2016.4.30(土)
神子内 -神子内林道 -黒沢左岸尾根 -1本東の中間尾根 -半月山東南東尾根(手焼沢右岸尾根) -半月山 -狸山 -茶ノ木平 -細尾峠 -薬師岳 -地蔵岳 -ハガタテ平 -廃作業道 -渡渉 -神子内

ロングコースを歩いたのだが前置きもかなり長い。

GWは5/6だけ有給を取るつもりだった。しかし4月最終週無茶なスケジュールで営業からサンプル依頼をされ腹が立ったので5/2も休んで10連休にした。一応仕事なので依頼は済ませた。
さてGW早速山にいくぜ!と行きたいところだが4/29は開発部のゴルフコンペ、幹事なのでサボれない。雨上がりで湿っぽいゴルフコースを隣の岩山に登るハイカーを羨望のまなざしで見つめつつ回った。それなりに気分良く回れたのはいいがスコアはイマイチ。でも後輩達がもっと不甲斐ないスコアだったため次回も幹事をすることになってしまった。

気分を切り替えて4/30は一日山に費やせる。何やら3月下旬並みの寒気が来るというのが怪しいがまあ暑いよりはいいだろう。行き先は前日光の辺りと決めていた。

古の時代、日光開山の祖である勝道上人は古峰神社より地蔵岳から薬師岳、細尾峠、茶ノ木平等を通り中禅寺湖へ至ったらしいが続けて茶ノ木平のその先、狸山、半月山へと繋がる稜線までは旧足尾町の境界に当たるようだ。さらにその先、社山の方へ向かえば中禅寺湖南岸、シャクナゲさんの生息地に至る。
かつて修験道を極めんとしたものたちが禅頂行者道、古峰神社から茶ノ木平、中禅寺湖に至ったのであれば、石楠花道を極めんとするものはその先の半月山、社山へと繋げていくのは極々自然の流れといえるだろう。

さて先日野球親爺さんが一の鳥居から地蔵岳を歩かれた記事を読んだ。その時僕は古峰神社の東から872地点経由で一の鳥居からの尾根に乗りあげ、地蔵岳、そして南西の行者岳達へと縦走するルートを考えた。このルートが本日の最有力候補だったのだが前日光のアカヤシオ情報を集めていると4/26の時点で標高1350mの明智第二トンネルの上でアカヤシオが見頃との記録を見つけた。僕の予想では1200m程度が見頃と思っていたがどういうわけかこの辺りはアカヤシオがかなり標高上まで来ているようだ。

そこでルートを変更し標高の上がる地蔵岳-細尾峠-半月山稜線の長距離縦走を企てることにした。スタートは間の神子内。半月山まで一気に900m標高を上げた後アップダウンを繰り返し長距離縦走、取り付きと下りは非登山道の大体ろくでもない歩きではある。半月山と地蔵岳を繋げて歩いた記録は数件見つかったのだが一方通行で周回ではなく日帰りでもない。つまり何時間掛かるか不明。
下りは地蔵岳西のハガタテ平から適当に神子内側に下りるとして問題は半月山への登りだ。1434地点から上は半月山東南東尾根を利用する以外手は無いのだがそこに至るまでは色々考えられる。素直に歩くのであれば昨年きりんこさんが歩かれた地蔵滝辺りから手焼沢右岸尾根だろう。しかしそれではつまらないし石楠花上人も認めてはくれない。そこで少し南に移動し神子内林道、黒沢左岸尾根 、1本東の中間尾根と進み半月山東南東尾根(手焼沢右岸尾根)に1400m級小ピークで合流するルートをとることにした。何故黒沢左岸尾根をそのまま登らないかというとなんか植林帯で飽きそうだからである。

長くなったがそういうわけで何時間かかるのか分からない長い旅路へと出かけることになった。


何時間かかるか不明なので早く歩き始めるに越したことは無い。三時過ぎに家を出て買出しを済ませつつ五時くらいに駐車地、857.9地点のチェーン取り付け場についた。久々に日光側から来たが速いなあ。
一台既に駐車しており川原にテント発見釣り人かな?
準備をして5:10、歩き出す。水は4.5L持った。
まずは車道を南進して神子内林道入り口まで。一日天気が持つといいなあ。
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5:23、林道入り口に着くとゲート前に車が停まっておりタープが張られ食事中?の人がいたため挨拶。釣り人かどうかは聞かなかった。

ここから先は半月山までよくわからないルート取りをするので先に地形図を示す。
この地図は電子地形図25000(国土地理院)を加工して使用しています(令和元年手続改正により申請適用外)

