大久保山を目指して南東へ。
伐採された木がそのまま放置されている。一コブ越えて行く。
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11:34、展望もない大久保山についた。R・Kさんの標高板に大久保山と書いてある。
一休みして軽くカロリー補給。
今日は大して疲れてないのに休憩が多い気がする。がっつり歩くわけでもなく面倒になったらいつでも下りられる余裕があるからか。
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10分も休まず先へ行く。コンパスを見ると南。
近沢峠は東じゃなかったか?(うろ覚え)
左を見ると尾根があったのでトラバースしてそちらに行ってみる。
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しゃしゃっと移動して東の尾根に乗り下る。
こちらの尾根の方が自然林で雰囲気がいいなあ。
と、暢気に思っていたが一応地図を見るかと確認したら近沢峠へは最初の尾根で正解だった。今いる東尾根ではちょっと下まで下って舗装路で峠に登らないと行けない。
下に集落が見えておかしいと思った・・。
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仕方ないので少しだけ登り返して植林トラバース。こういう役に立たないスキルだけは・・。
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正しい尾根に復帰。20分ほどロスして正午。
尾根は南→南東へと延びて行く。わりかし急だ。
落ち葉の急斜面+スニーカーは危険がいっぱいなので横の植林帯を下っていく。
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左に植林、右に自然林。急斜面を降りた後はゆるゆると。
近沢峠にもさして時間はかかるまい。近沢峠から舗装路で戻る案もあったが疲れもないし時間もあるからもう少し先まで行ってみよう。
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どこからか作業道が現れた。このまま近沢峠まで導いてくれれば楽なのだが少し先で折り返しているようで。
ここで電波が入るのでスマホで気になっていたことを調べてみる。
・・・やはりそうか。2013年初めにハイトスさん・たそがれさん・ななころびさんが今日僕が歩いてきたルートの大部分を歩かれているのである。何か見覚えがあると思ったんだ。まあ御三方は僕が取りついた要谷山経由ではないのでそこに独自性があるとはいえ・・。なおその際は逆ルートで歩かれたようだが2012年に野球親爺さんは僕と同じ向きで歩かれたようだ。この先は近沢峠、鍋沢山、と来て石尊山(530m)と行くルート。で、あるならば僕は鍋沢山から先は別ルートにしよう。近沢峠-鍋沢山-石尊山と続く尾根は最近きりんこさん、あにねこさん、仮面林道ライダーさんとその道の先達が立て続けに歩かれてもいるしネタ的に被るのはつまらない。僕自身は歩いたことないのに新鮮味がないと言うか。
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そんなことを考えていたら近沢峠の擁壁の上についた。さて、どう下りるか。
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右か左かどちらに下りるかと一瞬考えて左(東)に下りた。
下りて行くと擁壁が2-3mくらいまだあり降りられなかった。面倒だな・・。たそがれさん達の記事で擁壁の切れ目をついでに見とけばよかった。
過ぎたことを嘆いても仕方がないので尾根の対面方向(南)に水平移動していくと擁壁が低くなったので飛び降りた。
これは一方通行だな。登るのは面倒だ。近沢峠、12:31。
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対面の尾根取りつきはすぐ近くからそのまま擁壁低いとこに行けてお手軽。
植林の並木道を行く。花粉がなければ気分が良いのに。今日は鼻が少しむずむずする程度だが。
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10分ほど尾根を軽く登ると鍋沢山への尾根に乗れた。祠がある。岩峰群がある南東へはまたいつか。
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尾根上は冬枯れで日当たり良好。でも展望は無い。The地味尾根感が出ている。
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緩く登って下って登り返して。植林も交えつつ地味回廊は続く。鹿やタヌキの落し物もあるから狩猟期は賑わった可能性。
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鍋沢山の手前にある落とし穴。きりんこさんとあにねこさんの記事で見た奴だな。
恐る恐ると言いつつガッツリ覗きこんでしまった。
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13:09、一登りして鍋沢山(562.2m)。後は下るだけだな、とまたも座り込んでのんびり。
余裕があるからのんびりできる。でもこんな地味尾根の地味山頂でのんびりしてもなあとは思わないでもない。そして長居するほど花粉は着実に取りこまれて行くのだ。
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10分ほどだらけて下りに入る。
時間もあるし石尊山方面に行っても良いのだが最後に舗装路歩いて帰るのが長くなるのは嫌だ。そこであまり行く人もなさそうな鍋沢山西尾根で下りることにする。
北西尾根に行きかけてこれは急だから違うな・・と西尾根へ。歩きやすそう。
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大久保山へと向かった尾根がなんとなく見える。木々のモザイクでいまいち。
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500mくらいまで下りてくると作業道が交わる。林業関係で使用されているのか。ハンターにも使われているらしく薬きょうを見つけて戦慄。大丈夫今年はこの辺りの狩猟期は終わったから。
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450m鞍部へと降りて行くと踏み跡はピークへ向かわず右へと巻いて行く。北西支尾根へ行くと言うのか。そちらに行っても良いけどもう少し地味尾根を歩きたいなあ。
西のピークに登り返した。
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470m級小ピークに13:31。里が見えるがまだまだ下りないと行けない。
振り返れど鍋沢山は良く見えず。
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石尊山方面へと続く尾根もはっきりと見ることはできない。低山地味尾根のさだめである。
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でも低山地味尾根はわりと藪がないから!比較的人が入りやすいし植林が入り乱れるからだろう。手の入らないとこは足利の局所的に藪が酷いとこみたいに笹で埋もれている。
この地味尾根はスニーカーでも快適。南へ下る。
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急斜面は植林を掴んで。これもし折れたら弁償ものだろうか。
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地味につづく