東が見切れたパノラマ写真(拡大可)
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ここまでの軌道
この地図は電子地形図25000(国土地理院)を加工して使用しています(令和元年手続改正により申請適用外)

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さてハンターさんに話を聞いてみると今牧場側から鹿を追いやって狩りをしているらしい。
僕が下りで使う予定の斜面では狩らないが北東サイドとかは別グループが狩っているかもとのこと。礼をいい横根山に向かう。

道に沿っていくと遠回りな気がして軽く藪に入ったが雪が薄く積もっている上に潅木が茂っており時間を余計に食った。
大人しく標識に従い歩く。井戸湿原との分岐をすぎ登山道を軽く歩けばすぐそこに横根山。
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木の階段を登り上げ到着。11:03。
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横根山山頂も展望は中々。
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山頂の東屋には先客が一人。上五月のほうから歩いてきたらしい。南東か。
タイミングはほぼ入れ違いで僕が休憩している間に出発された。
朝食べた餅6個が利いているのかお腹はそんなにすいていない。
お握り一つかじり軽く休んで出発。
方塞山の鉄塔目指して北西へ。

途中の道は西が拓けている。
とんびが舞う空。赤城山にも雪はない。
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目指す鉄塔と売店(冬季休業)
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車は一台も停まっていない。まあ物好きハイカーかハンターしかこないか。
舗装路→関東ふれあいの道へとチェンジしつつ鉄塔へ進んだ。

11:45。鉄塔・方塞山(1388m)に着いた。
天気は下り坂か。ガスって景色が悪くなってきた。夕方までは降らないようだが少し急ごうかな。
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さて休むかそのまま進むかどうしようかと思っていると第三ハンター登場。
若手のソロハンターのご様子。三枚岩北西の湿原のほうから登ってきたらしい。
三枚岩の先まで稜線を歩きその後湿原に下りつつ鹿狙いだとか。
僕と途中まで進むほうは同じだ。なんともなしに一緒に歩き出す。

いい機会なので歩きながらハンター事情を色々聞いてみる。
ハンターさん曰く僕もそうだが登山道を歩く人の熊対策が熊スズのみなのが信じられないらしい。熊は怖いよと。
ライフルならいいけど散弾銃だと威力が弱くて熊には通じず逆にやられるとのこと。
熊強いな。そんなのストックじゃ対抗できないじゃないか。
でも熊に遭遇してどうしようもなかったら狩るが最近は個体数が減っているから熊狩りは自粛するように言われているとのこと。基本イノシシと鹿らしい。猿は基本的には狩猟対象ではないとか。

誤射されない対策を利いてみた。僕のザックはオレンジ色で目立つから誤射対策にはいいらしい。しかし老ハンターは目も判断力も落ちているから誤射はありうるとのこと。また熊スズも老ハンターは耳が悪いからあまり効果ないよとのこと。とはいえ誤射に遭う事はまずないらしいが。ハンターの世代交代が成功することを祈るしかない。

二人して歩いていると登山客に遭遇。どちらから着ましたかとハンターさんが訪ねる。
麓の古峰原から登山道のようだ。
果たしてハイカーから見た僕ら二人組みはどんな感じなのか。

シーズン以外に狩猟されている時はどうすれば分かるのか聞いてみると標識を立てるらしい。みー猫さんがこの前足尾で見たというあいつか。わりとシーズン外も狩りはしているらしいが今までたまたま見なかっただけなのかな。

ハンターさんは地元の人ですぐ近くに住んでいるらしい。今日はソロなので犬も連れてこなかったとのこと。ソロの猟は獲物が取れないことがほとんどらしい。

逆に僕が聞かれたことを答えたりしながら歩いていると三枚岩についた。
話しながらだと体感早い。12:11。
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そのまま少し歩くと林の中に青テープが。あれが古峰原のピークかな位置的に。
ハンターさんに目的地ありましたと話す。変なとこにあるねと言われるが僕もそう思う。これ位置知らないと見つからないんじゃないか。こっちにこいとの標識ないし。
お気をつけてとハンターさんとここでお別れ。1377.9三角点の古峰原。
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さて行きがけの駄賃の所要は済ませた。むしろハンターさんとの対話がメインになったが。方塞山まで引き返そう。
ちなみに道中はこんな感じで霜柱はかなりごつかった。
まあ例年なら雪に埋もれているだろうが。途中で二人ほどすれ違う。
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12:35くらい。方塞山に帰還。ハンターさんと二人の時に声をかけた登山客が休憩していた。
"ライフルの人はどうしたんですか?"
"行き先が違うので別れました"
まあハンターさん赤の他人だからね。

お握りを食べつつ情報交換。
この方去年もきたのだが雪が膝上まであり方塞山までこれなかったとか。また夏にきた時はアブが酷くて最悪だったとのこと。
僕のルートを話すと道をないとこを歩くのは怖くて無理だとか。まあ一般的意見はそうか。僕は未知がないとやる気が出ないけど。

