2017.2.28(火)
湯元 -ゲレンデの端 -雪の登山道 -ナゲゾーン -外山分岐 -前白根手前ピーク -前白根山
-前白根手前ピーク -外山分岐 -登山道 -ゲレンデの端 -湯元

平日とはいえ予報がベストコンディションだったので休みを取って出かけてしまった。


2月は有休を使っていなかった。本当は先週出かけたかったのだがスケジュールが合わず。
ここまで来たらハンター達が寝静まる三月まで待つかと思ったが3/1以降の天気は微妙。
一方で火曜の天気は風も穏やかで日光方面はベストコンディションっぽい予報。
こいつは行ってしまうか?幸いにして月曜にある程度仕事を片付ければ一日くらいの余裕はできそうだ。
ささっと年休申請して、舞い込んできた面倒な依頼を片し準備は整った。いざ、日光へ。


2.28、日曜の反省を生かし五時間くらいは寝ることができた。4時半に家を出る。
いろは坂の凍結はどうかと思ったが大したことはなく。特に問題なく湯元に着いた。適当な駐車場に停める。車を降りた瞬間滑りかけた。駐車場はガチガチに凍結している。
ささっと準備をして出かけよう。今までいつも車に置いていたピッケルを初めて持ち出す。アイゼン・スノーポン・チェーンスパイクとフル装備。正直いらない気もするが20mお助けロープもいつも通り。やっぱり重い。7:11、歩きだす。

さて、平日の日光にやってきてどこに向かうかと言うと前白根である。最近の記録を見る限り新雪にズブズブ沈んでラッセルをしなくて済みそうなので。途中にナゲゾーンもあるし。欲を言えば白根隠山まで行きたいがこの時間スタートで体力不足の今回は無理っぽい。

舗装路を軽く歩いて登山口。ゲレンデの端を歩かせてもらう。
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圧雪された上に足跡がある。数日前の物なのか今日の物なのか。
まあいずれにしろ白根方面に向かうものだろう。ゲレンデ端を通って行くので辿っていく。途中でダブルストックのうち一つ、スノーバスケットが取れていることに気付いた。一体どこで落としたんだ・・。500円しないものとはいえ買いに行くのが面倒。帰りに見つかることを祈ろう。

ゆるゲレンデとはいえ朝一の歩きはつらい。少しずつ進んで行く。一本目のリフト終点くらいから。リフトはまだ動かないようだ。
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8:04、ゲレンデの上端近くまでやってきた。滑り降りたら楽そうだな。
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足跡を辿るとゲレンデ端から急坂を登っている。よじ登ると登山道合流した感あり。いよいよ本番だ。まずは一休み。8:08。
そしてアイゼン・スパッツを装着し右手にピッケル。さていくか。
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やっぱり急だよなこの登山道。雪は締まっていて沈まないからいいけど。トレースもしっかり。ピッケルの使い方は良く分からないので適当に撃ちこんでストック代わりに。
地形図のリフト終点辺りまでやってきた。8:40。
しかしこのリフトで上に来たとて滑るコースが見えないのだが。廃リフトなのか。
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9:06、1850mを越え少し傾斜が緩く一息つけるような気がしなくもない。
今のところ体調は良い。体調が良いから足の筋肉次第かな・・。
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1900mを越えて歩いて行くとしゃく~と地味植物がお出迎え。アズナゲさんである。
葉っぱを最大限に丸めて寒さに耐えている。
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9:33、ナゲさんに励まされつつ2000mくらいまでやってきた。北の展望が少しだけ。
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9:53、2100mくらいまでやってきた。ようやく急登ゾーンの終わりが見えてきた。
南西へと斜めに登っていく。トレースあるし沈まないし楽だな。ちゃんと足を鍛えてればこれ白根隠山行けたわ・・。なお今日のなまった足では無理な模様。
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10:12、外山分岐到着。疲れた疲れたと一休み。ここからは多少は楽なはず。でも下りでしか使ったことないから登りのつらさはあんまりわからないんだよなこの辺り。
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南を見れば中禅寺湖南岸尾根に足尾から雲海が押し寄せている。
これはこれでいい光景だ。今日は向こうに行かなくて良かった。
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夏道は北側をトラバース気味だったはずだが冬道は尾根の上を歩いて行くようだ。この方が安心できるけど。樹林帯を抜けて日差しが降り注ぐ。爽快だけど少し暑いか。今日は本当に風がない。予報通り。
振り向いて外山。
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2325m地点に登るのがとても面倒に覚える。こんなんじゃ白根隠山は無理ですね。
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ズルズル滑ったらどうしようかと思ったが蹴り込んでやれば問題ない。塔の峰の方が局所的厄介なところが多かった。あれは人が歩かないからだろう。
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急登に疲れて半端な斜面で一休み。でも展望が良い。晴天の下少しまったり。
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2300m手前で足跡が左右に分かれた。尾根を直登かトラバース気味に右からか。
右の足跡が多いのでそちらに向かってみよう。ナゲ達が顔を出している。
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11:14、天狗平にやってきた。ここで先行者の存在に気づく。無雪期で筋力が落ちていなければ射程範囲内。しかし今日の僕は慌てず騒がずゆっくり行く。筋力が足りてないともいう。
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トラバース道はなんだか嫌な感じがした。滑ったらと思うと。尾根上にルートが戻ると一安心。さて前白根の一つ手前のピークは目前だ。11:23。
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目前と言いつつ10分ほどかけて一登り。足に大分来ている。鍛錬が足らない。
白根山は木々に隠されて。まあ前白根山まで行けば丸見えですが。
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しかしこの時の僕には白根山などどうでも良かった。東の光景が素晴らしくて。
男体山から大真名子達へと続く山々。中禅寺湖の南、社山は良く見えないがすーっと雲が足尾方面から流れてきている。この構図、気に入った。今年のベストショットだな(まだ2月)。(クリックで拡大可)
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先行者のおじさんもこの光景に見入り荷物をおろして感嘆している。この光景を前に言葉はいらない・・・なんて事はなく普通に会話を交わす。今日ここに来てよかったですねと。
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おじさんは50代らしいのだが初雪山でここに来てしまったらしい。登山はここ3年くらいはまっているとか。体力ないからここが限界と言っているけど初雪山でここまでこれたら十分だと思うのだけれど。

登山道とはいえこの時期にここに来る人間同士だから軽く話す山の話題には事欠かない。
あの山は何て山かな?とか聞かれたが北東の方の山はあんまりわからないんだよなあ。
奥の方に見える白い山々は果たして。荒海山?男鹿山塊?那須?
山座同定能力の低さが露呈。足尾の山ならわかるのに。
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仲間とわいわい登るのは楽しいけど自分のペースで歩けて気を遣わなくていいソロは気が楽だとか、どこの山をよく登るとか、ネットで情報をして入れていると言うおじさんにブログをやってます、とかしばらく話していた。前白根はすぐそこで時間のめどもついているからのんびり話してても気にならない。

とはいえ12時も近づいてきたのでお開き。おじさんは帰路へ、僕は前白根へ。ブログ見てみるよと言ってたけど辿りつけますかねえ。

白根隠山に雲が迫る。(拡大可)
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10分歩いてちょうど12時に前白根山。他人の体力は推し量れないからおじさんに前白根まで行きましょうよとは言わなかったのだが声かけても良かったかなあと思ったり。
この辺りは風が強いのか雪がない。
山頂には僕とおじさんが手前で話している間に先行して行ったおばさんが一人。
僕が写真を取ろうとしているので一歩引いてくれた気遣い。でもストックを置いたままなのは詰めが甘い。気にしないけどネタにはする。
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続く