2016.2.27(土)
不動滝の駐車場-植林帯取りつき-645.3三角点-谷間の作業道-座間峠-白萩山-残馬山-三境山--三境山西尾根-舗装路横断-田黒山-不動滝の駐車場


今週末はM崎君と雪山の予定だったが、水曜朝M崎君から体調崩して高熱が出たので今週は無理との連絡が。それインフルエンザじゃないのか。急いで医者へ行けと返信。
一昨年僕はインフルエンザにかかったのだが39度程度じゃインフルエンザじゃないだろうと市販の風邪薬を飲んで寝込んでいたため、特効薬なしでインフルエンザと真っ向勝負するはめになり酷い目に遭った。土日は動けず、症状が治まっても喉がやられて一週間くらい声がまともに出なかったのである。

それはさておき、一人なら花粉が本格的になる前にもう少し低山を歩こうと今回も猟期の終わった群馬に行くことにした。ターゲットは袈裟丸山が眺められると推測される座間峠から三境山の区間だ。取り付きと下りでオプションをつければそれなりに充実した歩きになるはず。突如として降った木曜の雪が気になるところではあったが。古河では朝起きたら数cmつもり昼には消えたあの雪、山ではどうなっていることか。

起きてからのんびりしていたら出発が遅れ、不動滝の駐車場に9時前に着く。
9:10頃出発。童謡ふるさと館の向こうに見える雪山は赤城山かな。
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このまま西へ行き童謡ふるさと館の向こうから回りこむと登山口があるようだが僕はそこに用などない。法面切れたらオープニングショートカットだ。
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計画通り登山道に遭遇するが、ここはスルー。登山道を横切ってそのまま奥の植林帯に突入だ。9:18。
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微妙に尾根に乗らずに登っているが気にしない。植林帯の斜面だからどうにでもなる。
標高500mくらいで地形図にない林道が横切る。
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ルートが林道でぶった切られてしまったので適当に取り付き場所を探して尾根形にのり斜面を上がっていく。
植林帯の急斜面を登っていくと勾配が緩んで自然林へと変わった。9:40。
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少し休憩してから歩き再開。気分よく歩いて振り返る。
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軽く藪っぽいが踏み後有り。
645.3三角点到着。やはりあったかR・Kさんの板。9:54。
じわりと汗をかいたので一枚脱ぐ。アップルパイをかじり休憩。
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帰ってから仮面林道ライダーさんの記事を読んでいたら登山口から南西へ歩いて法面切れ目から直接尾根でここに登ろうとすると取り付きの角度がかなり急で難しいようだ。
明確な尾根にこだわらず、ずぼらな植林帯歩きを北から慣行すればくることはできる。
適当植林帯歩きが良いか悪いかは別として。そこのところ僕は人があまり歩いていないルートならそれでいいので拘りはない。

歩き再開。南の鞍部へ落ち葉に気をつけ下る。北東の谷間は登ってこれそうだった。
林道利用からの谷間ルートが一番早いのかも。西の谷は無理だな。
登り返しは少し岩っぽいが問題はない。
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登ったところからの展望はよくて。
袈裟丸山が霞んでよく見えない。照れ隠しかな?全貌を見せてくれ。
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しかし登った先のここ、地形図にない立派な未舗装路が通り法面で固められている。
地形図の西側にある実線が尾根をぐるりと回って東サイドへと続いていくと思ってもらえれば良い。
法面のせいで狭まった尾根を歩く気に離れず未舗装路を歩いていく。
平成19年に作られたようだ。
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平成21年に作られたらしい法面横を通っていくと残雪登場。
振り向けば袈裟丸。
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どこから尾根に復帰するかと考えていると法面の切れたところに水で削られたように土が露出した切れ目がありそこから尾根に乗れそうではあった。
でもそこから先は登山道のはずでありこんなラフな取りつきではないだろうとスルー。
しかし帰ってから仮面林道ライダーさんの記事を見ていたらそこが正しい取り付きだった。やってしまいましたなあ。



正しい取り付きをスルーしてしまった僕は一部崩壊しかけた林道を通り南東へ進んでいく。
写真の下が正しい取り付きへと登っていく登山道、上が実は登山道でもなんでもないのだが進行方向はあっているので僕が進んだ作業道。
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日光の山は霞んで見えない。
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獣の足跡しかない残雪の林道を進む。
まあ登山道は尾根上なのに今僕がいるのはトラバース作業道なので登山道じゃないんだろうなとは気づいていた。別に横の斜面を上がって登山道に合流してもいいのだが他人の逆を行きたくなるのが人情というもの。そのまま進んでいく。
作業道は倒木の谷間についた。10:25。
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倒木を跨ぎつつ進む。どうやら奥まで道は続いており谷間の左岸尾根(登山道)と右岸尾根の合流するところまで登っていけそうな空気がある。このままいってみよう。
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結論、微妙なところで唐突に道が消えた。
奥に見えるのが正しい登山道のある尾根、トラバースするには急斜面の雪が厳しい。
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見上げるとこんな感じで。尾根合流地点まであとすこしなのになあ。
急斜面トラバースよりかはましだろうとそのまま雪の斜面を潅木便りに登ろうとしたが雪でずるずるっと滑る(ただの軽登山靴装備)。
これはやばいと切り株に腰掛けチェーンスパイク装着。
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こいつ、できる。雪が軽く積もった斜面にしっかりフィット。安心して歩ける。
なだらかなところまで登り一安心。
登山道に合流。
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谷間で標高を稼いだのか草木湖が少し遠く。
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このうっすら霞んでいるのが心憎い。
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大人しく雪の残る登山道をざくざく歩いていく。
雪のしたは凍っているか落ち葉でどちらにしろろくなものではない。
尾根上に歩けばいいんだろ?と途中でトラバースしていく登山道を無視してそのまま登ると座間峠の東側に上ってしまった。
仕方なく西に少し下って座間峠。11:08。
普通のルートならこんなに時間はかかりません。
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疲れたので一休み。雪もあるし少し寒いなあ。

歩きを再開。前方でガサゴソ落ち葉を踏む音が。
様子を伺うと藪の中にオラついたとんとん(猪)軍団が。写真を撮って後輩に見せてやろうと近づくがブヒブヒと小走りで逃げられてしまった。10匹ぐらいいたけどサイズがあまり大きくなく、離れていたので恐怖は感じなかった。

尾根の北側は雪があるが日当たりのいいところは雪なし。
これならチェーンスパイク外そうかなと思っていたが
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岳山の稜線へと登るところではすっかり雪景色。
踏み後もわからないし適当に登る。
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稜線に登り南西の小ピークが岳山かな?と向かってみるが白萩山だった。
はて?どういうことかと思ったが帰って調べてみると以前の岳山という名前は間違いだったらしい。色々有るんだな。山の歴史とか由来を研究してる人は大変だ。
日当たりが良いのか雪は軽く溶けている。11:35。
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ここまでの軌跡
この地図は電子地形図25000(国土地理院)を加工して使用しています(令和元年手続改正により申請適用外)

無題

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