750mくらいでおにぎりみたいな岩の横を通り過ぎる。
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766m地点近くには巨岩が散見される。のっぺりした岩。
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12:37、766m地点あたり。岩を回避しつつ先へ。
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昼過ぎには快晴かと思っていたけどそんなこともなかったな。
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西サイドが切れ落ちてきたので一応慎重に。
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鞍部に下りて小ピークに登り返すと両サイド落ちてはいけない雰囲気。ここで熊にあったらどうしようか。
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小ピークからの下りは岩交じりの急なところだったので少しだけ気を使った。
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720mくらいにある小さな地形図では分からないピーク。この辺りツツジが多い。花が咲くものかどうかは分からない。
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ツツジロードを歩いて726.1三角点を目指す。
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やっぱり枯れ葉より色づきかけているこのくらいのがいいな。登り返していく。
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710mを過ぎて緩やかで幅広い地形の場所に着いた。726.1三角点方面へと緩く登って行く。意外にもこんなところの紅葉が良い。
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植林との狭間だと言うのに。
これは東を向いて撮った一枚。西へと歩けば三角点はすぐだ。
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藪もない平坦な場所を歩いて
13:12、726.1m三角点。流石にもう熊は出てこないよなあと思いつつ腰を下ろさずに10分くらい立ち休みした。
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西尾根で下りて舗装路に下りてみようと考えている。
尾根形に沿って歩いて行くと平坦なところと少し傾斜のある下りを繰り返していく。
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気持ちの良い手入れされた植林地帯の尾根に広葉樹が混ざる尾根を降りて行くと広葉樹成分が増えてきて尾根の角度も急になり荒れてくる。今のとこ問題はないが。
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これ直進したら谷底だな、ときづいたので右に方向を変えて下りて行く。
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最後崩壊地の横に出た。崩壊部分の傾斜が緩くなった所に下りてみる。
そのまま崩壊した溝を降りると車道に無事出ることができた。13:39。
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車道を緩く登り返して北西へ。
車道をこのまま歩いて行くとえらく遠回りになってしまう。
ショートカットするべく数百メートル歩いてからガードレールの隙間から尾根を降りた。
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地元の人間に使われているのか明瞭に踏み跡がある。ちょっと安心。
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420mくらいまでおりてきてほぼ平坦になると何かがあった。
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その先で地形図の実線路を探すが見つからない。南北に通っているのも東西に通っているのも知らぬ間にまたいでいたらしい。仕方なく沢の向こう側は?と南に行くがコンクリで固められて高さがあるため向こう側に行けない。
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もっと早く南に進んで地形図の十字路から南の道を行くべきだったか・・。しかたないのでうろちょろ探った結果ここから向こうへは渡れないと結論。西に水路沿いに歩いて行く。民家の裏手を通過すると水路のこちら側に道がやって来た。やれやれ、これで里に帰れる。
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そのまま農道的なのを歩いていくと舗装路手前で地元のおじさんが農作業中。
「きのことりか?きのことれたか?」
と笑いながら聞いてくるので登山ですと言うが耳が遠いらしくきのことりかい?と聞き返される。面倒なのできのことれませんでしたと答えた。まあ実際きのこ見なかったし。
「そうだろうなあ、プロがはいってったから」
とおじさんは言う。プロが入る山だったのか・・。プロは熊対策どうしてんのかなあ。

おじさんと別れ東武ワールドスクウェア駅へと歩いて行く。道端に熊注意の看板。本当に注意だよこの辺りは。

舗装路を離れ裏路地的なところを歩いて振り返る。いつの間にか空は晴れ上がっていた。
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東武ワールドスクウェア駅の横に出てそのまま121号を南下する。一駅乗るとか馬鹿馬鹿しい。徒歩10分くらいの距離だしここは。
やたらと道が混んでいる。この後巻き込まれるのかとげんなり。
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小佐越駅を通過後に現れる謎の案山子達。
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14:24、鬼怒川レジャー公園に帰還。距離歩いた割に疲労は少ないけど、精神的にかなり堪えた一日だった。
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さてようやくご飯が食べられるな。と運転席でおにぎりをほおばろうとしていると隣に一台の車、若い男女が一組。ここまでなら何も気にすることはない話。カップルが公園にやってきただけだ。
しかし男がプラバットとゴムボールを手にすると何故か僕の車の横で俺の方を向いて素振りを開始。こんな広い駐車場で何故僕の車の横で・・・というか公園内でやれ。彼女放置してなにしてんだ?と思いつつ無視。
すると何故かボールを上に投げてスイング→ミート→レガシィのボンネットにボールがヒット。ダッシュで謝りに来た。謝るなら最初からするなというか何でそれ僕の車にポール当たるって予想できないの?嫌がらせじゃないとしたら知能の低さが恐ろしい。

窓とかフロントガラスに当たっていたら警察呼ぶところだがボンネットにゴムボールだしダメージもなさそうなので手を振ってさっさと立ち去れと意思表示。車に戻ると彼女と公園に向かって行った。本当何がしたかったのやら。赤城山であったUFO召喚してた男以来の意味不明さ。とりあえずおにぎりを食べた。

後から一応気になってボンネットのボールが当たった辺りを探ったが後も見つからなかったからまあいいやと思った。しかし頭にメロンパンつまってそうな輩を野放しにしておいて本当に良かったのだろうかとも考えた。今度見つけたら保健所に連絡しようと思う。渋滞に巻き込まれつつつ帰った。


