2017.12.2(土)
御嶽苑地 -御嶽駅→電車移動→青梅駅→バス移動→小ヶ井橋BS -高土戸集落手前
-破線路の谷間 -水口峠 -大仁田山 -久方峠 -小沢峠 -黒山 -岩茸石山 -惣岳山 -御嶽駅 -御嶽苑地
御嶽苑地 -御嶽駅→電車移動→青梅駅→バス移動→小ヶ井橋BS -高土戸集落手前
-破線路の谷間 -水口峠 -大仁田山 -久方峠 -小沢峠 -黒山 -岩茸石山 -惣岳山 -御嶽駅 -御嶽苑地
木々が落葉する季節、地味尾根歩きに適した季節であるがハンティングに適した季節でもあり、ようするに狩猟期のためガサドンで昇天なリスクが付き纏う。
あれこれと歩きたい尾根をリストアップするが安蘇、鹿沼、栃木・茨城県境とハンターが手ぐすね引いて待ち構えている不安をぬぐい去れない。
雪山に行くには気分的に早いしと奥多摩の地味な所に行くことにした。
あれこれと歩きたい尾根をリストアップするが安蘇、鹿沼、栃木・茨城県境とハンターが手ぐすね引いて待ち構えている不安をぬぐい去れない。
雪山に行くには気分的に早いしと奥多摩の地味な所に行くことにした。
12月に入ると御嶽苑地の駐車場が無料になる。川井駅の無料駐車場は狭いし駐車地の選択肢が広がる。今回はここを起点として埼玉県と東京都の都県境尾根を歩こうと考えた。
棒の嶺から西は細切れに歩いているがそこより東は手つかず。ただ一度に歩こうと思うとバスの時間を考えて厳しい。使える時間は8時間くらいだろう。
棒の嶺から東進し黒山-小沢峠、と進んでいくと都境から少し離れた場所に大仁田山がある。そこの少し南あたりの採石場北西の破線から登りあげて西進していくプランを考えた。そこにバス停があったから。黒山まで行ってから棒の嶺にいくか南進して高水三山のうち二つを通過し起点に戻るかは時間と体力、バスと相談するとしてまあ9時間はかからないだろうきっと。17kmくらいあるけど。出かけることにした。
棒の嶺から西は細切れに歩いているがそこより東は手つかず。ただ一度に歩こうと思うとバスの時間を考えて厳しい。使える時間は8時間くらいだろう。
棒の嶺から東進し黒山-小沢峠、と進んでいくと都境から少し離れた場所に大仁田山がある。そこの少し南あたりの採石場北西の破線から登りあげて西進していくプランを考えた。そこにバス停があったから。黒山まで行ってから棒の嶺にいくか南進して高水三山のうち二つを通過し起点に戻るかは時間と体力、バスと相談するとしてまあ9時間はかからないだろうきっと。17kmくらいあるけど。出かけることにした。
12/2、四時過ぎに起きだして四時半過ぎに家を出る。
奥多摩は高速使えば早いけど土日割引がほぼ適用されず高速代がバカ高いのが痛い。
コンビニよりつつ6時10分には御岳苑地到着。朝食、準備を済ませてとりあえず御嶽駅へと歩きだす。
多摩川と紅葉。
奥多摩は高速使えば早いけど土日割引がほぼ適用されず高速代がバカ高いのが痛い。
コンビニよりつつ6時10分には御岳苑地到着。朝食、準備を済ませてとりあえず御嶽駅へと歩きだす。
多摩川と紅葉。
昨日の時点で今日は晴れ。朝方霧がでるとかかれていたのを懸念していたが本当に霧が出た。運転や歩く分には問題ないがさて。
植えられている紅葉とかを見つつ釣り橋を渡って対岸へ。多摩川の左岸遊歩道をぶらぶらと歩いて行く。
植えられている紅葉とかを見つつ釣り橋を渡って対岸へ。多摩川の左岸遊歩道をぶらぶらと歩いて行く。
裏路地的な通路を潜り抜けて道路に離脱し御嶽駅。6:52の電車に乗って青梅駅へ。
青梅駅のバス停は何箇所かあるが調べてきてあるので安心。セブンの前のバス停で時間をつぶす。
7:36の上成木行きバスに乗るのだが別方面へのバスがガンガンくる。
路線図は書いてあるのだが北小曽木経由としか書いてないので事前に調べていないと不安になる。系統は梅76なのだが梅76丙とかいう紛らわしい奴がバンバンくる上に方面が全く違う厭らしさ。上成木に行く奴は一日4本しかないのに。
まあ問題なく乗り込んだバスの乗客は僕入れて三人。集落が無かったら廃線だろうな。
青梅駅のバス停は何箇所かあるが調べてきてあるので安心。セブンの前のバス停で時間をつぶす。
7:36の上成木行きバスに乗るのだが別方面へのバスがガンガンくる。
路線図は書いてあるのだが北小曽木経由としか書いてないので事前に調べていないと不安になる。系統は梅76なのだが梅76丙とかいう紛らわしい奴がバンバンくる上に方面が全く違う厭らしさ。上成木に行く奴は一日4本しかないのに。
まあ問題なく乗り込んだバスの乗客は僕入れて三人。集落が無かったら廃線だろうな。
40分ほどバスにゆられて小ヶ井橋BSについた。
このバス停一般的知名度は皆無と思われるので現在地を示す。
8:19、準備をして歩きだす。採石場からの舗装路を合わせ、橋を一つ渡った先で成木川の右側を通る道へ移動。
歩きだして5分後、破線路の通る谷間の前へやってきた。
しかし破線路はどうも民家の庭先から始まっているような?
