飯の前に天気がいい今のうちに風景を見ておこう。
展望台に登る。

素晴らしい展望が広がる。一方面何やら薄暗いがまあいっか。
この前隣に行きながら見えなかった浅間山まで見えた。
やっぱり僕は空を見るのが好きだなあ。
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朝何だか面倒だから二度寝しようとか二日連続で疲れてるから丸岩岳までで帰ろうとか思った瞬間もあったがここまで来て正解だった。満足満足。

そして今日のメインテーマ、チキンラーメンにお湯を注ぐべく沸かし始める。
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時間も昼時からずれているし誰もこないので山頂独り占め。
のんびりと風景見ながらラーメンをすする。こういうの、アウトドア満喫している感じがして好き。

ゆっくり休んで13:50頃、歩きを再開。624地点目指して南東へコンパス合わせて下り始める。
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しばらくはテープ類もありそれなりに歩かれていると推測は出来た。
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さて14:06、1080mくらいの小ピークから南東へ進むのだがここから先、テープが消えた。つまりはやりたい放題のボーナスステージに突入というわけだ。やったね。
この時の僕はここから先の稜線を舐めていた。現実はいつでも厳しいのだ。

南西と東北東の支尾根に引きずり込まれないように尾根形を避けて南東の急斜面を下りる。
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しかし右に見えた尾根形も南東にしっかり向かっていることに気づく。なんだ急斜面歩く必要ないじゃないか。等高線が密で尾根なんてないと思っていた。トラバースして尾根形で下る。
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平坦になり植林と自然林の狭間を991地点へと緩やかに上り返す。991地点何もなし。
その先の南西支尾根のほうへと植林はおさらば。自然林の気持ちのいい稜線を歩いていく。
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ドングリや栗が豊富に落ちている。ここ数日の物と思われる熊糞も落ちている。にわかに緊張感が増すが確率的には昨日の今日でまた会うことはなかろうと楽観視してみる。
イガグリの中身はどれもないなあ。食べられてしまったのか。

991地点と875地点の中間くらいにある小ピーク、14:40。
平坦でちょっとした広場。テント張れそう。水場はないけれど。
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何もない875地点を過ぎて下る辺りから植林帯に入る。
その先の小ピークへ登り返して14:55。
二日間の疲れで大分足が重い。足が攣る前にここで一休み。水を飲んで足を揉み解しておく。後から考えればここで疲れを少し癒しておいて本当に良かった。
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地形図の佐野市、の漢字がある手前辺りか、危険な香りがし始める岩めいた細尾根。
警戒しつつ進むと一枚岩の登り下り。
まあこのくらいはどこでもあるよなーと思いつつ下りは急なので慎重に行く。ずるりと行ったらゲームオーバーは免れない。
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その先が短いが最大瞬間風速で冷や汗が出たところ。
写真を拡大してみて欲しいが真ん中の松の奥に岩があり尾根を塞いでいる。
致し方なく通ったのが写真の松左に見えているすごく狭いところ。片足しか乗せられないので恐る恐る行く。
その先は狭い岩の上によじ登り通過した。
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振り返る。真ん中の尖った岩の右の狭いところ、ここに片足は置けるし本当に一瞬でしかないのだが怖さは半端なかった。
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デンジャラスゾーンは続く。
上から覗いてでかい岩を真っ直ぐ下りるのはとても無理と判断したが巻くにも難しく写真真ん中左辺りに巻いて出てから真ん中左の溝のようなところを岩と潅木三点支持で下りた。手足長くて本当に良かった。
下りてから見上げた。ロープは持ってきていたがうまく使えたのかなあこれは。
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次の大岩は右から回り込んで落ちても死なない急斜面を潅木掴んで尾根復帰できるので気楽だった。
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その先は少しだけ岩めいたところを過ぎると地面の稜線。一先ずの危機は去ったようだ。
死ぬ気はしなかったしいけるとは確信していた。でも怖かった。
この先はもう危険地帯はない、そう思っていた。

久々に人工物を見る。先端を齧りとったヌシのことは考えないようにしたい。
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標高700mくらいからだったか急に尾根上に針葉樹の幼木が繁茂する。しばらくかき分けながら進んだ。
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標高630mの鞍部周辺は東サイドが伐採されていて展望地。プチ危険地帯を抜けたご褒美かなー。この鞍部周辺だけ尾根東サイドには網が張られていた。
南東方面。
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こちら側から見る東蓬莱山は結構貴重?
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登り返しは岩場。網固定する針金が尾根にナナメに伸びていてとても邪魔。
岩と網の間の隙間をよじ登るのがちょっと面倒だった。
振り返って。そこそこ角度急な岩場だったので鞍部はもう見えない。
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陣地が見えてる?雲が青空に映える。
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もう少しだけ続く。