今回の軌跡

この地図は電子地形図25000(国土地理院)を加工して使用しています(令和元年手続改正により申請適用外)

無題1
無題2

今回のルート、特に危険個所もなくゆるりと地味紅葉を見ながら歩けると言う意味では中々いい地味尾根だった。電車を使えばほぼ重複個所なくぐるりと重複できるし藪もない。
しかしやはり問題は熊。熊に三度会ったのもそうだが熊糞密度が尋常ではなかった。たぶんもっと生息しているんだろう。人里がこんなに近いと言うのに不思議なものだ。
とはいえこれからは狩猟期になるし暖かいと山ヒルが出る、あるくには狩猟期明けくらいしか適期が無いのかもしれない。この辺りもう少し歩きたい所があるのだがこれではちょっと尻込みしてしまう。少なくともこの秋はもうなしだな。
とりあえず熊鈴だけでなく熊笛も装備しておくことをお勧めする。
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コメント

 コメント一覧 (6)

    • 1. はるりん
    • 2017年11月11日 14:07
    • 正に2度有る事は3度有る。を時で行きましたね(^^)
      楽しく(笑)読ませて頂きました。
      最後も楽しませてくれますね~、そんな奴はロープで縛って熊糞の辺りに投げましょうね。近くにバット置いておけば大丈夫でしょ。
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    • 2. みー猫
    • 2017年11月11日 19:20
    • こんばんわ。
      熊さんは悪気はないんでしょうけど、ここは密度高いのですね。自分が最近では、ふみふみぃさんの山の同行者回数として多いのかと思ってたら、熊さんにあっさり抜かされ、引き離されました・・・やっと下山して食い物にありついたと思ったらこれですか!・・・しばらくは大抵のことには驚かないで済みそうですね(笑)・・・さて、明日は阿蘇か日光か、早朝にライブカメラ見て決めようかなと思っておりますが、考え中です。
      みー猫
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      ふみふみぃ

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    • 3. ふみふみぃ
    • 2017年11月11日 22:04
    • はるりんさん、こんばんわ。
      3度どころか2度も会いたくなかったんですけどね(笑)。
      熊熊熊と来て最後には頭のおかしい奴が現れるとは想定してませんでした。気は狂ってて力持ちと言うので取り押さえる前に怪力で怪我しそうなので次出会ったら行政に処分を頼みますよ。
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    • 4. ふみふみぃ
    • 2017年11月11日 22:06
    • みー猫さん、こんばんわ。
      熊は普通に暮らしているだけなんでしょうがそれにしても密度が高すぎました。同行者としてはみー猫さん以上にナゲさんが圧倒的に多いですがここで動物の意地を見せられても・・。次に驚くのはハンターの銃声でしょうがこれはこれで心臓に悪いし。
      明日は遠くに行くのも面倒だし狩猟解禁前最後の歩きなので安蘇に行くつもりですがどこにいこうかはまだ決めかねています。
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    • 5. 瀑泉
    • 2017年11月11日 22:39
    • せっかく緊張感ある話も,また,変なあんちゃんの出現で,一気に緊張がほぐれてしまいましたヨ。
      それにしても今回は,熊の方が,ふみふみぃさんに追い飛ばされてしまったように見受けられますネ(笑)。おそらく,下が落葉じゃなければ,熊はやり過ごせたのでしょうケドね。こういう場合は,熊鈴ダケで,ガサっとしても,横の方なら気にしないでさっさと進むのも,避け方の一つですヨ。
      ちなみに熊は,親離れするまで母熊と二冬を過ごしますヨ。それと,子離れは5・6月で,野苺のある場所に子ども置いて来ると言われているから,丸二年一緒です。
      結構な距離だし,紅葉だって悪くないのに,随分,早歩きだと思ったら,立休みダケで昼飯抜きとは。それじゃ~いざという時,戦えないですヨ(笑)。
      日光江戸村の付近へと尾根縦走,労働者の霊ですか(驚)。女峰山の唐沢小屋の幽霊くらい親切ならネェ~。まぁ,行くのは遠慮しておきます。
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      ふみふみぃ

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    • 6. ふみふみぃ
    • 2017年11月12日 22:40
    • 瀑泉さん、こんばんわ。
      熊におびえて歩いた結果こんなオチかよと私も脱力しました(笑)。
      横でガサガサいってるところを通過してサイドアタック喰らうのも怖くてつい追いだしてしまいました。まあこの前突進されましたし近づく前に離れてもらおうという精神でいます。
      熊はわりと長く親子でいるんですね。5,6月は野苺のある場所には近づかないようにします(笑)。
      行動食でナッツ&ドライフルーツ齧ってたのでシャリバテにはなりませんでしたが腹は減りました。
      まあ与太話とは思いますが日光江戸村の「黒忍者」対「赤忍者」に「白忍者」が加わったとか色々書いてましたね。一人で行くのは嫌な感じがします。
      明日安蘇の山に行かれるようですがみー猫さんの記事のとこは不思議と紅葉がすばらしかったですが基本的に1000m越えると大体落葉してました。谷間にいい紅葉がある程度で。宝生山から丸岩岳に歩いてきた人に聞いたのですが歩いた区間の紅葉はさっぱりだったとのことでやはり落葉してしまったんでしょう。
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