、失礼ながらのアクロバットコースですね。もはやマニアックからは離れていますよ(笑)。そもそも舟石峠に車を置いて中倉尾根を目指すこと自体、私の頭では発想外ですわ。いくら塔の峰経由で戻るとしてもねぇ…。
      まして、何でそこに一か八か沢が出てくるのかと思ったりしましてね。別物のポイントが出てくるのがなかなか奇想天外というか。
      まぁ、ふみふみぃさん、これからも足尾のおもしろいお歩き、期待していますよ。
      ただ、どうもふみふみぃさんは、地味なお歩きはできないご様子ですね。私もその口ですが、こう派手にやられると、もうダンマリというか。
      (続く)
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    • 2. たそがれオヤジ
    • 2015年11月22日 17:28
    • (続き)
      余計なことを記しますが、雪の中倉山、なかなか風情があっていいですよ。ぜひ体験してみてください。風がかなり強いですから、ピッケルは忘れずに。
      そうそう。中倉山の一般ルート、テープがかなり残っていましたか。一か月半前にきれいにしたつもりでしたが、見落としがかなりあったようですね。あそこはイタチごっこかもしれませんね。
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    • 3. 瀑泉
    • 2015年11月22日 22:58
    • 画像を拝見すると,ヤッパリ土曜日にすれば良かったとつくづく思いますヨ。今日は,大萱山手前のススキ野から見える山に行って来たんですが,残念ながら展望がイマイチで。
      ところで,ふ~てんさんに会われましたか。σ(^^)も社山南尾根でお会いして,舟石新道を歩いた時に,駐車場でニアミスと,二度ほどお見かけしたことがありますヨ。
      それにしても,相変わらず奇想天外なルート取りで(笑)。一か八か沢は有りだろうけど,舟石新道でも一番明瞭な区間をハズして歩かれたとは。ちなみに,枯沢の左岸側の尾根なら,新道に上がるのに使ったことがありますヨ。
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    • 4. ふみふみぃ
    • 2015年11月23日 01:26
    • たそがれさん、こんばんは。
      色々妙なことをしたなあとは思っているので笑い飛ばしてもらえれば幸いですw
      私はいつも地形図を見て歩くコースを思案しているのですが自分のレベルで歩けそうな傾斜で岩場マークがないのに人が歩いた記録が見つからないと何でなのかなあ?とつい気になって現物を見に行きたくなってしまいこういう歩きになってしまいます。
      グーグルアースで上から見ても大体何もわからないのでよしこれは自分の目で確認するしかない→いけそうだな・・いけるとこまで歩くかの流れですね。
      一か八か沢はつい地形図で目に入り前日にたそがれさんの記事を読んで現物見たいと思った辺りからかなり惹かれていました。予想はしていましたが私ではすんなりと歩くのは難しいですね。
      思いついたコースを歩いているだけなのですがたぶんその思い付きが悪いんでしょうね。検索して歩いた記録がない方がワクワクしてしまう性分なのがタチが悪いと自分でも思っています。怪我や遭難だけは気をつけてこれからも足尾を楽しんでいきます。
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    • 5. ふみふみぃ
    • 2015年11月23日 01:34
    • (続き)冬の中倉山はいつかは歩いてみたいのですが
      まだ雪山未経験なので今シーズンは人が多そうな雪山で修行を積むつもりです。経験ないのに雪のシーズンも好き勝手に歩いたら流石に大変な目に遭うだろうなと慣れるまでは雪山では大人しくしておきます。
      中倉山のテープは下の方は何やら入り乱れている箇所もありましたが中間辺りからはそこまで気にならないので手をつけませんでした。不思議ですね、南尾根に乗るまでは上より下の登り始めのほうが踏み跡明瞭なのに。
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    • 6. ふみふみぃ
    • 2015年11月23日 02:01
    • 瀑泉さん、こんばんは。
      大萱山手前のススキ野から見える山ですか。私もその辺りを歩いてみたいのですが熊とハンターには勝てないので狩猟封印まで待とうと思います。私は普段雨さえ降らずに歩ければ満足などと思っていますが、やっぱり晴れていると気分が良いですね。現金なものです。
      やはり足尾を歩くと遭遇率が高いのですね。他の方々にも足尾をさまよっているとバッタリ遭えそうでこれもまた楽しみです。
      本当はもっとスマートに歩きたいという思いはあるのですが何故かへんてこな結果になってしまいます。一番明瞭な区間でしたか。鞍部からマークと踏み跡を探す努力を一切せずに尾根→枯沢に向かったのが間違いでしたね。探しても正確に辿れないだろうと端から思い込んだのはだめですね。左岸尾根は歩けるのですね。折角なのでもっと観察しておけばよかったです。帰ってから地形図を眺めて正確に舟石新道でなくても北東にトラバースしつつ歩けばもっとうまいこと帰れたんじゃないかとか色々考えています。足尾は様々なルートが考えられて面白いですね。地形図では分からない難所で現地にて断念が多々あるのでしょうけれど。
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