飯の前に天気がいい今のうちに風景を見ておこう。
展望台に登る。
展望台に登る。
朝何だか面倒だから二度寝しようとか二日連続で疲れてるから丸岩岳までで帰ろうとか思った瞬間もあったがここまで来て正解だった。満足満足。
時間も昼時からずれているし誰もこないので山頂独り占め。
のんびりと風景見ながらラーメンをすする。こういうの、アウトドア満喫している感じがして好き。
のんびりと風景見ながらラーメンをすする。こういうの、アウトドア満喫している感じがして好き。
さて14:06、1080mくらいの小ピークから南東へ進むのだがここから先、テープが消えた。つまりはやりたい放題のボーナスステージに突入というわけだ。やったね。
この時の僕はここから先の稜線を舐めていた。現実はいつでも厳しいのだ。
この時の僕はここから先の稜線を舐めていた。現実はいつでも厳しいのだ。
ドングリや栗が豊富に落ちている。ここ数日の物と思われる熊糞も落ちている。にわかに緊張感が増すが確率的には昨日の今日でまた会うことはなかろうと楽観視してみる。
イガグリの中身はどれもないなあ。食べられてしまったのか。
イガグリの中身はどれもないなあ。食べられてしまったのか。
何もない875地点を過ぎて下る辺りから植林帯に入る。
その先の小ピークへ登り返して14:55。
二日間の疲れで大分足が重い。足が攣る前にここで一休み。水を飲んで足を揉み解しておく。後から考えればここで疲れを少し癒しておいて本当に良かった。
その先の小ピークへ登り返して14:55。
二日間の疲れで大分足が重い。足が攣る前にここで一休み。水を飲んで足を揉み解しておく。後から考えればここで疲れを少し癒しておいて本当に良かった。
地形図の佐野市、の漢字がある手前辺りか、危険な香りがし始める岩めいた細尾根。
警戒しつつ進むと一枚岩の登り下り。
まあこのくらいはどこでもあるよなーと思いつつ下りは急なので慎重に行く。ずるりと行ったらゲームオーバーは免れない。
警戒しつつ進むと一枚岩の登り下り。
まあこのくらいはどこでもあるよなーと思いつつ下りは急なので慎重に行く。ずるりと行ったらゲームオーバーは免れない。
その先が短いが最大瞬間風速で冷や汗が出たところ。
写真を拡大してみて欲しいが真ん中の松の奥に岩があり尾根を塞いでいる。
致し方なく通ったのが写真の松左に見えているすごく狭いところ。片足しか乗せられないので恐る恐る行く。
その先は狭い岩の上によじ登り通過した。
写真を拡大してみて欲しいが真ん中の松の奥に岩があり尾根を塞いでいる。
致し方なく通ったのが写真の松左に見えているすごく狭いところ。片足しか乗せられないので恐る恐る行く。
その先は狭い岩の上によじ登り通過した。
デンジャラスゾーンは続く。
上から覗いてでかい岩を真っ直ぐ下りるのはとても無理と判断したが巻くにも難しく写真真ん中左辺りに巻いて出てから真ん中左の溝のようなところを岩と潅木三点支持で下りた。手足長くて本当に良かった。
下りてから見上げた。ロープは持ってきていたがうまく使えたのかなあこれは。
上から覗いてでかい岩を真っ直ぐ下りるのはとても無理と判断したが巻くにも難しく写真真ん中左辺りに巻いて出てから真ん中左の溝のようなところを岩と潅木三点支持で下りた。手足長くて本当に良かった。
下りてから見上げた。ロープは持ってきていたがうまく使えたのかなあこれは。
その先は少しだけ岩めいたところを過ぎると地面の稜線。一先ずの危機は去ったようだ。
死ぬ気はしなかったしいけるとは確信していた。でも怖かった。
この先はもう危険地帯はない、そう思っていた。
死ぬ気はしなかったしいけるとは確信していた。でも怖かった。
この先はもう危険地帯はない、そう思っていた。
もう少しだけ続く。
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