小滝を登った先で沢は大小の岩達に埋もれた。
そして1280m辺りの二俣。どちらも岩の下をちょろちょろ水が流れているだけ。
それなら西の地味尾根に移動するかと左俣へ。
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5分も歩くとまた二俣。
しかし左はもう水流はなく土の谷。尾根に上がるべく左へ行く。
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右は小滝があるようだけど大体埋もれてしまっている。
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右の奥を覗き込むと崖の上から水が滴っていた。右に行ってもあの崖で足止めだろうな。
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左の谷間から緩斜面へと行きジグザグに尾根を目指す。
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11:17、1370m辺りで尾根に出た。少し休憩。
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後は200m程登って主稜線に出るだけだ。
下草も薄く歩きやすい。熊にだけは怯えていると鹿が走り去って行った。
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1162m地点から北東へと上がる支尾根を合わせるが地味な光景は変わらず。淡々と登って行く。
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1500mを越えて稜線が近くなってきた。
木々の隙間からスリットダム方面を望む。空は暗いがおかげで暑くない。
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11:59、稜線に出た。ちょうど稜線が北西へと向きを変えてニセ沢入山へと向かう辺りだ。
人気もないしたまには沢入山まで行ってみるかな。
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岩場も去年来た時は少し緊張した気がするが二回目なのでなんとも思わなかった。
12:10、ニセ沢入山。谷の下は見えるのだが上方は雲の中。
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12:25、沢入山。去年の5月以来。
その少し先の方が雰囲気好きなのでちょっと足を延ばす。
ガスの中に人影が見えたと思ったが近づいてみると枯れ木だった。
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雲でオロ北とかは見えない。
ナゲ達の住まうオロ山もこの天気じゃ行く気にならないなあ。
今日これからここを訪れるのは沢出合った釣り人くらいか。
一人静かにウメコバ沢の谷間を眺めながら昼食を取った。
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12:45、まあ急いで帰る理由もないのだがガスの中いても仕方ないので帰ることにする。
下りは気持ち速い気がするがそんなこともないか。ニセ沢入山を過ぎる。
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往路の稜線合流地点を過ぎて。
1539ピークを通るのがなんだかめんどうに思い南の鹿道で巻いた。
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ガスが晴れてきたような・・標高が下がって雲の下に出ただけか。
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あれは丹平治沢の滝かなあと対岸下を眺めつつ。
13:28、中倉山。さっさと通過する。
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三角点先の分岐を南へ。今日は普通に帰ろう。
前方にいた二人組に追いつき道を譲ってもらう。
東に行ったらザレで引き返したとか話を聞いたのでそちらは下りで使うと危ないですよとか熊にあったとか軽く話して別れた。
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しゃくしゃく下って14:14、林道合流。
やっぱり中倉山から30分は結構きつい気がする。途中ハイカーと話してたとはいえ45分くらいかかった。
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帰りは大人しく林道を歩こうとか思ったが往路で渡った所の横は実は浅かったのでは?と思い結局往路と同じく渡渉することにする。
どうせすぐゴールなので登山靴でジャブろう。
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行きよりはあっさりと渡れたが結局腰近くまで濡れた。やっぱり渇水期以外は使わない方が良さそうだな。駐車場に戻ると観光客が結構いて着替えづらい。
手前の駐車場に移動すると誰も居なかったのでささっと着替えて帰ることに。
温泉に寄るつもりだったが非常に遅い車のせいで延々と渋滞しておりげんなりしたのでそのまま帰った。

今回の概念図
この地図は電子地形図25000(国土地理院)を加工して使用しています(令和元年手続改正により申請適用外)

無題

序盤で熊ったことになったが歩き自体は悪くなかった。大した歩きではないけれどいい雰囲気の地味沢と地味尾根。ここに地味植物が出てくれば言う事なしだったが南向きの緩尾根では出番は望むべくもなかったか。トラバース道はまた暇な時にでももっと西へ進んでみようかと思っている。何度もいくのが面倒だから誰かが辿った記事を見ても・・・と思うが行く人はいないだろうな。

熊について今回わかったこと。
木の上に黒いのが見えたらその時点で離れた方が良い。熊は目が悪いと言うが何かが居るというのは20mくらい離れていても分かるようだ。明らかにこっちの様子を見ていた。ただ近づかないと僕の方がでかいことが分からなかったようだし目が悪いというのは確かなようだけれど。
もし熊がこっちにダッシュしてきたら真っすぐ逃げても逃げ切れないだろうなと思う。あいつ斜面なのに足早すぎ。下り去って行く時も転げ落ちるような速さだったし。うまいこと横にパっと移動して熊が通り過ぎてくれればいいが山の中でそんなことができるかどうか。今回のように声を出すとか一撃食らう前につついて逃げてもらうのを祈るしかないと思う。
熊スプレーについては持っていても使う時間なんかないだろと思っていたが今回に限れば熊スプレーをザックの横にくくりつけていれば使えたと思う。熊を視認して横移動を開始する際にスプレーを手に取りピンを抜く余裕はあったしそうしていたら正面から熊が突進してきた際も声を出すタイミングでスプレー発射できたはず。
重要なのは距離があるうちに熊を発見して対処する心構えをすることだと思う。

