なお現在地はこの辺り。
地形図見てこのルートを考え付く人間はあんまりいないと自負している。
そもそも行く気がしないのだろう普通は。
気分のいい地味尾根だがアカヤシオとかいないなあ・・。ツツジの少ない尾根なのかもしれない。
9時、1600mくらいまで登ってきた。今日はとても天気が良い。
良すぎて日差しが痛い。
そしてこの辺りから寝不足の影響から足が疲れていないのに体が重く動きが悪くなってきた。
天然トーテムポールなんぞ眺めつつも青色吐息。
1660m辺り、一応まだ先頭を歩いている。その実大分足取りは重い。
花でも咲いてくれたら気分が紛れるのだが生憎そんなものは期待できない。
さりげなく日陰に忍びこみ体力回復を図りつつ歩いて行く。
太陽が恨めしい。先週晴れておけよ。展望いいとこだけで晴れていてほしいという我儘。
9:43、1780m辺りにやってきた。男体山も大分下の方が見えるようになってきたな。体調も下降気味なんですけどね。1時間で大して標高を上げられていない。ゆっくり歩いたせいか金Pもまだまだ平気で歩けるようだ。15分ほど日陰で寝た。
そして先頭をN田君と本pに譲る。無敵の20代は元気だなあ。N田君に至ってはなんと今月末で二十歳だし。修士卒で歳食ってる開発部の僕らより段違いに若い。
30代は僕だけだ(先月32になった)。
こんなことなら大学時代ワンゲルはいっとけばよかった。どうせ研究室配属以降と修士時代に衰えてたんだろうが。まあ今日動けないのは寝不足のせいなんですけどね。
1900mを辺りにやってきて終いには金pにも先に行かれる始末である。
なおS木君は冬にフットサルで痛めた左ひざが再発したとのことで僕とゆるりと登っている。
10:27、1970m辺り、登山道合流手前までやってきて休憩。
ここでアンケート、女峰山山頂まで行きたい人!
「「行きたいです!!」」
膝を痛めているS木君も含めて満場一致。これは眠いから帰ろうかと言える空気ではないな・・。まあ途中休憩のたびに寝たおかげでなんとか5割くらいは回復した。これならとりあえず先に行けるだろう。10分ほど休んで先頭に舞い戻る。
何故か僕らが休憩中に誰も来なかったが実は登山道から10mほど下でぐうたらしていた。上から丸見え。
登山道に登りあげとりあえず唐沢小屋へ向かう。
去年はあの前女峰に登る体力があったと説明。去年はあの辺りでむうたさんが遊んでいたらしいんだよなあ。
樹林帯に入ると残雪が出てきた。嫌な予感。
軽アイゼンもきかないずるずるシャーベット。これは酷くなったら撤退だなと通達。
幸い危険な場所で残雪が出てくることはなく。
ナゲさんに水を要求されるが無視。
体調も展望も良くなってきた。
ようやくこの好天を楽しむ気分になれそうだ。
わりと残雪が出てきて何時撤退かとひやひやするが平坦なとこばかりで身の危険はない。
ここに雪がついてたら回れ右するところだが日当たりが良いので雪はなし。
でも慎重に行く。
しかしこれ唐沢小屋から先に行けるのか?と不安にはなってきている。
11:48、残雪のせいで時間を喰ったが唐沢小屋到着。
ぐったりと小屋から少し離れた木陰で皆横になる。
この先残雪が危ないかもしれないし今日はここで撤退するか、と話して僕も少し仮眠。
12時になった所で上から下山してくるハイカーが一人。
このぐうたら軍団が見られるのは情けないなと思いつつ死体安置所みたいですみませんと声をかけ残雪状況を聞く。どうやらこの先も残雪はあるが歩く分にはそう支障はなく危険なこともないようだ。それなら山頂まで行こうかなあと考えていると
「もしかしてふみふみぃさん?」
と言われる。何故それを・・、と思ったらなんとこのハイカーの方はこぼしださんだった。
日光か両神山かとブログに書かれていたがまさか女峰山とは。
ぐうたらしている後輩の中でN田君だけは余裕ありげなことを見抜かれた。
道中のツツジ情報を交換しどうもお互いいまいちだったと言う感想は同じで。
ここまで来る間登山道合流後もあまり人と会わなかったから山頂もスカスカと思いきや霧降高原からくる人でにぎわっていたとの情報を得る。なるほどね。
天気もいいし山頂には是非行ってくださいというこぼしださんとお別れして僕らも山頂へ向かうことにした。12:25くらい。まあなんとか18時くらいには下山できるだろう。
後輩達も皆ここまで来たら山頂に行きたいですと言うのでやばいとこに雪あったら帰ろうと言いつつ山頂に向けて歩きだした。
樹林帯の残雪を踏みしめつつガレ場到着。ここも日当たりが良く雪が無いので安心。
地形図見てこのルートを考え付く人間はあんまりいないと自負している。
そもそも行く気がしないのだろう普通は。
この地図は電子地形図25000(国土地理院)を加工して使用しています(令和元年手続改正により申請適用外) |
気分のいい地味尾根だがアカヤシオとかいないなあ・・。ツツジの少ない尾根なのかもしれない。
9時、1600mくらいまで登ってきた。今日はとても天気が良い。
良すぎて日差しが痛い。
そしてこの辺りから寝不足の影響から足が疲れていないのに体が重く動きが悪くなってきた。
天然トーテムポールなんぞ眺めつつも青色吐息。
1660m辺り、一応まだ先頭を歩いている。その実大分足取りは重い。
花でも咲いてくれたら気分が紛れるのだが生憎そんなものは期待できない。
さりげなく日陰に忍びこみ体力回復を図りつつ歩いて行く。
太陽が恨めしい。先週晴れておけよ。展望いいとこだけで晴れていてほしいという我儘。
9:43、1780m辺りにやってきた。男体山も大分下の方が見えるようになってきたな。体調も下降気味なんですけどね。1時間で大して標高を上げられていない。ゆっくり歩いたせいか金Pもまだまだ平気で歩けるようだ。15分ほど日陰で寝た。
そして先頭をN田君と本pに譲る。無敵の20代は元気だなあ。N田君に至ってはなんと今月末で二十歳だし。修士卒で歳食ってる開発部の僕らより段違いに若い。
30代は僕だけだ(先月32になった)。
こんなことなら大学時代ワンゲルはいっとけばよかった。どうせ研究室配属以降と修士時代に衰えてたんだろうが。まあ今日動けないのは寝不足のせいなんですけどね。
1900mを辺りにやってきて終いには金pにも先に行かれる始末である。
なおS木君は冬にフットサルで痛めた左ひざが再発したとのことで僕とゆるりと登っている。
10:27、1970m辺り、登山道合流手前までやってきて休憩。
ここでアンケート、女峰山山頂まで行きたい人!
