思ったよりは小滝があるようだ。ただこの先どこまで続いていることか。
水温は温くもなく凍える冷たさでもない。
中々悪くない雰囲気だがスケール不足は否めない。
清涼感はあるかもしれないなと思いつつ、みー猫さんも涼を求めて流れを行く。
雨降った後じゃないともっとしょぼいんだろうなあ。
今いる所から進んでいくと谷間がなだらかになる。この辺りで8mくらいの滝が出てきてくれないものか。
ゴーロを少し進むと1mの滝。この沢では一番滝らしい滝ではあるが・・・。
1mとはいえあまり足の置き場が無いので無理やり登った感じ。
長さ1mくらいのナメがちょこちょこと出てくる。
このスケール感のなさ、逆にすごい。
なめて掛っていたら淵が腰くらいの深さな小滝が出てきて淵を左に回避して登った。
みー猫さんの登りを観察。
倒木が無いのがいいねとみー猫さんが言っていたら倒木が出てきたりして。
階段小滝で涼む。
そして現れた赤城沢一番の見どころ幅2-3m、落差1mくらいのスダレっぽい滝。
この沢の地味さがよく分かると思う。
一応数mナメ床が続いた先、865mくらいの二俣。
ただでさえ少ない水量がここで減ってしまう。
水が透き通っていることだけが救いか。
砂岩かな?という0.5m小滝を越えて行くと苔むしたゾーンに。
既に空気は源流域。
まあ足尾の釜ノ沢左俣よりは水もあるし良いかな・・。
こんなんでも貴重な小滝。
水量は大して変わらないが少しはみ出た細木が邪魔になってくる。
滝はないが木々に邪魔され進んでいく。この雰囲気は悪くない、悪くないが沢としては・・。
9:51、895mの二俣。本流は右だが左に階段状の小滝があるのでそちらに行ってみる。
その先の小滝に期待したがすぐにいくつもの小川に分かれて水がチョロチョロになったので小尾根を越えて本流に戻った。
まあ相変わらず本流もスケールが小さいのだが。
みー猫さん曰く子供のころあそんだ小川チックな地味沢を歩いて行くと、みー猫さんが橋の残骸が見えると言う。近づいてみると確かに橋だったように見えるが一体現役時代はいつなのか。土管も転がっている。地形図にない林道が通っていたんだろう。
沢の横に踏み痕っぽいのはあるし沢も既にして足首チャプチャプレベルでいつ上がっても問題ない空気だが、一応水につかっていれば涼しいだろうの精神でひたすら地味沢歩きを続けて行く。
10:20、960mの地形図実線林道が横切る個所にやってきた。
トタンのトンネルが通っている。まあこういうしょぼい沢なのである。遡行開始直後の一瞬持っていた意外と雰囲気いいかな?との期待感はここにきて跡形もない。
高さは2m程あるトンネルなので楽に通過はできた。
相も変わらず地味な小川が続く。
苔むしてつるつるな段差で足の置き場に困るみー猫さん。
正解は左奥の隙間を利用だった。
しょぼい沢のくせして意外と水が無くならないため地味に歩き続けて行く。
藪が被さって来て面倒。
次第に木の枝が詰まって迂回せざるを得ない個所も出てきて沢離脱へのカウントダウンは始まっている。
往路で通った林道の奥と再接近。1035mくらい。
左に進むと道型の下を土管で水流が通っており、かつて林道が通っていたのだろうと推測された。10:54。
続く
コメント
コメント一覧 (4)
練習には良い感じですが、私は蛙が苦手です(*_*)
ふみふみぃ
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この沢でしたら小滝しかないしその小滝も横から避けれる上に困ったら道跡らしきものがあちこちで通ってるので雨が降ってもすぐ逃げられます。
大滝を登る気はしないのですが4-5mくらいの登れる小滝は欲しいなあと思いました。
緩い沢だしあちこちじめじめしていて蛙はそこかしこで出会いそうです(笑)。
ふみふみぃ
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ふみふみぃ
が
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庭園のような雰囲気が続いてくれればよかったのですが。
沢にはぃった時は空気も冷たく感じられ涼めました。
ふみふみぃ
が
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