さて今週末こそN田君と槍・・と思っていたがお互い忙しく休みが取れないので9月の連休以降に延期となった。現在毎日残業でぐったりする日々を送っておりとても休める状況ではないがそれまでに落ち着けばいいが・・。
台風もくるらしいし適当な場所で軽く歩けたらいいなあくらいに考えている。
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コメント

 コメント一覧 (12)

    • 1. サクラマス
    • 2017年08月31日 02:05
    • なかなか天候も安定せず私も槍ヶ岳は延び延びになってます。今回も地味沢、尾根歩きお疲れさまでした。中倉山付近には意外と小滝やら沢が多いものなんですね。熊は鼻が急所と聴いてますが、その間合いで鼻を突くのも困難だしいざという時にできるかどうかですね。
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    • 2. たそがれオヤジ
    • 2017年08月31日 07:50
    • 結局、クマの件になってしまいますが、足尾にはどこにでもいるということなのでしょうね。ことに沢沿いには。
      私は、自分で目撃した巣神山周辺、うわさの松木川界隈とその奥、そして、ぶなじろうさんが一気に4頭も見た二子山周辺がメッカかなと思っていたのですが、今度は仁田元沢周辺での目撃情報ですか。もっとも、RRさんは仁田元沢右岸尾根で睨み合ったようですけどね。認識を改めますよ。限定地区はなくどこにでもいるということなのでしょう。こうなると、神子内川北側も危ないものですね。これからは木の実も出て来る季節に入るし、広葉樹は地域は要注意ですね。
      クマ除けスプレーも、その場でどう対応できるかでしょう。茫然自失で腰に付けていることも忘れてしまい固まったままではどうにもならないし。
      よくテレビで足尾のクマの生息を好意的に番組化したりもしていますが、ハイカーにとっては、危険極まりない生き物で、本心では絶滅を望みたいところです。
      今回のお歩き、歩道というか作業道がどうも気になってしまいます。私が見たのは、これかなと思った程度のもので、実際にそれだったのか怪しいところもあるし、いつかは追いかけてみたいもので
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    • 3. みー猫
    • 2017年09月01日 00:14
    • こんばんわ。
      お疲れ様でした。当日は意外と雲が多かったのですね。それでも、その2を拝見しまして、どうみても赤城沢よりイイです(笑)・・・門番熊さんが居るのは悩ましいです。モミジ尾根で見た走る熊さんも猛烈なスピードでしたが、今回のふみふみぃさんの遭遇で向かってくることがあるんだと再認識致しました。交戦はとても考えられないからスプレーで煙に巻くしかないです。何度も通っているといずれそのような局面に遭うのでしょうね。ちなみに熊の本にはスプレーは4mで噴射することとあったのですが、果たして自分に出来るかなぁ?と心配です。
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    • 4. ノラ
    • 2017年09月01日 21:21
    • ふみふみいさん こんばんは。やけに鮮明なクマの写真とか撮られてるんですね。で,その後に向かってくるとは。でも冷静ですね。果たして,自分が同じ位置に遭ったらどうしていたか自信ないですね。今まで2度,木から凄いスピードで降りてきて横をかけ去るクマは見てますが。向かってくる奴はいませんでした。2回ともこちらは全く下りてくるまで気づかず,茫然と見てただけです。こういうこともあるんだと気持ちを新たにしましたが,恐ろしい。クマスプレー持っておられるんですね。あれはマスタードガスだと聞いた記憶がありますが?
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    • 5. 瀑泉
    • 2017年09月01日 23:44
    • なるほど,今回はあの支沢滝の上流を歩いたというワケですネ。
      少し大きな滝があり良さげな雰囲気ではあるケド,此処もふみふみぃさんの記事で良いかなぁ~・・・地味だし(笑)。
      確かに,熊公は下りが苦手は,嘘だと思いますネ。自分の数少ない経験(1回しか無いけど)でも,谷底に凄いスピードで駆け下りたから。
      しかし,突進されたのに,ふみふみぃさんも良く冷静に対処しましたネ。
      出会い頭では戦うしかないケド,先手必勝で,見つけたらストック振り回して大声で追っ飛ばすかな,前もソウだったから(笑)。
      ちなみに,猪と同じで傘の開閉が有効とも聞くケドね。突進する猪には,人が消えたり現れたり見えるらしいケド,熊公にはどうなんだろう。
      謎のトラバース道,此れがRRさんの言う,仁田元道なのかな・・・随分,明瞭な道で気になりますネ。引き続きの探索をお願いしますヨ。
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    • 6. ぶなじろう
    • 2017年09月02日 10:15
    • こんにちは。
      自在な足尾の探索歩き、すごいものでねぇ~。自分の場合、技術体力とも無いので予定コースから離れると右往左往してしまいます。自ら臨機応変にコースを選択して山を楽しまれている様子がヒシヒシと感じられました。
      最後の熊対策、参考になりましたが、チョット腰が引けております。
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    • 7. ふみふみぃ
