前座登場といったところか。二株しかいないがそれなり。
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数分歩くとまた一株。
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849m地点に向けて歩いて行くとアカヤシオがまたちらほらといた。
そして真新しい標識現る。これは誰向けの標識なのか。
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11:07、820mくらいの少し広い平坦な所にたどりつく。
今日は風が強くて薄手の長袖一枚では肌寒い。しかしここは地形の関係か風がこないのでここでゆっくりすることにした。
ズボンを見るとしゃくっとしたイキモノが。シャクナゲさんならぬシャクトリムシ。積まんで地面に置く。またついていたプチマダニは指ではじく。
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山奥と言う感じがするものの里が近いためスマホの電波は良好。
カロリー補給したりしつつ結局20分以上ゆっくりしてしまった。

このまま昼寝でもしたいところだがまだ1/3くらいしか歩いていないので先へ進む。また風がまともに当たるので上着を羽織って。

辿りついた849m小ピークはヤシオ山であった。
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蕾5%と今まさに旬なのだが昨夜の雨で少し痛んだように見えるのが実に惜しい。でも天気が良いから青空に映えて良い感じ。

849m近辺だけでなくその北の鞍部に向けても群生している。
今日も大量、ヤシオ祭り開催中だ。
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支尾根とかまで見ていてはキリがないし適当に切りあげて先に行くのだが鞍部から北へ登り返して行ってもまたアカヤシオ達が足止めしてくる。困ったものである。
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今日も悪いね、観客は僕しかいないのに。
稜線も斜面の右も左もヤシオ包囲網だ。
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弾幕が薄くなった隙をついて逃げ出す。
しかし回り込まれてしまった。850mくらいまで登り返して。
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鍋足沢の頭方面を眺めてほっと一息。
しかし相変わらず背後に貼りつかれている。
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やっとひきはがしたかと900m辺りの平坦地へ向かう。
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しかしまたもや刺客が待ち伏せ。12:07。
標高上の方のアカヤシオは低山より木が大きかったりするから厄介。
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920m付近を歩いているが相変わらずアカヤシオロードに捕まっている。
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あれが969.9m三角点ピークか。ようやくアカヤシオの波状攻撃も抜け出せたようだな。
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しかし蕾が増えるも969.9m三角点ピークまで気の休まる時はなかった。こんなにいるなら最初の盛りの過ぎた奴ら無視すればよかった。
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続く