お気をつけてと別れて下りに掛かる。一先ず南西に進み舗装路の三叉路を目指す。
牧場に出てからそれなりに歩いたなあと象の鼻の方角を。DSC00640


13:00。舗装路に降り立つ。お楽しみの未知斜面はすぐそこだがうまい事下らないと林道ではなく川に出てしまう。狙いは橋の先のヘアピンカーブ先端だ。

なだらかなのはいいが割りと複雑な地形なのでどこから下り始めるかが難しい。
西にしばらく進んで適当にここからくだりに入る。目印とかはないしいらない。
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落葉した広葉樹の斜面を下り雪の薄く積もる植林帯を歩く。
小川は凍結している。
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どこでも歩けるなだらかさなので方角を合わせて少し西よりに南へ。
別の小川沿いに歩くと踏み跡らしきものが浮かび上がって?
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まあその先南東に向かっていったので南へ適当に進む。
自然林と植林が混ざる。
小川が合流し深くなってきたので西に渡りトラバースしつつ回避。
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凍った小川を渡り進む
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なだらかな尾根や小川をいくつもトラバースしたり横切ったり。
南南西へ向かっていく。
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ようやく林道近くで目標の尾根に乗れた。
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まあ末端近くは急で尾根から移ったんですが。
踏み跡らしきものを辿るとピンポイントで法面回避し橋のたもとで林道に脱出。13:48
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後はおとなしく林道を歩く。空はすっかり曇ってしまっている。早めに帰って洗濯物取り込もう。

途中で第四ハンターに遭遇。東側の川の対岸を見ている。連絡係りかな?
僕の下山路の方角は話に聞いていたとおり狩りをしていなかったようで。

ショートカットしつつ退屈な林道を下る。舗装路になった。
しょぼい氷瀑
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林道分岐まで降りれば車はすぐ。14:30。お疲れ様でした。
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下山路。複雑な地形なのでGPSなしで下りはやめた方がいいと思う。
まあここ下る物好きが僕以外にいるとも思えないが。
この地図は電子地形図25000(国土地理院)を加工して使用しています(令和元年手続改正により申請適用外)

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ハンターさんの生きた話も聞けたし未知も歩きつつ栃木百名山を二つ歩けたので短いながらも中々満足できる歩きだった。しかし横根山周辺はこの季節かなりハンターの手が入っていることが分かり、次にこの山に狩猟期に来ることはないだろう。もし行くなら平日でもないと藪漕ぎはやめた方が無難だ。

来週は大寒波到来でいよいよ雪山デビューが近づくかもしれない。
逆に言えば1000m超えの藪山はしばらくお預け。
ハンターさんとのカチあわせを避ける意味ではいいかもしれないが。
来週日曜晴れたらどこにいこうか。天気と気温次第である。
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コメント

 コメント一覧 (4)

    • 1. 瀑泉
    • 2016年01月17日 22:44
    • 横根山界隈のハンター情報,ど~もです。
      地蔵岳や勝雲山界隈を片付けてしまおうかとも思っていたんですが,ここまでハンターが多いと,止めておいた方が無難みたいですネ。
      ハンターさんの話,中々,面白かったでしょう。確かに最近は,害獣駆除で狩猟期間が延びたりするし,ハンター自体が絶滅危惧種なので,高齢者の狩猟免許の更新も甘くなっているという話を聞きますヨ。
      それにしても,相変わらず面白いルート取りで。
      そして,いよいよ来週は,雪山デビューですかネ。
    • 0
      ふみふみぃ

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    • 2. みー猫
    • 2016年01月18日 00:35
    • こんばんわ。
      今回のふみふみぃさんのルート後半は実は画策していたルートです(横根山だけでもう少し小回りの予定でしたが・・・)様子が分かり参考になりました。ところで、熊さんで少しまえに気付いたことがあって、どうもキジだと思うのですが、あの低い唸り音を羽音のような感じで発するような気がするのです。何度も唸られた状態があったのですが、その場合は姿は見ていないんです。はっきり見えた3回は唸られず熊さんが去ってくれました。鈴を付けないと至近でシカに何度も出くわすことがあったので鈴有りの効果は間違いなくあると思いますが、3回とも鈴は鳴らしてたが熊さんには聞こえてなかったようです・・・キジの話に戻りますがそれが熊さんなのか唸られて姿が見えない時に確認する勇気はとても無いので真相は?です。もちろん目耳の不自由なハンターはもっと怖いので、今回は運が良かったですね。白タオルは鹿の尻と間違われるので避けるべきだそうです。
      みー猫
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      ふみふみぃ

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    • 3. ふみふみぃ
    • 2016年01月18日 20:15
    • 瀑泉さん、こんばんわ。
      勝雲山・地蔵岳までいくとどうなんでしょうね。横根山・三枚岩周辺はハンターさんによってどこも包囲網敷かれている感じで近づかないほうが無難と思われます。
      普段得られない情報なのでためになりました。若手のハンターさんからすると目・耳が衰えた方に関しては思うところもあるようでしたね。絶対数が少ないので複雑な思いなのでしょうが。
      地形図を見て前々からこの南西斜面は気になっていましたので。
      雪山デビューは天候と歯の治療しだいですね。友人も行きたくてうずうずしているようで。
    • 0
      ふみふみぃ

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    • 4. ふみふみぃ
    • 2016年01月18日 20:22
    • みー猫さん、こんばんわ。
      計画しておられましたか。複雑な地形などと大げさなことを書きましたが舗装路からの突入地点を私が入ったところではなくもう少し先の法面開始地点からにして南東に進めば橋のたもとに綺麗に出られると思います。
      まあもっと西側でも地形図の法面さえ回避すれば林道にうまく出られるはずですが。
      キジですか。キジには出会ったことがないので音を判別する術はないのですが唸り声の正体を確かめる勇気はないですよね。真相はまさに藪の中でしょうか。私も熊鈴はつけ続けるつもりです。他に手段ないですし。
      ハンターの飛び道具が一番怖いですよね。予期できませんしワンワンもいない場合。白タオルは誰かの記事で危ないとの記述を見て青や赤にしています。
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      ふみふみぃ

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