とりあえず対岸、というほどでもないしょぼ沢の右側から谷間へ。
腐った木橋を無視してそのまま左へと渡ると石垣、祠とわりと真っ当な道な雰囲気
木に縛り付けられたビニールの中に霞んでギリギリ読みとれるレベルで水口峠→と書かれていた。この破線利用者が居るのか・・。案内のボロさから利用頻度は低そうだが。
まあ真っ当な道があるなら無くで良いかと思ったがやはり世の中甘くなかった。
早速植林作業道レベルの踏み跡になり崩壊して非常に危ういトラバースも出てくる。左の尾根に登りあげようかと思った。
とはいえ崩壊地からしばらくは明瞭な踏み跡はあった。
それも10分も進めば枝打ちの放置も加わりなんとなく人が歩いたのかもなあ?というレベルになる。ふと左岸サイドを見ると高巻きの踏み跡があったが細くズルズルいきそうで歩きにはならない。
さらに5分ほど歩いて340mくらいまでくると傾斜が出てきてトラバース歩きは危険に思えた。もとより砂利かズルズル地面で心もとない。尾根に行くには少し離れたし一段あげても似たようなものだろう。水もほぼないので沢底に下りて先へ進んだ。まあここまでくると破線路はもうないものと考えた方が良いだろう。
地味な二俣を方角的に右へ進みしょぼい枯滝もどきを上がって行くと倒木で沢が埋まるが沢沿いが平坦になった。右側に上がり沢沿いを登って行く。
8:54、稜線も近い390mくらいで何か人工的に作られたような空き地に出た。植林の中に黄葉でも目立つ紅葉と水たまり。水たまりはしょぼ沢の水源の一つのようだが。
そこから一息で歩きやすい北へと登り稜線に出た。尾根上は歩きやすそうだ。この尾根はたまに人通りもあるようだし都県境尾根はハイキングコースとして扱われている。
しかし水口峠より少し北西に出てしまったので南東へと歩いて行く。
8:59、水口峠。古い手作り感あふれる案内板がある。この案内板はこの後小沢峠まで随所で目にすることになった。
北へいくと細田はいいとして南西の高土戸集落は道ないんだよなあ。
見下ろすとさっきの紅葉があった。
あの木々から北東へ登れば良かったらしい。
しかし水口峠、みずもととうげと読むらしいがこんなの読めるわけがない。
だいたい水の元ってさっきの水たまりのことなのだろうか。
一息ついて稜線合流地点へ戻り北西へ登って行く。ここは都県境が微妙な尾根形を通っており左の尾根の方がしっかりとした形をしている。下りだとそちらに引きづり込まれる可能性がある。
植林の地味尾根をぶらぶらと歩いて行く。手作りの標識あり。
ここは成木尾根というらしい。安楽寺から小沢峠の区間のようだ。
9:10、鉄塔の下に着いた。
この辺りは晴れているのだが西の方は未だ雲に覆われて。今日は栃木とかの方に行けば晴れていたのだろうか。
まあ東の市街地も霞んではいる。
植林に残された紅葉を見上げつつ歩いて行くと9:16、504mピーク。
特に何かあるというわけでもなかった。
南西の尾根の方が緩やかで歩きやすそうだが北へと下りて行く。
続く
このバス停一般的知名度は皆無と思われるので現在地を示す。
この地図は電子地形図25000(国土地理院)を加工して使用しています(令和元年手続改正により申請適用外) |
8:19、準備をして歩きだす。採石場からの舗装路を合わせ、橋を一つ渡った先で成木川の右側を通る道へ移動。
歩きだして5分後、破線路の通る谷間の前へやってきた。
しかし破線路はどうも民家の庭先から始まっているような?
