トゲ植物に辟易したがさほど時間をかけず上の廃道に合流できた。
太田部峠に向けて歩いて行く。

破線路の交わる太田部峠に12:34。
廃道よりも藪が無くてすっきり。

廃道に戻るか迷ったがここは尾根を直進し次の鞍部で舗装路に下りることにした。
紅葉を横目に鞍部へと下りて適当に藪の隙間を降りると舗装路到着。法面なし。

さて、次の尾根復帰はストレートにいくと912mピークの北西尾根になるが912mピークに登ると直後に100m下ると言う非常に面倒なことになる。よってスルーして912mピーク北東の鞍部へ登ることにした。
舗装路を歩いて行く。

12:48、鞍部方面から流れる沢と舗装の出会いに着いた。
この辺りから入るか。右岸側に入る。

右岸の沢沿いに少し歩いてから右岸尾根に登る。
少し開けた雑木林に着いた。ぽつりと一本だけ葉を多くつけた木が居る。

13:00、稜線復帰。鞍部に出るつもりだったが右岸尾根の東サイドを歩いたせいで鞍部より北東側、835mくらいの場所で稜線に合流したようだ。まあいいか。

急斜面に露岩が出てきて身構えるがここを登りあげるとしばらく平和に。

しかし等高線が密になる890mくらいから斜度がまし岩場が再度出てくる。

そして灌木掴んでよじ登りゾーン。写真では分かりにくいが2本足で登れる角度ではない。

突破して一息。岩場は続くが二本足で歩ける。

もう一つかるく岩を登って馬酔木のトンネルを潜ると平和な雑木林に着いた。13:18、949m地点付近である。

鞍部に下りて天狗岩へと東進していくとまた尾根が細くなって大岩現る。
左から巻く。

細尾根を歩いて行くと岩壁。ただ隙間に灌木がはえているのでよじ登れた。

登りあげると地味尾根になり猿田彦大神の祠。

岩場の細尾根を少し行くと13:30、天狗岩。眩しい。

両神山方面の展望と近くの城峯山。

城峯山方面に歩いて行く。

どうやらここには将門の隠れ岩というスポットもあったらしいとHIDEJIさんの城峯山の記録を見返して知ったがこの時は存在に気付かずスルーしてしまった。まあいいか。
キャンプ場方面の紅葉が良い。

13:45、大分疲れたなあと城峯山へと登りあげると何故かこの辺りの紅葉が非常に色よく。
電波塔の上から人の声がする。
ここ登れるんだ。仕方ない行くか・・・休んでから。

山名板を撮影するとザックをおろし遅い昼食。

食事をしていると石間峠方面から騒がしい一団が行き切らして登ってきた。手ぶら。
手ぶらだから石間方面からなのだろうが麓から山頂まで全力で息切らしてやってきました並みにハアハアしていてどんだけ体力ないんだよと思った。
そして彼らは標識に上着をひっかけ三角点に足を乗せて後続の仲間に早く来いよー!とやりだす。民度低いなあ。山登らないやつにとっては標識隠れてても問題ないのかね。

合流した彼らの仲間はドローンを飛ばし始めた。わざわざここまでドローンを飛ばしに来たのか。そういうのは人の来ない空き地でやってろよ。ハイカーの頭上に落ちたらどうするつもりなんだろう。僕以外のハイカーもいる。
ためいき一つ、彼らの後を追い僕も電波塔の上、展望台に上った。

ドローン軍団のせいで騒がしいがこの場所の展望は良い。
360°の展望を楽しむ。

そうこうしている間にガーンと音がして振り返るとドローンが展望台の上に着陸していた。着陸に失敗して羽が壊れたと言っている。正直ざまあと心の中でガッツポーズしたがあれが頭上に落ちてきたらと思うとぞっとした。本当人のいないところでやってほしい。

ドローンは翼をもがれてただのガラクタと化した。頭上の危機が去った所で下山することにする。14:01。石間峠へ。

登山道を降りて行くと武甲山が見えた。

14:12、石間峠。ドローン軍団他の車が数台。ここからは舗装路歩きで降りて行く。

舗装路歩きなら危険もないだろと片耳にイヤホン突っ込んで一応車にだけは警戒しつつ歩いて行く。ぐるりと折り返していくと舗装路からわかれて関東ふれあいの道。左下の空き地に3台車が見えて何かと思ったら犬に吠えられた。どうやらハンター達らしい。一気に緊張感が高まる。登山道で撃たれたら向こうが100%悪いよな?関東ふれあいの道は相変わらずろくでもないな。

続く