    • 2017年09月02日 21:16
    • サクラマスさん、こんばんわ。
      天候不順で槍に限らず遠出する気になりませんね。
      中倉山の南面、熊に守られてしょぼい地味沢と小滝が隠れているようです。
      鼻を狙った方が良いんですか。私はてっきり目をつくものかと。いずれにしろ剛腕をかいくぐってピンポイントで当てるのは難しいですね。インファイトになる前になんとかしたいものです。
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    • 8. ふみふみぃ
    • 2017年09月02日 21:25
    • たそがれさん、こんばんわ。
      中倉山に近く、釣り人も多い仁田元沢から上がってちょっとのとこにいましたから本当どこでも暮らしているんでしょうね。
      以前足倉沢右岸尾根でも見ましたし。これからの季節は特に怖いですね。
      熊とあって冷静でいられるかどうかは発見した時の距離でしょうね。今回私がパニックにならなかったのも発見時はまだ距離があったからですし。
      熊観察の方は望遠カメラで見てますし熊保護団体の人々も熊に襲われるような体験はしてないでしょうからね。
      彼らの理論でいえば熊の生息地に突っ込んでいくハイカーが悪い、であってそれも一理ありますがそれじゃあ登山できませんから。
      絶滅しろとはいいませんがもっとお互い距離間が取れる個体数でいてほしいですね。
      作業道、今回ほんの少ししか辿りませんでしたがどこでも歩けそうな所では踏み跡が分かれて薄くなり、ガレとか沢でここしかないなというところではまた明確になって。またこの先を辿って見たいです。
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    • 9. ふみふみぃ
    • 2017年09月02日 21:30
    • みー猫さん、こんばんわ。
      朝方車を走らせている間は雨も降ってましたし雲に覆われてましたよ。
      赤城沢よりはこちらの方が良いのは確かですがやはり沢登りとするには短かったです(笑)。
      門番熊もいつもあの場所にいるわけではないでしょうし隙をついてまた行きたいです。
      何を思ったか今回の奴はこちらに一直線でした。インファイト覚悟しましたが避けられて良かったと心から思ってます。
      4mならばたぶんなんとかなるんじゃないでしょぅか。少し外しても残った臭いで退却するかなと。
      やはり距離ある時点で熊の存在にこちらが気づくことが重要だと認識しました。
      距離が無いとスプレーもストックも構えられませんから。
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    • 10. ふみふみぃ
    • 2017年09月02日 21:33
    • ノラさん、こんばんわ。
      ズームして取った写真なので距離もあるし熊だとしても余裕だと思ったら向こうがもこっちに気づいててひびりました。
      今回向こうの姿に気づいたのは偶然ですし、また木の上にいたとしても気づけるかは分かりませんね。
      また遭っても距離があればさっさと離脱しようと思います。
      クマスプレーは持っていません。今までそんなの持ってても使う暇ないだろうと思っていましたから。
      ただ今回の経験から熊スプレーを使える場合もあるなと学んだので今後は導入するかもしれないです。
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    • 11. ふみふみぃ
    • 2017年09月02日 21:40
    • 瀑泉さん、こんばんわ。
      まあ水量は少ないし滝屋さんにとっては物足りないでしょうね(笑)。
      下りが苦手はあくまで比較的であって、人間は下りでも到底逃げられないし下手したら上から落ちてきた熊に潰されるなと思いましたよ。
      冷静に対処したと言うか他に取れる行動が思い浮かばなかったというか。
      迷ったんですよね向こうもこちらにきづいてた時点で大声を出すかどうか。刺激してこっちに来るかもしれないと。
      結果として刺激しなくても突進してきたんですが。
      傘は山中に持っていかないから私には使えない手ですね。ただ大きくさせるというのは有効だなとは思いましたよ。
      今回私が下にいた上に熊は木の上、余計私が小さく見えたのかなと。
      思えば過去2回熊と会った際は私が上から下りてきたのに気付いた下にいた熊がすぐに走り去って行きましたから。
      RRさんのいう仁田元道とは違うかもしれません。石垣はなかったし。
      熊が去ったころにでもまた先を探りに行きますよ。
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    • 12. ふみふみぃ
    • 2017年09月02日 21:45
    • ぶなじろうさん、こんばんわ。
      他の山域ではこうも好き勝手にはあるけないのですが足尾のこの辺りは地形図を幾度となく眺めて実際に付近を何度も歩いているので後は流れで・・と自然に歩けます。
      もっと奥地では時間が気になり予定通りの動きをせざるを得ないですが入口に近いこの辺りでと余裕持って動けるのも大きいですね。
      熊対策のはやはり相手に存在を知らせるとともに相手の存在をいかに速く察知するかだと思いました。
      気付かれる前に逃げ去る、これが一番ですね。
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