取り付き

今日は長丁場に加え、昨日のゴルフコンペの疲れ、調整のため火曜・水曜と打ちっぱなしで200球フルスイングしてきたので疲労の蓄積がじわじわときいてくる恐れがある。
はやる気持ちを抑えて意識的にゆっくり噛み締めるように林道を進んでいく。

しかしあっさりと黒沢左岸尾根取り付き予定地点にたどり着いた。橋の向こうだ。
5:29。
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取り付きはいつも急である。自然林と植林の狭間を一登り。藪はない。
地形図ではわからないが軽くアップダウンをしつつ登っていく。
ミツバツツジが咲いていた。
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1000m位まで進んだ。朝日が背中から差し中々気分が良い。6:00。
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雰囲気の良い尾根を進んでいく。
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傾斜が緩み1116地点を通過する細長い緩くアップダウンする尾根を休憩入れつつ進んでいく。1116地点辺りで6:30。
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ツツジは朝日を浴びて。中々気分良く歩ける尾根である。
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細長い尾根からまた登りに入り、東からの尾根を合わせる。この先で二本の支沢に挟まれた広葉樹林の中間尾根へと移動したいと思っていた。尾根の右をトラバースしつつチャンスをうかがう。
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ちょいと沢へと下りまして
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沢を渡って中間尾根末端に着いた。6:55。
テント張ってキャンプできそう。写真には写っていないが石も無い平らな部分が広かった。
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岩尾根だったら面倒だなと思っていたが杞憂に終わる。
土の地面で膝に優しく登っていく。
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この尾根も藪はなくピクニック気分で進んでいく。
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ゆるゆると進んでいくと少し傾斜が急に。しかしそんなきつくもなく。
一箇所左サイドが崩れ落ちていたが右側は問題なく歩ける。危険箇所は無い。
低く笹が現れると半月山東南東尾根(手焼沢右岸尾根)合流地点はすぐそこ。
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左側にアカヤシオが見えて吸い寄せられるが、1400m級小ピークの上にもピンクのものが見える。別に小ピークに登る必要はないのだがアカヤシオいるみたいだし一応寄ってみる。
小ピークに7:43。そこはヤシオ山であった。
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この先は先述したように昨年きりんこさんが5/4に歩かれているのだがその時はこの辺りアカヤシオはほとんど終わっていたらしい。
しかし本日は盛りにドンピシャでとても色鮮やかな小ピークだった。

男体山をバックに
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蕾が混ざっていても気にならない。量で圧倒してくる。
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集団の外れのほうに咲いていたやつがなんとなく気に入る。
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西の鞍部に進みアカヤシオがいなくなったので宴は終わったと思ったがそんなことはなかった。一株一株はそんなに密に咲いているわけではない。しかしただただアカヤシオの株数が多く尾根が囲い込まれる。昨日雨降ってなかったらどれだけすごかったのか。
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アカヤシオトンネルを潜り、左右の視界も染められながら歩を進める。
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進んでいくと疎らになり終わりかとカメラをしまうとまた囲い込まれて。
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1434mピーク西の鞍部。日陰に残雪がうっすら残りと淡雪のようなアカヤシオが色を添える。
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結局1450mくらいまで断続的にアカヤシオ街道が続いていた。雨と霜で痛んでいたのかもしれないが量に圧倒される区間だった。

さてそこからは半月山スカイラインへ笹原を登り上げる。きりんこさんの記事にもあるが徐々に急になり二本足では無理。笹を掴んでよじ登る。
きりんこさんに習って左の岩場に行ったほうが良かったかも・・・。
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ようやく楽に歩けるぜ、と思ったらもう道路だった。やれやれである。8:50。
余計な遊びルートを歩いたりアカヤシオに足止め食らったりしたとはいえ3:40かかったか・・。途中のルートは違うとはいえきりんこさんのタイムではやはり歩けない。
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ちょっと風が吹いてるけどいい天気だ。
足尾も誰か歩いているのかな?
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コメント

 コメント一覧 (2)

    • 1. サクラマス
    • 2016年05月02日 22:56
    • いきなりアカヤシオにストーカーされての登りでは足止めも食らいます。ひっそりと楽しむのにはいい尾根ではありませぬか。そこかしこの尾根に点在してますねアカヤシオ
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      ふみふみぃ

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    • 2. ふみふみぃ
    • 2016年05月03日 22:52
    • サクラマスさん、こんばんわ。
      手焼沢右岸尾根に合流するまではアカヤシオは植生か時期なのかほぼ見られませんでしたが中間尾根は中々雰囲気のいいところでした。アカヤシオ街道ではどうしても足が止まりますね(笑)。5/2はこの日見た点在するアカヤシオ群生に突っ込んでみたくて出かけました。
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