2018.5.20(日)
千手ヶ浜BS -大和田沢 -1450付近支尾根取り付き -1650m付近丸い緑の草地 -1792峰西方1690m付近・中禅寺湖南岸尾根 -(仮称)白樺平 -黒檜岳 -1919m地点北尾根 -1581m地点
-1511m地点 -中山 -谷間 -柳沢川渡渉 -西ノ湖入口BS

相変わらず裏をかいてくるナゲ達。


この週末、日曜の天気が良いようだ。
ナゲ練もしたい、沢練もしたい。されど好天の下気持ちよく縦走もしたい。そう迷った挙句僕は中禅寺湖湖畔へとやってきた。
時刻は5時40分くらい。普段ならこの時間余裕なはずの立ち木観音当たりの駐車場が第二駐車場はおろか路肩も満杯で。
これは流石にありえないだろと思いつつどこかに駐車したいと湖畔を西に移動して行くがこれまた路肩がどこも停められていて。この季節こんなに混むとは思わなかった。そんなに日光から登山道で社山に登ることは罪深い行為なのか。もう、こんな穢れた山に行くのはやめよう。
帰ってから知ったのだが混雑の理由は釣り大会だった。
しかしそんなこととは露知らず落ち込んだ僕は竜頭の滝駐車場でようやく車を停められたものの、一眠りしてから帰ろうと不貞寝を始めた。結構肌寒い。

7時過ぎに目を覚ますと陽射しがあたたくなっている。何しに来たんだろうな今日は。帰る前にそういえば赤沼からの低公害バス、何時からだっけと見てみると8時発。それなら千住が浜に8時半でそれなりには歩けるか・・・。やる気はないがガソリン代がもったいないので歩くことにした。

8時半に低公害バスを降りて千住ヶ浜到着。
千住ヶ浜へ歩いて行くハイカーはあまり見当たらない。逆に千住ヶ浜から歩いて来る人が何人か。
湖畔を歩いてさてどこへ向かうか。深く考えず大和田沢から適当に南岸尾根に出て白樺平かなあと適当歩き。
こんな日に限って天気はいいものだと苦笑い。
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南岸の遊歩道へと入り東へ。ナゲ達がにょろづいているが大体にして花は終わっていた。
大和田沢出会いまでやってくると熊の痕跡を見つけて身震い。9:06。
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大和田沿いの歩きも二年ぶりとはいえ二回目なので戸惑う事もなく。
右岸へ左岸へと適当に渡渉してはぶらぶら新緑の森を歩いて行く。
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9:40、1450mくらいで右岸支沢が流れ込むところについた。正面は崖っぽいけど沢に挟まれた左上は行けそうだな。適当に取りつくことにする。
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急な笹の生えた斜面を登ると傾斜は落ち着き問題なく歩けそうな樹林帯に。
尾根形に沿うように登ろうかと思ったが左の方でツツジが咲いているので誘われてそちらに。
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何故かテープを二つほど見る。どこに誘おうと言うのか。尾根に乗らず支沢左岸上の少し広い緩やかな場所を歩いて行く。このまま進むとどうなるんだろう?尾根に乗った方が楽なことは分かりつつ興味をひかれる。
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"何突っ立ってんだよ(笑)"
口の悪いイキモノの声がしたので右上を見ると、にょろりとしたイキモノがニヤニヤと見下ろしていた。シャクナゲリラである。何時の間に上に回り込んでいたのか。
結構急な斜面であるが登れそうなので南へと登りあげることにした。
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急斜面を登りつつ右方を見るとナゲ達が群れていた。近づいて撮影しようかと思ったが面倒なので止めた。
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わざわざトラバースしなくてもすぐ上にするしな、と撮影。花は大分散っているが綺麗。
このままナゲゾーン突入かと思いきやその後ナゲ達はどこかへ行ってしまった。
南岸尾根の北側支尾根なのにここもナゲ楽園ではなかったか。
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ナゲ達が消えるとシロヤシオトンネルに突入。先週の田母沢中間尾根と違い巨木に花がびっしりではないがシロヤシオの数だけはすごい。
どこまで続いているのか。1520m辺り。
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シロヤシオ自体は続くが何やら藪めいてきたな・・尾根を通っていないせいか鹿道もないし。まあ上へ行けば尾根に乗れるだろう。
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幸いにして下草はすぐ消えて鹿道も出てきたような。適当に歩いて行く。
しかしシロヤシオ地帯ではあるのだが頭上は葉しか見えないので有難味がないな。
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1590mくらいで尾根に乗り南進。相変わらずシロヤシオトンネルが続く。
たまに振り向いて見上げると綺麗ではある。
ただし籔っぽいし青空限定。
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1600mを越えると徐々にツツジが減ってツガらしきゾーンへ。
スカスカで歩きやすいからこれならコメツガもOKさ、と言った感じで。多少傾斜があるがすいすいと登れる。不貞寝したおかげで今日は体が軽いぞ。
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1690mくらいで林を飛び出て薄い笹原へ。10:30。結構早く南岸尾根に出られそう。後は東へゆるりと行くだけか。
鹿道の導く先には岩っぽい個所が。
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結構展望いいし気持ちの良い所に出たなあと歩いて行くが振り向いてふと気付く。これ、2年前にぶなじろうさんが歩かれていた丸い緑の草地では?
帰ってから調べてみると正解だった。しかしナゲを避けたいぶなじろうさんは初っ端10mほどナゲ藪を漕いだらしいのだが対する僕はまばらなナゲ達を見ただけだった。
相も変わらず天邪鬼なナゲ達である。
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軽い岩の上にケルンを積んで遊んだりしつつ10:37、中禅寺湖南岸尾根に合流した。
社山は今日は穢れている気がするから黒檜岳方面へ行こう。
深い考えもなく南西へと進む。少し歩いて見下す足尾。雲が流れて行く。
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あれは鹿道なのか?と以前も気にしたようなそうでもないようなどうでもいいところに目が行く。
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歩いてきた支尾根が見える。今日は足尾より日光の方が天気が良かったようだな。
駐車場が埋まってなければなあ。
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筑波山はシルエットで分かるから偉大だ。
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こんなにいい天気なのに南岸尾根を歩いているのは僕だけなのか?
口笛を吹きたい気分で歩いて行く。
社山は穢れた山だなんて不貞腐れていた過去は忘れてしまった。
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袈裟丸が雲に襲われている。
実のところ袈裟丸奥部に行くか迷っていたのだがこれを見ると今日はこちらで正解だったなと思う。紆余曲折あったが。
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誰も来ないといいなあ、なんて思っていたがそんなわけはなく。
二人組のハイカーとすれ違った。こんなにいい天気でこんなに気持ちのいい稜線、ほっとかれるわけないよな。もう何度目か忘れたけど飽きずにまた来てしまった僕もいるし。
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中禅寺湖側も足尾側も、何回きても飽き無くてまた歩きに来てしまう。この先のプランを考えているから先を急ぐが、本当はここでのんびりして行ってもいいんじゃないか。そう思っている自分もいた。
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続く