10:05、三ノ倉に戻ってきた。
ここから先は心休まるところがある保証はない。水分とカロリーを十分補給し虫よけスプレーを再散布。
ここから先は心休まるところがある保証はない。水分とカロリーを十分補給し虫よけスプレーを再散布。
僕はというと早々にハイマツに関わるのはやめて上に乗ってもぐにょりと曲がって重力に従い下りたり隙間をすり抜けられるナゲさん達の近くを選んで下りて行く。
ネマガリが見えたら積極的にそちらに逃げ込んだが
"楽できると思ったら大間違いだぜ?"とナゲが潜んでいたりしたので踏み越えた。
ネマガリが見えたら積極的にそちらに逃げ込んだが
"楽できると思ったら大間違いだぜ?"とナゲが潜んでいたりしたので踏み越えた。
片足の靴裏で滑ると楽だぞ!滑りと言えば俺ですよ(N田君)。などと遊びつつザレに辿りついたら前方左に黒い塊が。熊じゃん!
熊!熊!と叫ぶと熊は栃木側の斜面を駆けおりて行った。セーフ。
N田君は"熊なんていたんですか?黒い塊ならちらっと見えましたけど"などととぼけたことを言う。そいつが熊だよ!
今シーズン初のクマモロをしてしまった。
小熊では無いけどそんなに大きくなかったから戦っても生き延びられたかもしれないがやはり怖い。
熊!熊!と叫ぶと熊は栃木側の斜面を駆けおりて行った。セーフ。
N田君は"熊なんていたんですか?黒い塊ならちらっと見えましたけど"などととぼけたことを言う。そいつが熊だよ!
今シーズン初のクマモロをしてしまった。
小熊では無いけどそんなに大きくなかったから戦っても生き延びられたかもしれないがやはり怖い。
ザレを西に進んでいくと前方でがさがさ。とんとーん!と叫ぶと鹿がぴょんぴょん飛び跳ねて行った。完全にアニマルワールド。
稜線に復帰するため北西へトラバース気味にすすむが藪てわかりにくかったがわりと傾斜がある上に藪がきつくめんどい。ハイマツのキワを歩き尾根上進んだ方が良かったかもしれない。ナゲ!ナナカマド!ハイマツ!と波状攻撃。
稜線に復帰するため北西へトラバース気味にすすむが藪てわかりにくかったがわりと傾斜がある上に藪がきつくめんどい。ハイマツのキワを歩き尾根上進んだ方が良かったかもしれない。ナゲ!ナナカマド!ハイマツ!と波状攻撃。
獣道で楽勝~♪と思ったらすぐに顔高ネマガリにつかまりかき分けると灌木オールスターズが待ち構えている。大体そんな繰り返し。振り返ったらN田君が埋もれていた。
前方のネマガリがガサガサ揺れると中から立派な角の雄鹿が飛び出して行った。あいつが埋もれるってことはやっぱり藪深いな。
前方のネマガリがガサガサ揺れると中から立派な角の雄鹿が飛び出して行った。あいつが埋もれるってことはやっぱり藪深いな。
続く
コメント
コメント一覧 (2)
正面から挑むと、こんなとんでもない記事になるということですね!写真は自撮り棒か何かで撮ったのでしょうか。籔中からはうまく撮れないと思うので。熊さんはハイマツを泳ぐと聞いたことがあるので、もし向かって来たら逃げられるとは思えず怖いですね。2人でも心が折れそうです。何を思いながら歩いたのかなと感じますが、イベントには事欠かなかったようで(笑)あと体、痒く無いですか?
みー猫
ふみふみぃ
がしました
とんでもないところですが下りなのと獣道があるので大倉山南尾根の登りと比べたら大分楽でした。写真は全部顔の高さで取ってますよ。灌木オールスターズは背が低いので下りもあって腰とか肩くらいのが多かったです。藪に埋もれてる時は大体ネマガリ泳ぎをしている時でそういうのは写真で分かると思います。絵的に面白くないのであんまり撮ってませんが(笑)。
熊は速攻で逃げてくれて助かりました。ハイマツ泳ぐ相手には勝てませんね。この県境尾根、次くる時はどうアプローチするかな、どこまで沢が利用できるのか、と考えてましたがN田君の思考はわかりませんね(笑)。体は首の回りがタオル巻いてたのに痒くなりましたね。
ふみふみぃ
がしました