上り返した700m台地は平坦地面の植林で世界は平和になったと思った。
このまま624地点まで心穏やかにいけるはず。16:03
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事情が変わった。
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そしてラスボスが現れた。
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もう本当後少しなのに・・。とりあえず下まで行って見上げてみると離れてみた時に思ったよりは平面な岩場ではなく使えそうな段差がある。
三ヶ月前なら逃げ帰るところだが今の僕にはなんとなく攻略ルートが見えるので挑むことにした。潅木、岩、根っこと使えるやつらはなんでも使いよじ登った。
思ったよりは危険は感じなかったのは岩が脆くなかったからだと思う。

もう大丈夫だ、後は624地点手前のピークに登るだけ。
しかしまだ何かあった。
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南西と北東に別の支尾根があり、特に先日北東支尾根から登っているのでそっちに回り込めば100%僕の勝利は確定である。
でも下から見上げた感じ岩をよじのぼるとはいえ角度は甘めの段差ありなのでここまできたからにはこの尾根完璧に歩ききりたい。
よじ登る。さっきのラスボスよりは大分マシだが足が持ち上がらず膝を乗せて乗り越えるところもあった。

16:27、登り切って624地点北の小ピークに到着。大勝利。
これで二月末の歩きと合わせて熊鷹山から末端の蓬山城跡先までこの稜線を完全に繋ぎきった。
短い稜線だが思わぬ試練があり、見向きもされないような地味尾根をこっそり歩ききった達成感はひとしおだ。
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感動に浸るのは車に戻ってからにしよう。
624地点を通過。その先の南西へと伸びる支尾根を下りようと地形図で目星をつけていた。
しかしいざいってみるとかなり怪しい空気がする。これは行ったらダメなやつだと僕の短い経験からくる勘が告げている。
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予定変更。少し尾根を南東に下り地形図の谷間っぽいところの植林を下ることにする。
ちょっとしたサイズの石がゴロゴロしている植林帯の急斜面だが伐採放置の木々がストッパーになり危険は感じない。

右手にさっき断念した尾根。すっと切れ落ちている。やっぱり素人お断りじゃないか。
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17時くらいには下山できそう。
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斜面をずりずりと降りていったがジャリジャリの石たちが面倒になったので左手に見えてきた尾根形にトラバースして乗る。
しかし末端は川に切れ落ちていた。
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左側の斜面にトラバース気味に下りていくと狭い踏み後発見。林道関係者によるものと判断。ジグザグに下へと導いてくれるので従う。
ゴールは近い。
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17:10、レガシィに辿りつく。今日もお疲れ様でした。
舐めてた下りで結構疲れた精神的に。

今回の軌跡
この地図は電子地形図25000(国土地理院)を加工して使用しています(令和元年手続改正により申請適用外)

無題

GPS軌跡、取り付きとゴールが少し東にずれているがまあ気にしない。

奈良部山、丸岩岳、熊鷹山と巡る歩きはネットに一杯転がっているが小戸川から向かうのはどれも奈良部山の北東尾根を小戸川登山口から取り付き熊鷹山の南登山道から戻る、もしくはその逆のルート取りばかりだ。
そういう杓子定規な歩きばかりなの、気に入らない。だから僕みたいな未熟者でもこういうルート取りできるんだからもっと他の地味尾根達にも目を向けて欲しいなと思って歩いた部分もある。まあ僕のブログを見て頂いている方々は地味尾根に目を向けて居られる方ばかりなのでここで公開しても特に効果はないんですけどね。
後から調べたらヤマレコで一件だけ僕の歩いたルートをもっと南から、例の奈良部山の南南東尾根も通過して歩いている人がいてぐっときた。僕ももっと精進せねばならない。


ともあれ天気も良くなり好展望な場所も有り修行も出来て充実した歩きだった。奈良部山の南南東尾根もいずれ。
まあ連日でちょっと危なっかしい歩きだったのは否めないので来週は心穏やかなところを見繕ってのんびり歩こうかと思う。わざとではないが何だか危険度が急上昇しているのでここらへんで心穏やかな尾根歩きに回帰したい。
まだどこへ行くか何も考えていない。花咲く季節へのストックは溜めてあるのだが。


