相変わらず地味な歩きが続く。
しかし実際の所木漏れ日が差す植林帯の緩やかな歩きはそう嫌いではない。枝打ち放置がなかったり花粉がない季節に限るのだが。
鞍部から490m小ピークに登り返すと尾根の右側が自然林となりアカヤオシが散見。
蕾の向こうに白い日光の山が。
気まぐれにさいてるアカヤシオはないものかと斜面の下を気にしつつ歩いて行くと10:59、唐沢山。山名板はなし。
ここで西へ下りて尾根で周回のパターンが多いようだが僕は北へ。
雲が増えて薄暗くなると少し肌寒い。
マンサクのようなもの。
前方に576m地点ピークの左に少し段差があるのが見える。あそこ岩場とかあるんだっけ。
記事で何か見た記憶はないから普通に歩けるんだろう。
やはり名も知らぬ植物を眺めたりしつつ576m地点に11:25。
鞍部に下りる際急な段差でもあるかと思えばそんなこともなく。
岩場を左から越えて先へ。
580mくらいから林道へと下りて行く所、ちょっと急。
灌木があるから怖くはなかった。
傾斜が緩んだ植林帯の地面からカタクリの葉が散見された。地味に咲いている一輪の花。僕以外に見られることもなく朽ちて行くのだろう。
白岩柿平林道の切り通し。踏み跡に従い左へと下りて行くと特に問題なく林道に下り立てた。ちょうど12時で昼飯にするか迷うが先へ行く。
林道を左に行くと石階段があり登山道?に導かれる。何故か某登山アプリにはルートが記載されているが鉄塔巡視路か何かではないのか。
最初は明瞭な踏み跡が続くが瀑泉さんが雪のせいで不明瞭に・・・と書かれていたのも納得できるような区間も出てくる。
地蔵を見たら左にターン、北へと尾根を登っていく。
ダニとかいそうな藪い感じは5分でなくなり一安心。
藪もないスッキリした植林帯を登っていくと500mくらいから雰囲気のいい細尾根となり蕾のアカヤシオが散見。
まあ標高的にはまだ花を望むべくもなかろう、と思っていると何故か6分先ぐらいのアカヤシオ現る。標高530m。まだまだ咲くには早いはずなのだが・・・。
周辺の他の株は蕾ばかりで咲いてるやつも少し花弁があるだけ。それなのにこの株は異様だ。
まあなんで咲いてるのか事情は知らないが雰囲気がいいのでここで昼休み。12:23。
6分咲きだがこの時期この標高ではレアだし誰も来ないだろうから独占できるのもうれしい。
15分ほど休んで先へ行く。伐採放置された枝もあるがルート上は綺麗に片づけられており歩きやすい。
主稜線に出たら左に曲がり大鳥屋山へ。綺麗な道が続く。
急斜面を最後一息で大鳥屋山。13:03。
二年半ぶりか。ここは栃木100名山のせいか山名板が三つ離れた場所にあるがどれもはぎ取られておらず無事。
石碑の横にお墓のようなモニュメントもあり薄暗い雰囲気が好きではないので今回も早々に山頂を立ち去る。この時期に来る人間も他におるまい。
ぶらぶらと分岐まで下りて行く。ここを右に行ったことないんだよな。
624m地点近くの鞍部、ここに通る林道を降りて行けば里へ安全に下れる。
既に以前歩いたルートに合流しているのでここから先は歩く必要はないのだが一応岳ノ山までいくことにした。
疲れてきているのでアップダウンが辛い。
見知らぬ尾根であれば身構える岩場も登山道でロープもあったりするし以前下りでつかっているのでびびることもなく。
岩場を終えて一登りすると14:07、岳ノ山。
なんだかんだで大鳥屋山から一時間か。
大分疲れたので15分程休憩。
下山は南西尾根とする。通常利用価値のない尾根なせいか記録を見たことはないが地形図見る限りなんとかなるだろう。
出だしは緩く何の問題もなさそうな尾根を下り始めた。
続く
コメント
コメント一覧 (6)
「マンサクのようなもの」はマンサクでいいみたいです
その次の黄色い花はダンコウバイと思われます
今回も楽しませていただいております
ふみふみぃ
が
しました
ふみふみぃ
が
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ふみふみぃ
が
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マンサクはこの前みー猫さんと歩いていて見たのでまあそうだろうと思いましたがダンコウバイは知りませんでした。名前だけは知ってたんですが。やっぱり実物見ないと覚えませんね(笑)。
ふみふみぃ
が
しました
大鳥屋山から岳ノ山、ヒルのいる時期さえ避ければいいところですね。11月頭に歩いて、もう少し遅ければ紅葉見れたかなあと思ったことがあります。大鳥屋山山頂はなんか薄暗くて好きになれないのですが(笑)。
私も一部だけ歩き残しているので早いとこ埋めたいなと思ってます。
ふみふみぃ
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何度も行くのが面倒なので一度に済ませようと思いつつ、でも長すぎると疲れるしと悩む日々です(笑)。
山名板は結構外されてしまうようですね。個人の土地なら仕方ないかとも思いますが、テープ残して山名板残さずはよくわからんなとも思います。
マスカットもどきの花はキブシというんですか。勉強になりました。
ふみふみぃ
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