獣道のようなものを通って11:15、1697m地点あたりにやってきた。
藪入りして約一時間。大体予定通りである。
1697m地点あたりに上がるとハクナゲさんがひっそりと咲きはじめていた。
10cd118b.jpg


e6ec6d69.jpg



ガスった稜線へ。栃木側の灌木ない部分を歩けるので楽。
まあナゲさんはネマガリの隙間からにょろにょろと生えていたりするのだが。
9a4dc895.jpg



栃木側、形部沢右俣の上部。ここを登ってくるのは無理そうだが獣の踏み跡はある。
bf5925e4.jpg



1670mのちょっと平坦な登り返し先辺りで密林にからめとられ藪の下を潜り抜けて出たら何故か前方に唐沢山方面の尾根が見えた。
???と思ってコンパスを見ると北東を向いていた。
どうやら藪の中で楽な方に潜り抜けようとして方向感覚が狂ったらしい。
慌てて西に進行方向を変える。
12fbc40b.jpg



ニヤニヤしている下手人達。
この写真には写っていないがここに来る間に何度かサラサドウダンの花を見た。お前も灌木オールスターズの一員だったとはな・・。
e5994c2a.jpg



ここは通さねえぞ?とばかりに灌木オールスターズ必死の抵抗にあうが10分もかからず安全地帯へと離脱する。登山道と比べたら速度は出ないが獣道っぽいものがあるこの程度の藪なら天国に思えてくる。正しい登山って何なのか基準がわからないとN田君も言う。
d72fcadf.jpg


6f6eef02.jpg



1640m辺りまでは時折シャクナゲートやハイマツも混じるが基本顔まではないネマガリ達でスピードアップ。
dbd40541.jpg



シャクナゲートを乗り越えたら今まで見なかった白樺だかブナだかの広葉樹林が現れた。左にさりげなくサラサドウダン。
398d87e4.jpg



踏み跡追って栃木側へ。栃木側の谷間を覗きこむ。びっしり背の低い灌木に覆われていてとても登ってこれそうにない。
d31f8fae.jpg



尾根上はなんとか灌木を避けて歩いて行ける。スピードアップ。
43d058b6.jpg



獣道で順調に進み、1616m地点へと少し登り返す。
一見密藪だが安心してください、獣道ありますよ。
8581cdfd.jpg



11:52、1616m地点あたり。ハクナゲさん開花準備中。
藪入りしてから約1時間40分。下りなのと思ったよりも獣道を拾えたおかげで順調にきている。灌木オールスターズと真っ向勝負してたら死んでる。
5e05eaed.jpg



1616mから先も獣道を進んでいくのだがネマガリがぐぐっと背を伸ばしつらくなってきた。灌木ゲートも潜る。
db39481f.jpg



ツツジっぽい密林をさけて藪をくぐっていたら南西に行くべき所、西に進んでいた。稜線に戻るべく南へと方向転換。ジャングルの倒木が邪魔。
20cafc65.jpg



しかし稜線上の密藪にげんなりしてしばらく東へと進む事に。まあこちらもろくでもないんですけどね。
9131be2d.jpg



稜線方向は灌木が守護っている。
6e948bee.jpg



笹藪が薄くなり傾斜がゆるい1560m辺りで今がチャンスと南西へトラバース気味に下っていく。
25530e00.jpg



林を抜けて視界が開けた。稜線へは獣道で復帰できるようだ。
3fc1026a.jpg



抜け出した樹林帯。どうやら灌木オールスターズともお別れのようだ。
61b3638d.jpg



番屋川源流域を見下す。
30ba32c2.jpg



稜線復帰し1530mくらい。12:18。
ここから先はネマガリ地獄っぽいので休憩。カロリー補給し靴ひも結びなおし。プラティパスのスポドリ2Lが空になったので創建美茶に換装。まだ2L程度水はあるから余裕だろう。曇りのおかげで水分をあまり失わずに済んだ。
32e6eaab.jpg



さて突っ込むかとネマガリ藪にぶっこんだのはいいが栃木側からトラバース気味にはいったせいで微妙な斜面で目に沿わないネマガリ藪トラバースを強いられる。
烏ヶ森の住人さんも書いておられたが目に沿わないとネマガリの抵抗がやばい。こいつら後で絶対タケノコ食ってやる・・。必死でかき分けて稜線上を進んだ。
edcfa559.jpg



なんとか落ち着いて背の低くなったとこを進むとピンクテープ。藪入り後初。一体いつの時代の奴だ。積雪期のものか?N田君は一体どこから来たんですかねえと不思議がる。何処から来てどこへ行ったものやら。

ネマガリの隙間より。
どうやらあの鞍部辺りが今日の県境終着点、番屋のコルのようだ。
まあ問題は番屋のコルについてからも得体の知れない藪漕ぎで林道まで標高500mくらい下らないと行けないことかな。
61b24d0e.jpg



続く