2019.3.2(土) 同行者:みー猫さん
たんばらスキーパーク -尼ヶ禿山 -1316m地点  -高檜山分岐 -高檜山 -分岐 -1228m地点 -板沢山 -1033m地点 -石神峠

スノーポンが過去最高に役立った日

一年前の話であるが、みー猫さんから日白山へ行かないかと誘われた際、こちらのアンサーとして高檜山・板沢山というのもありますがと提案した事があった。
その際はよくよく調べてみると日白山・タカマタギの方が人気あるだけあって展望が素晴らしいらしくそちらへ出かけた。実際素晴らしい景色で満足できた山行であった。
それから一年。高檜山・板沢山というろくに展望もなく人に確実に会わないことだけが利点なルートを提案したことはすっかり忘れていたのだが、3月初日の金曜日朝、みー猫さんから去年僕が提案した高檜山・板沢山に明日どうでしょうとお誘いが来た。そういえばそんなのもあったなあと思いだす。
高檜山・板沢山縦走の欠点として、地味すぎるのはさておき車一台で済まそうと思うと奈女沢鉱泉を起点となるがそれでは距離が短すぎることが挙げられる。
ピストンとしては南の石神峠を起点として板沢山・高檜山と歩くのが基本らしい。
高檜山単体としては北の奥利根スノーパークから1323.4mピーク(向山)経由で高檜山ピストンという歩きも見つけた。
まあいずれのルートにしろ年に数件歩いていればいい方レベルのマイナー具合であるがそんな地味さゆえかわざわざ車二台利用して奥利根スノーパーク→向山→高檜山→板沢山→石神峠へ行こうと言う人間はいないらしい。それなら僕が行こうかなと当初は考えたのだが地形図を眺めていると北東に尼ヶ禿山なる存在が目に入る。尼ヶ禿山まではそれなりに来る人がいるらしく展望も良いようで。尼ヶ禿山から武尊山に群がる者達を眺めるのも悪くないな・・と考えたのは冗談だが、尼ヶ禿山から高檜山の間を繋いで歩いた記録はヤマレコに見あたらない。こっちの方が面白そうだ。
尼ヶ禿山から高檜山を目指すも1316m地点まで歩いて時間切れで帰ったと言うブログは見つけたので歩けることは歩ける稜線なんだろうたぶん。
そんなわけで尼ヶ禿山・高檜山・板沢山・石神峠と繫ぐ誰も地味すぎて車二台でやろうとしていないらしい縦走を実行することにした。

3/2、三時半前に家を出る。
沼田ICで下りたことはあまりないがコンビニが存在するか不安だったので高速に乗る前に買い物は済ませた。
待ち合わせの石神峠に6時くらいにつく。集合時間まで30分あるので軽く寝た。
起きると前にみー猫号が。僕のレガシィに荷物を移してたんばらスキーパークへ。駐車料金を支払い止めるのだが駐車場16時までというのが気になる。間にあうのか?
係員に事情を話して聞いてみるとリフトが16時までだからロスタイムで17時くらいまでは空いてるよとのこと。スキー場利用しない相手にもちゃんと対応することにみー猫さんは驚いていた。昔はどんだけ塩対応だったのか。準備をして歩きだす。7:16。
リフトがまだ動いていないのだろうか広い駐車場はガラガラだった。
P3020002
駐車場を北に抜け、かさかさと北西の道路へとショートカットを図る。
あまり踏みぬかずに道路に着地。凍結と言うか雪が一層のった道路を北西へ歩いて行く。
10分ほどでセンターハウスとやらの前に来るとここで除雪終了。いよいよたっぷり積った雪の上へ突入。
とりあえず少し歩いてみるが大して沈まないのでスノーポンは付けずに歩いて行く。
尼ヶ禿山までは人が入るとの情報通り古い足跡があるのでその上なら沈みにくいだろうと辿っていく。
P3020008

雪に埋もれた鳥居。でも雪の多い年なら鳥居自体見えないのかもなあと。
P3020009

ぶらぶらと玉原湖の北側までやってきた。
北側の池は凍りついて雪が乗っている。
南側の玉原湖は流石に凍らないらしい。中々良いロケーションに思えるがのんびり眺めている暇はないので先へ行く。駐車場の時間制限があるのだ。
P3020013
P3020015