前日の赤倉山西尾根の写真で申し訳ないのだが、このツボミは何か花が咲くんでしょうか。それとも葉っぱだけ?花が咲くなら今度見に行きたいのだが。生憎僕は植物に疎くて調べてみたがよくわからないままなのであった。
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コメント

 コメント一覧 (6)

    • 1. 瀑泉
    • 2016年03月22日 23:37
    • 熊鷹山南東尾根,お疲れ様でした。
      いや~奈良部,熊鷹山界隈の険しさは承知していますが,ナルホド,南東尾根はこんな感じでしたか。
      奈良部山の南南東尾根も南西尾根も歩いているケド,ラストの650m峰への登りなど,見た感じ,此方の方がレベルは上なんじゃないかなぁ~。南南東尾根は其処まで神経を使わないし。
      まぁ,何にしてもいずれ歩かなくちゃいけない尾根だから,色々と参考になりましたヨ。
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    • 2. サクラマス
    • 2016年03月23日 04:12
    • 熊鷹山からの進行がイメージできませんでしたが、小戸川と大戸川の間でしたね。瀑泉さんも仰ってますが、この界隈は岩がちな部分が多く思わぬところでハッとするような場所もあるのでしょう。繋ぐことができて充実感あるのも頷けます。最後に花の件ですが木肌を見るとミツバツツジのような気もしますが、いかんせん写真ですので確信は持てません違ってたらゴメンなさい。
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    • 3. きりんこ
    • 2016年03月23日 09:24
    • おはようございます。
      熊鷹山の南東尾根、烏ヶ森さんが歩かれた記録を以前読み、そんなにシビアなところはないと思っていました。おかしいなぁと改めて烏ヶ森さんの記録を見ると、ラスボスの手前で降りられたようですね。実は、もう少し日が長くなり、花粉も落ち着き、且つヒルが活動する前を狙って、近沢峠〜熊鷹山〜南東尾根末端の周回を目論んでいたのですが、この様子だと最後に時間がとられ、焦りから思わぬ事故につながりかねませんね。計画の練り直しをすることにいたします。貴重な情報、ありがとうございました。
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    • 4. ふみふみぃ
    • 2016年03月23日 19:50
    • 瀑泉さん、こんばんわ。
      前回624m地点から南へ歩いた時に軽い岩場があったので今回も在るかと予想はしてましたが思ったより険しかったです。コース中の極一部だけなのですが。基本的にはそんなアップダウンも感じないしのんびり行けますよ。
      奈良部山の南南東尾根と実際両方歩いて比べてみたいところですね。
      通過はできるけれど横に滑れば一発アウトで巻けません、という感じの岩場だったので雨上がりや風の強い日を避けて慎重に行けば大丈夫だと思います。
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    • 5. ふみふみぃ
    • 2016年03月23日 19:57
    • サクラマスさん、こんばんわ。
      山名のないところですからイメージ付きにくいと思います。
      取り付き尾根も露岩が出てましたしある程度予想は出来ましたがもう少し安全にいけると思ってました。充実感と達成感は中々です。
      ツツジの仲間で花が咲きそうであれば十分です。私はツボミらしきものから葉が出るのか花が咲くのか判別付いてないレベルですから。花が咲く頃に期待してまた散策したいですね。
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    • 6. ふみふみぃ
    • 2016年03月23日 20:06
    • きりんこさん、こんばんわ。
      なるほど、烏ヶ森さんは東蓬莱山からぐるりと回って歩いていたのですね。>>巻き道を探すも両サイドとも切れていて難しい。思い切って岩に攀じ登って、何とか通過する、烏ヶ森さんと同じ感じに乗り越えました。地形図佐野市表記の辺りに第一弾は凝縮されているので時間は短いんですよね。ラスボスは下から見上げれば写真で見るよりはなんとかなる感覚があります。枯れた潅木だけ注意でしたが。根っこも掴んだ気がしますがまあそれは私のルート取りの問題でしょう。
      危険箇所は限られており私の足で前回と合わせて熊鷹山から末端まで5時間ですからきりんこさんならサラっと歩かれてしまうかもしれませんが岩場がサイドに滑ったらアウトなので焦らず余裕もって歩かれるのは英断だと思います。
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