とりあえず対岸、というほどでもないしょぼ沢の右側から谷間へ。
腐った木橋を無視してそのまま左へと渡ると石垣、祠とわりと真っ当な道な雰囲気
木に縛り付けられたビニールの中に霞んでギリギリ読みとれるレベルで水口峠→と書かれていた。この破線利用者が居るのか・・。案内のボロさから利用頻度は低そうだが。
まあ真っ当な道があるなら無くで良いかと思ったがやはり世の中甘くなかった。
早速植林作業道レベルの踏み跡になり崩壊して非常に危ういトラバースも出てくる。左の尾根に登りあげようかと思った。
とはいえ崩壊地からしばらくは明瞭な踏み跡はあった。
それも10分も進めば枝打ちの放置も加わりなんとなく人が歩いたのかもなあ?というレベルになる。ふと左岸サイドを見ると高巻きの踏み跡があったが細くズルズルいきそうで歩きにはならない。
さらに5分ほど歩いて340mくらいまでくると傾斜が出てきてトラバース歩きは危険に思えた。もとより砂利かズルズル地面で心もとない。尾根に行くには少し離れたし一段あげても似たようなものだろう。水もほぼないので沢底に下りて先へ進んだ。まあここまでくると破線路はもうないものと考えた方が良いだろう。
地味な二俣を方角的に右へ進みしょぼい枯滝もどきを上がって行くと倒木で沢が埋まるが沢沿いが平坦になった。右側に上がり沢沿いを登って行く。
8:54、稜線も近い390mくらいで何か人工的に作られたような空き地に出た。植林の中に黄葉でも目立つ紅葉と水たまり。水たまりはしょぼ沢の水源の一つのようだが。
そこから一息で歩きやすい北へと登り稜線に出た。尾根上は歩きやすそうだ。この尾根はたまに人通りもあるようだし都県境尾根はハイキングコースとして扱われている。
しかし水口峠より少し北西に出てしまったので南東へと歩いて行く。
8:59、水口峠。古い手作り感あふれる案内板がある。この案内板はこの後小沢峠まで随所で目にすることになった。
北へいくと細田はいいとして南西の高土戸集落は道ないんだよなあ。
見下ろすとさっきの紅葉があった。
あの木々から北東へ登れば良かったらしい。
しかし水口峠、みずもととうげと読むらしいがこんなの読めるわけがない。
だいたい水の元ってさっきの水たまりのことなのだろうか。
一息ついて稜線合流地点へ戻り北西へ登って行く。ここは都県境が微妙な尾根形を通っており左の尾根の方がしっかりとした形をしている。下りだとそちらに引きづり込まれる可能性がある。
植林の地味尾根をぶらぶらと歩いて行く。手作りの標識あり。
ここは成木尾根というらしい。安楽寺から小沢峠の区間のようだ。
9:10、鉄塔の下に着いた。
この辺りは晴れているのだが西の方は未だ雲に覆われて。今日は栃木とかの方に行けば晴れていたのだろうか。
まあ東の市街地も霞んではいる。
植林に残された紅葉を見上げつつ歩いて行くと9:16、504mピーク。
特に何かあるというわけでもなかった。
南西の尾根の方が緩やかで歩きやすそうだが北へと下りて行く。
続く
コメント
コメント一覧 (6)
朴訥な雰囲気を感じます。
ふみふみぃさん、そちらは日本なのは地図から分かりますが、私は地名覚え疎く、栃木県大田原市は県南にあると20過ぎても思っていた位なので、何県なのか分かりません( 笑 )
結構、色々な県に遠出されてますよね?
ふみふみぃ
がしました
歩きだしの最初は悪くない雰囲気でした。この後登山道が続いてしまうですが。
ここは埼玉と東京都の境目にある山々の東の果て辺りです。
私は天気予報で栃木県北が太田原市の見出しなので県北なのはわかってますが馴染みが無くて毎度位置を確認してますよ(笑)。
私は茨城の西部に住んでいるのでどこの山も近くない代わりにすごく遠いわけでもない環境で、日光よりも奥多摩、今回行った辺りの方が距離も近く早く行けたりするんですよね。色んな県に行ってるように見えて実は埼玉・東京・群馬・栃木の家から同心円状120km以内に行っていることがほとんどです。
ふみふみぃ
がしました
ふみふみぃ
がしました
まさか、ふみふみぃさんがこんな所に出没するとは思いませんでした。
自分は大仁田山から安楽寺間を都県境伝いに歩こうとしたのですが、都県境が一部区間で谷に降りている所で完全に迷いました。地図と磁石では辿りきれませんでした。
いつも通りの長編になるのでしょか。今後の展開が楽しみです。
ふみふみぃ
がしました
飯能側からも登山道があるらしいですね。ぶなじろうさんも歩かれたようで。小沢峠までは歩きやすい道でした。一般ハイキングコースか?というと整備されている感じもないし疑問ですが。
小沢峠→棒の嶺→高水三山も考えましたが車の置き場と大仁田山になんとなくよりたくて今回のルートに。
この辺りあちこちバス停があるのでルート取りの起点を色々考えられるのが良いですね。稜線に出てからの選択肢はあまりないですが。
ふみふみぃ
がしました
都県境尾根をそれなりに歩いたのでこの時期に低山部分を歩こうかなと思ってました。
記事を拝見しましたが採石場のところは都県境を律義に追うと面倒なことになるようですね。とはいえ尾根をそのまま行くと採石場に入ってしまうし迷うところです。
この後の展開は登山道歩きなのでハプニングとかもなくてただの日記です(笑)。
ふみふみぃ
がしました