「「行きたいです!!」」
膝を痛めているS木君も含めて満場一致。これは眠いから帰ろうかと言える空気ではないな・・。まあ途中休憩のたびに寝たおかげでなんとか5割くらいは回復した。これならとりあえず先に行けるだろう。10分ほど休んで先頭に舞い戻る。
何故か僕らが休憩中に誰も来なかったが実は登山道から10mほど下でぐうたらしていた。上から丸見え。
登山道に登りあげとりあえず唐沢小屋へ向かう。
去年はあの前女峰に登る体力があったと説明。去年はあの辺りでむうたさんが遊んでいたらしいんだよなあ。
樹林帯に入ると残雪が出てきた。嫌な予感。
軽アイゼンもきかないずるずるシャーベット。これは酷くなったら撤退だなと通達。
幸い危険な場所で残雪が出てくることはなく。
ナゲさんに水を要求されるが無視。
体調も展望も良くなってきた。
ようやくこの好天を楽しむ気分になれそうだ。
わりと残雪が出てきて何時撤退かとひやひやするが平坦なとこばかりで身の危険はない。
ここに雪がついてたら回れ右するところだが日当たりが良いので雪はなし。
でも慎重に行く。
しかしこれ唐沢小屋から先に行けるのか?と不安にはなってきている。
11:48、残雪のせいで時間を喰ったが唐沢小屋到着。
ぐったりと小屋から少し離れた木陰で皆横になる。
この先残雪が危ないかもしれないし今日はここで撤退するか、と話して僕も少し仮眠。
12時になった所で上から下山してくるハイカーが一人。
このぐうたら軍団が見られるのは情けないなと思いつつ死体安置所みたいですみませんと声をかけ残雪状況を聞く。どうやらこの先も残雪はあるが歩く分にはそう支障はなく危険なこともないようだ。それなら山頂まで行こうかなあと考えていると
「もしかしてふみふみぃさん?」
と言われる。何故それを・・、と思ったらなんとこのハイカーの方はこぼしださんだった。
日光か両神山かとブログに書かれていたがまさか女峰山とは。
ぐうたらしている後輩の中でN田君だけは余裕ありげなことを見抜かれた。
道中のツツジ情報を交換しどうもお互いいまいちだったと言う感想は同じで。
ここまで来る間登山道合流後もあまり人と会わなかったから山頂もスカスカと思いきや霧降高原からくる人でにぎわっていたとの情報を得る。なるほどね。
天気もいいし山頂には是非行ってくださいというこぼしださんとお別れして僕らも山頂へ向かうことにした。12:25くらい。まあなんとか18時くらいには下山できるだろう。
後輩達も皆ここまで来たら山頂に行きたいですと言うのでやばいとこに雪あったら帰ろうと言いつつ山頂に向けて歩きだした。
樹林帯の残雪を踏みしめつつガレ場到着。ここも日当たりが良く雪が無いので安心。
コメント
コメント一覧 (2)
女峰山研修おつかれさまでした!
たしかにこの日のふみふみぃさんはあんまり調子が良くなさそうな感じでしたね?でも、あれだけ経験値の違う個性豊かなメンバーをコーディネイトしての女峰はすごいと思います。
ひとりでサクッと登ることの何倍も大変かと…。翌日の足尾にもビックリ。みんな仲良さ気で、一人で歩いていた自分にはちょっぴりうらやましく映りましたよ!
でも、なんで日陰で涼しい唐沢小屋の中ではなく、外だったんですかね?!スタンドバイミー的な笑。N田君はムーミンで言うところのスナフキンのような冷静さでしたね?!
ふみふみぃ
がしました
唐沢小屋前ではお世話になりました。おかげで山頂で最高の展望を楽しめましたよ。
唐沢小屋ではようやく7割くらいの回復具合でどうなることかと思ってました。仮眠は効きますね。
新人の体力次第で撤退を考えていたのですが予想以上に体力があったのは良い意味で誤算でした。一人で登るのは確かに気楽ですよね。翌日足尾をマイペースで歩いて思いました(笑)。まあたまにはわいわいが良いんですが。
唐沢小屋の中はなんとなく埃っぽいのと風通しが良くないかなと思いまして(笑)。木陰で横になったらわりと居心地が良かったと言うか皆地面を気にしない性分で。N田君は体力ある分余裕持ってましたね。有り余りすぎて残雪で滑って楽しんでいたのはヒヤヒヤしましたが。
ふみふみぃ
がしました