2017.4.30(日) 同行者 : ヒゲ、とんとん、K村、本P
駐車地 - 川に下りる -尾根取りつき -まさかのサプライズゲスト植物 -1020m地点
-市界尾根合流 -南下 -1090m級ピーク -北上 -1215.7三角点 -南西に1040mくらいまで下りる -登り返し -トラバースして市界尾根を北上 -鉄塔 -鉄塔巡視路 -林道 -駐車地

見頃のアカヤシオが見れるだろうと後輩と出かけてみたものの・・・


今年の初めごろ、後輩のとんとんが口を滑らせた。去年仙人ヶ岳に花見と称して出かけたものの大して花が見れなかったと。ほう、中々言うじゃないか。確かにあの時は旬を逃したがその後見頃の山々に付いてこなかったのには問題がある。追試決定。
4月末に地味尾根で花見な、と年一の登山も渋る運動不足な男の捕獲に成功した。
その後他の後輩も誘い、今回はシャクナゲさんがいないから・・と言うとヒゲも承諾し、都合のついたK村と本Pもつれて5人で花見に行くことになった。

行き先としては四月末なので前々から田沢奥山、というかその南の1215.7三角点周辺の尾根と決めていた。去年瀑泉さんに平仁手からはどうですか?と勧めておきつつ自分はそちらから歩いてないし。
問題は直前の下見、昨日歩いた感覚では1100mくらいまでしかアカヤシオの標高が上がっていないことなのだが・・。まあこればっかりは盛りじゃなかったらお前の日頃の行いが悪いからだととんとんに行ってあるので仕方ない。行くことにした。


4/30、4時半にラインで点呼を取ると珍しく4人とも反応あり。予定通り5時に家を出る。
コンビニで買いだし・朝食・立ち読みを済ませ一路平仁手へ。
小中駅のとこから北へと進んでいくと大滝手前で全面通行止め(路肩崩壊)との張り紙が頻繁に現れる。今日はそちらに行かないからいいけどまだ直ってないのか・・。袈裟丸に行きにくいなあ。

で、北上する僕らの前に一台のプリウス。このまま奥に進むのは集落の人間でなければ登山者のみ。田沢奥山方面に行く人間はそんないないだろうけど同志かなあ?
そのプリウス、大滝目前でようやく全面通行止めの張り紙が気になったか動きを停める。
お?引き返すのか?と思いきや前進。
そして林道は平仁手方面と大滝方面分岐の先でついに全面通行止めのバリケード。これは突破不可だな。平仁手方面は解放されてるから関係ないけど。
プリウスはどうやら大滝方面に進み袈裟丸に行きたかったのか固まっている。ご愁傷さまと僕は横をすり抜けて平仁手へ。プリウスは付いてこなかったから帰ったんだろう。

くねくねと林道を登り落石注意しつつゆっくり進む。平仁手の閉鎖された林道分岐の廃屋まで来てこの先は未舗装のようなので車を転回して邪魔にならないように駐車した。先行者は居ないようだ。
西の対岸を見る。取りつき予定の尾根。
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さてうまく川に下りれるかな?と覗きこむと川へと下りる作業道が続いている。これは後輩を誘導する手間が省けた。準備をして歩きだす。7:30。

川へと何なく下りて、沢もそのまま渡る。
後輩達は容易に川に下りられたためこういうのが良かったんですよ!と言っているが安心するのは早すぎる。

そしてすこし曲がりながら西の1020m地点へと至る尾根末端に取りついた。急なので案の定文句が出始めるが楽勝じゃなかったのか?と聞き流す。
駐車地を振り返ると一台車が来ていた。あれはどこから登るつもりの人達かなどと騒ぐ。
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800mくらいの平坦地で登り始めてすぐだが上着を脱いで一休み。
後輩達は既に今日のパートナー、ストック代わりの木の枝達を手にしている。何も言っていないのだがこういうところは学習しているようだ。
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平坦地から歩きはじめた直後、この場にいるはずのない地味なイキモノがしゃくっと姿を現す。
藪の番人、シャクナゲさんである。この山域でこの標高は確実に生息域ではないはずなのだが・・・ヒゲが会いに来ないから自ら下りて来たとでもいうのだろうか。
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去年白根山で会って以来のヒゲとナゲの再会だがヒゲは至って淡白な反応。まだ後袈裟丸西尾根での心の傷は癒えていないのか塩対応である。

