2016.10.29(土)
三ノ宿山南東切り通し -六郎地山 -大滝 -本沢林道 -本沢・ヒノキガタア沢出会い -本沢左岸尾根 -1055地点 -稜線到着 -薬師岳 -丸山 -大木戸山 -三ノ宿山 -橋の横 -三ノ宿山南東切り通し

地味尾根シーズンの幕開けはやはり三ノ宿山から行きたい。


紅葉がだいぶ下がってきて地味尾根の季節が到来した(僕の中で)。まだちょっと安蘇の山ビルが寝静まるには早いかもしれないので紅葉に合わせて今週末は前日光へ行くことにした。

前日光と言えば勿論三ノ宿山である。地形図にしっかり名前があると言うのに数年前に南東切り通しからの登山口が金網で閉鎖されて以来、そこから登り降りするには金網デスマッチを強いられるため敬遠されている山である。春はアカヤシオ見物客が稜線を通過していくようだがやはり南東には下りず北のやしおの湯の方へと縦走していくようだ。
そんなわけで閉鎖されし南東からはご自由に好きなコースでお登りください状態なので僕はこの山が好きだ。去年無意味に2回行っている。山頂は展望も何もないのに。地味尾根シーズン開幕、前日光に行くと言うのにこの山をスルーすると言うのは申し訳ない。

そして切り通しから南下するとこれまた地味な六郎地味・・・もとい六郎地山がある。
こちらは切り通しからピストンすれば簡単に行けるのだが、みー猫さんのように自転車を使ってピストンをさけた尾根縦走をするか、烏ヶ森の住人さんのように東の山を合わせた周回、きりんこさんのように夕日岳、三ノ宿山を合わせた周回と言った相当なロングコースを強いられる。この時期にこのロングは僕にはきつい。木曜の疲れも残っているし。

しかしこんな時のために考えていたルートがある。大滝の駐車場裏から六郎地山ちょい北へとそのまま続いている尾根だ。これを使えば周回ルートを無理なく短縮できる。
そして本沢林道を本沢沿いに進み未知なる本沢左岸尾根(本沢とヒノキガタア沢の中間尾根)で稜線に出て薬師岳、丸山、大木戸山、三ノ宿山と繋げれば地味山to地味山の自然な周回が完成だ。夕日岳は先週末でもう紅葉が終わっているのは知っているので行く気はない。
まあ短縮したところで16km以上あるしアップダウンが地味にあるのだが・・とりあえず行くことにした。

10.29、本当は木曜の歩きと前日の残業疲れがあるため日曜に出かけたかったが今日の方が天気が良いようなので五時半過ぎにのっそり家を出る。
大滝の駐車場へは大戸川沿いに行くか清滝からくるのが時間的には早いのだがなんとなく小来側の方から行くことにした。ガソリン入れてコンビニで立ち読みして・・。濃霧に巻かれたりし山の方に雲が見えたりしたため帰ろうかどうかしつつのろのろと鹿沼まで来た。
笹目倉山の南を通り北へと方角を変えて行くと道がどんどん細くなり・・こっちで来なければ良かったと思った。とはいえ車は通るらしく落石は無い。滝ヶ原峠からが本番で小さい落石がゴロゴロしていて神経を使う。まあこれは去年もそうだったが。

三ノ宿山南東の切り通しで一息。随分時間がかかったな。本来2時間かからないのに。ここで考えを変える。本来大滝から本沢林道に行き最後に六郎地山から下りてくるつもりだったが既に八時半。下りは夕刻になるので最後の締めは良く分かっている三ノ宿山からの下りにしたい。変則的だが六郎地山に最初に行き大滝へ下って登り返すことにした。
これなら帰りは清滝にしゃくっと抜けて楽に帰れるしね・・。

8:44、三ノ宿山南東の切り通し出発。準備運動だと六郎地山へ軽く出かける。
木曜の疲れはまあそこまで酷くない。実に地味な登り始め。
0728f33a.jpg



天気はなんとも微妙だな。雲が流れて日差しが差したり陰ったり。
しかし今日は風が強いだろうと重ね着してきたのだが風がない。上着とシャツを脱いで長袖一枚になる。

歩きだして5分後、既にして色づいたものが現れた。まだ950mにも到達していないのに。紅葉わりと下まで来てるな。
ff3aaa03.jpg



地味な尾根だが踏み跡はあるし藪もない。労せず歩いて行くと左右から色づいたものがちらほら。でも木々が邪魔なんだよなあ。
ふと上を見ると紅かった。首がつかれそうだ。
c2e966be.jpg



光が差してくると見栄えがするな。上見るの面倒だから横で色づいててほしいのだが。
85880e24.jpg



973地点あたりで西を観察。緑メインだが色づきはあるな。こちらと同じ雑木林の紅葉探しか。雲が気になる。9:03。
32b4e89a.jpg



秋っぽいものも見つつ緑メインの地味稜線を進んでいく。この雑木林は稜線と言うのだろうか。
7b9e47c5.jpg


86dee430.jpg



曇って日差しがなくなると色づいたものたちの印象も途端に悪くなる。撮影はするけどこれあとで見たらがっかりだなと思いつつ歩いて行く。その他の木々も少し黄色くなってきた。
9eb891cc.jpg



1000m辺りの暗紅葉。しかしこいつら背が高い。
4dc5429b.jpg



1101pを過ぎて緩く下っていく。木漏れ日の並木道、とは違うが気分は悪くない。紅葉踏み分けるが鳴く鹿はいない。
843c3483.jpg



急な植林の斜面を下りて行くと鞍部近くはまた雑木林に。明るいと足取りも軽くなる。
1fc53354.jpg



カエデや紅葉以外の紅いやつ、この前のツツジ以来あんまり見てないなあ。
62509171.jpg



六郎地山に向けて登り返していく。そこそこ急か。
確か上にあげた足に力を入れて下の足を引き上げるとふくらはぎに負担がかからないとかこの前何かで見たな。いつも何も考えていないと言うかストックで引き上げているが少しは考えて登ってみるか。
色づく途中のグラデーション
345d08f2.jpg



急斜面を登り切って後はゆっくり山頂へ向かうだけ。
58ac8944.jpg



みー猫さんの記事にも会ったが確かに紅いのはわりと綺麗。雑木林の紅葉としては中々か。手軽に来れるしな。
9ccc18c7.jpg


26203e0a.jpg



10:14、六郎地山。展望もなくこのそっけなさが地味山らしい。
11ceed79.jpg



先は長いので下りに入る。
少し北に戻ってから西の地味尾根へ。
a7ad2fc9.jpg



中々快晴とはいってくれないようで。
69057fa0.jpg



最初に派生する支尾根を見送ってからは明確な尾根を下るだけ。ちょっと急だったりもする。目印とかはない。
e21aa669.jpg



木々の切れ目から大木戸山と三ノ宿山がお目見え。
c260976a.jpg



その先藪めいてきたところで尾根の右側に白いビニールテープがスーッと続いて行く。植林関係者がこちらに落ちるなとの意思表示か?

藪抜けするとビニールテープは右の谷へと消えて行った。何があるのか。
藪地帯には網とか林業関係者の物と思われる人工物が散見された。
そのまま植林と自然林の混ざる尾根を下りて行く。
1001f7f3.jpg



細尾根の右が崩壊した個所もあった。左は緩いので安心。
25957f5e.jpg



植林メインになると傾斜も緩くなりすいすい進める。尾根末端が近づいてきた。
ab241daa.jpg



670mくらいの平坦地。ここで方角を北西に変えて大滝の駐車場を目指す。
902f0f86.jpg



続く