林道の終わり、東京大学セミナーハウスがある所まで歩いてきて東を見る。武尊山方面は雲に襲われていた。
P3020017

その少し先まで歩いて尾根取りつき。尼ヶ禿山までは登山道があるらしいが雪の下なので無意味。7:48。
尾根上はふわふわっぽい雪が降り積もっているのでどう見ても沈む。スノーポンを履くことにした。ついでにちょっと休憩。
ペタペタと先行するみー猫さんはスノーシュー装備。沈まない。
僕のスノーポンも沈まない。先週に引き続き真っ当に役立っている。ようやく日の目を見た感があるな。
P3020023

スノーポンでも歩ける斜度の尾根を登っていく。
尼ヶ禿山は木々に隠れてよく見えない。
P3020025

尾根を合わせて1320mくらいまでくると雪のモフ度が上がった気がするが踏みぬくこともないしそう大して沈んでいるわけでもないので気にしない。ペタペタと進んでいく。
1340mくらいで鉄塔の横を通過。8:23。
P3020029
P3020031

緩い傾斜で楽だなと思っていたが山頂近くに来ると多少傾斜が増す。
とはいえスノーポンで労せず歩けるレベルなのだが。
振り向けば武尊山なのだがなんだかモヤっている。閑散としたこちらと違い人出も多いだろうに。
P3020037
P3020039

山頂目前では南側に雪庇がせり出している。ここまでは手軽に来れるのでお得感。だから来る人がいるのだろう。団体様のスノーシュー後も見受けられたし。
展望もあるし中々いい場所じゃないか。
P3020042
P3020046
P3020052

8:53。尼ヶ禿山。標識の回りだけ雪が溶けている。
武尊山も見えるようになった。
P3020055
P3020056
P3020059

残念なのは北側が木々に覆われて谷川・奥利根の山々が見えないこと。
P3020082

これから歩いて行く稜線。
高檜山結構遠くね?間に会うのだろうか。
P3020089

風が吹き抜ける山頂は寒い。
休憩したいが少し先へ進む事にする。西へ少し下るとビューポント。谷川方面がお目見え。
P3020108

基本的に尾根の南側は雪庇が。せり出した部分は溶けて落ちたのか迫力はないが。
落ちても死ぬことないだろうが段差を這い上がるのは難しそう。
P3020117
鞍部に下りても風は当たる。
次の小ピークまで登り返して休憩。9:09。
P3020135
P3020143

さて20分ほどゆっくりしてしまった。
先に進む前に稜線なら凍っててスノーポン外してもいけるのでは?と思い外してみる。ほぼ沈まない。これは行ける。だがそんな僕を見てもみー猫さんはスノーーシュー装備はしたままだった。
やはり尼ヶ禿山から先へ行く人間はいないらしく山頂から西に歩きだして以降足跡はない。僕達の爪痕を記していく。
P3020145
地形図にアンテナっぽいマークのある小ピークへとひたひたと歩いて行く。振り返ると遠くに武尊山も見えていい眺めなのだがここの登りで急に踏みぬきが多発した。どうも木の少し横に空間が空いているらしい。でも見ん見に寄りすぎると雪庇が怖い。
スノーシュー装備のみー猫さんはノーダメージ。
泣く泣く沈みつつ登って行った。
P3020160
9:37、アンテナマークの小ピーク。
反射板?が設置されていた。裏手から北西の展望が良い。
そしてこの辺りもズボスボした。
スノーポンに手が伸びそうになるが我慢してそのまま行く。あえてね。
P3020171
P3020165
反射板ピークからは南西、南と進んでいく。今度は東サイドが雪庇だ。
進む先の尾根が見えるが結構下に見える。急斜面の下りは嫌だなあ。
そして一人たまにスボる。
P3020178
果たして1400mからの下りは大して急ではなかった。しかし雪が締まっておらずフワフワだった。
スノーシューのみー猫さんも少し沈んでいる様子。僕においては言うまでもなく。進むのが困難になったので尻で滑った。
P3020181

下りきったところで一休み。
下りでは尻で滑る裏ワザが使えたがこの先は少し登りだしそうは行くまい。
僕は諦めて再びスノーポンを装着した。
この尾根、尼ヶ禿山以降は展望がなくもっと地味かと思っていたがたまに展望がある。
思ってたよりいい所じゃないのとみー猫さんも喜ぶ。
P3020192
P3020196
続く