この一角にだけぽつんと暮らしているナゲ達だがドラム缶の残骸があり人の手が入った痕跡が見られる。もしかしたら昔ここに住んでいた人々が袈裟丸からつれてきたナゲ達をここに植えたのかもしれない。沢も近くあまり乾燥していないため標高は低いと言えどナゲ達は適応してしまい暮らし続けているのかもしれない。

ナゲ達に別れを告げて先に進む。山桜が咲いていたり。
藪もなく歩きやすい尾根である。登山道ではないのだが歩きやすいからこれくらいならOKと後輩の反応も上々。
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しかし藪が無いのはいいとして微妙に踏み跡と言うか灌木の間が通りやすく空いていて妙だなと思っていると900m過ぎたあたりで「境界見出標 林野庁」と出てきた。境界っていつの時代の境界なのか。市町村合併前?とりあえずこの尾根が歩きやすい理由は判明した。
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まあ歩きやすいと言っても灌木藪がないだけで。段々と急斜面も出てくる。
後輩達もきついっすわと言いながら思い思いのやり方で登ってくる。
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1020m地点まで行ったら休憩しようぜ、と登り切る。アカヤシオがお出迎え。結構咲いてる。後輩達はここが山頂っすか?いい花見れましたね、帰りましょう!等と言っているが世の中そんなに甘くはない。8:11。
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しかし意外と言うかなんというか・・凄く見頃な感じがする。1020mで見ごろと言う事は1200mくらいはまだ咲いていないと言う事で。少し雲行きが怪しくなってきたなと休憩しながら一人考える。

1020mから西は去年瀑泉さんが歩かれている。
植林帯のヘリを歩いて。わりかし歩きやすい。1020m地点でもそうだったが植林が切り倒されていて、その切り口が新しい。どうも最近手入れされたようだ。
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送電線が北に見えると人工物見ると安心するんすよ、とK村が里に帰りたいアピールをするが勿論スルー。
1130m辺りのポイントは蕾ばかり。やはりこうなったか・・。昨日のアカヤシオの様子はあそこが遅いわけではなくこの辺り全体1000-1100mが見頃だったと言うことか。去年より1週間どころか10日くらい遅れてるんじゃないの?
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まあ文句を言うとやばいアカヤシオポイントに連れて行かれると薄々感じているのか後輩達は文句を言わないので気にしないことにする。
地味尾根急斜面をせっせと登り8:51、市界尾根合流まで登りあげた。休憩。
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さてここからは市界尾根のアカヤシオを見るのとピンクの人工物を町に帰すべく先週の到達地点である1090mへと南下することにした。
とんとんが既にばてていたらここにデポしておくつもりだったがまだ戦えると言うので連れて行く。

アカヤシオを一瞬だけ横目に植林帯を行く。ここも切り口が新しい。
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鞍部から登り返して1119m地点へと進んでいくとアカヤシオが現れて一安心。
後輩達がわざとらしくいやー、すごく綺麗っすねー!などと言っているが満足したら戻るかとの言葉を期待しているのだろう。切り捨てる。
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平坦地へ下りて行く。
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少し細くなった尾根を登り返して先週の到達地点である1090m小ピークに到着。9:36。
先週は全くアカヤシオの面影など無かったのだが今週はアカヤシオポイントへと変貌していた。
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ここで休憩。後輩達は今度の新人歓迎会での一発芸を何するかと話している。あれは新人の自己紹介変わりだから僕らは特に何もしなくていいはずなのだが何かするつもりのようだ。僕は何もする気が無いのでたまに口をはさむだけ。サンシャイン池崎とかテレビ見ないからネタ知らないし。
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そしてきた道を戻り今度は1215.7三角点を目指すことにした。
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続く