お前先週、沢で後悔したのにまた沢に行くの?
沢沿い歩きですから。問題ない。

最初は水もろくにないのですいすいと東に下っていく。
1000m辺りから水量が。沢沿い歩きといったが狭くなって沢の端を歩かざるを得ない。
濡れずに歩けなくなったらどうするか。斜面に逃げるのである。
沢を歩くことに拘っていては沢沿い歩きとはいえぬ。
逃げ場はいつでもチェックしている。いつでもOKだ。

沢が狭くなったり広くなったりでどこで尾根に逃げようか
算段を建てていると960m辺りでついに滝が。
写真ではイマイチわからないが落差はそこまでなさそう?
だが何段かに分かれて複雑に見える。
左右も滝下に直接降りるのは僕には無理。大人しく左岸側から高巻く。
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高巻いた崖上から滝を俯瞰してみる。木が邪魔で全体像は見えないが明らかに沢沿い歩きの領域を超えている。逃げてよかった。こんなの無理。
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危険地帯を抜けたと思われるところで急斜面を沢へと降りる。
写真では分からない急斜面シリーズ。わりと怖い。
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とりあえず沢に降り立ったので下から滝を見上げてみようと少し沢を戻ってみる。
さっき俯瞰した時に見えなかった危険地帯最下段のしょぼい滝に行く手を阻まれて奥が見えない・・・。沢装備なら進入できるのだろうが登山靴で進入したらこの寒さの中ぐしょ濡れ歩きを強いられる。大人しく戻って下る。
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狭いところをへつったりも強いられたが沢沿いを大体歩くいて下れる。
もう少しで突堤だしまあいけるだろと思っていたら
天然のウォータースライダー登場。
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覗き込んでみる。アウトーーー!!!!
これは無理。お金もらえても無理。
左岸サイドの支流合流先尾根を登り上げる。
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慎重にトラバースして先に進める箇所を探す。
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ウォータースライダー先も狭まっていて装備なしには進めないようだなと崖上から観察。
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沢に降り立つ。
突堤はすぐそこなのに沢が狭いなあ。
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すぐに広くなった。
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そして突堤へ。ついたついた。これで生きて帰れる。
まあ沢沿い歩きだから無傷で帰れる前提ですけどね。10:07。
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突堤の左サイドに登り腐った木を乗り越えて林道に戻る。
後は沢沿いに破線林道を歩くだけ。
無事レガシィが待つ出口にたどり着く。10:22。
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今回のルート。沢の部分ではGPSが結構ズレているがまあ大体こんなもの。
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この地図は電子地形図25000(国土地理院)を加工して使用しています(令和元年手続改正により申請適用外)

ハンターには遭遇しなかった。石倉山東サイドは獲物が少ないのかな。
3時間足らずの山歩きだが中々楽しめた。
まだ時間はあるので次の目的地、三ノ宿山へ移動する。

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