こいつは面倒なことになったぜと思いつつナゲさんの足元がお留守になった瞬間をねらって中腰で突破。薄くなったな、やったぜと思ったがすぐに濃いナゲ藪に。
まあでも少しは隙も見えるな。
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中腰でシャクナゲトンネル一名通過中。気分は中トトロ。
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1511m地点の西、登り返しまでやってきた。楽になる気配、ないなあ。
隙間に潜り込みナゲを軽く除けて進むしかない。
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何故かテント2張り張れそうな空間があったのでこの先は踏み跡で楽に?!と思ったが気のせいだった。足が地面を踏んでるだけましだよなあと思うのは感覚がマヒしているのか。
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花咲かせている所悪いが唯一の弱点なので容赦なく除けて潜り込む。
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時折踏み跡が出たと喜ぶのだがすぐにぬか喜びだと気付く。空中戦を挑むには少し背が高すぎるので少しずつナゲ枝を広げて着実に進むのが一番早い。
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トンネルを潜りベヒナゲ地帯で一息ついてまたトンネルを潜って。1511m北東の鞍部でナゲ達の姿がいきなり消えた。十分出番をもらえたから引っこんだのか?
助かったこれでバスに間に合うな。14:22。
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3分後の光景。我が物顔で蔓延るナゲ達。助かってなかった。
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むしろ状況悪化したまであるな?一つ小ピークを越えたがナゲ達の勢いは留まるところを知らず。
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それでも横に押しのければ進めるのがナゲ藪。コメツガ達と違ってこの柔らかさがナゲなんだよな。でも跳ね返ると痛い。
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1510m級小ピークに向けて泳いで行くとポンと展望地に飛び出た。まあ黒檜岳方面しか見えないのだが。14:38。
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これにて藪出て一件楽着、とはならないのがこの尾根の恐ろしいところである。
僕はすごすごと藪へと帰った。
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しかし1510m級小ピークから北へと下りて行くとようやく真っ当に踏み跡らしきものが続くようになった。しぶとくナゲ達も粘るのだが昔踏み跡部分だけ刈りとられたのだろう。シャクナゲートに綻びが見える。大分歩きやすくなったしこれならなんとかバスに間に合うなと疲れた体を引きずり中山へ歩いて行く。
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15:05、中山到着。苦労して辿りついた山頂であるが展望は無い。ついでにナゲ藪はあるらしいが踏み跡辿って下から一時間ほどで来れるようだ。中山から1919m地点の間を歩いた人は他にshege-ponさんしか知らないのだがshige-ponさんも相当ナゲさんのことが好きだったんだなあ。(追記・かのstarionさんも歩かれていたらしい。)
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さて、この先は踏み跡とテープがあるらしい。特に理由もないが確か北西ルートの方がメジャーらしいので北西尾根で行く。
ナゲ達は相変わらず蔓延っているが刈りとられた踏み跡が通り牙を折られているようだ。
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1470mくらいまで下りて行くと大岩が続いていた。真っすぐ岩の上を行くか迷ったが急に落ちていたら嫌だなあと右から巻き下りて行く。でもかなり急。
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しかしこの岩壁思いの外長く続いた上に北へと曲がっていく。
尾根から離れてしまったな。まあ降りられるならどうでもいいかと谷間を下る。ストック使えばなんとかという斜度。
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結局1390m辺りでようやく岩壁を巻き終わった。尾根に戻ろうかと少し西に移動したが大分尾根から外れているし下へも溝を渡り小尾根を歩いて安全にいけそうな空気があるのでそのまま北へと下ることにした。
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大分下りて見上げる。下りだから楽だったが登ろうとは思わないな。
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15:33、柳沢川に辿りついた。思ったより大分早く下れたな。藪漕ぎほとんどしなくて済んだから下りには谷間ルート正解か。
飛び石で渡渉して顔を洗う。30分あればバス停まで行けるだろう。腰をおろして一息。残った水を飲み干した。
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10分ほど休んでバス停へ。適当に突っ切りつつ遊歩道で橋を渡る。
これなら時間的に余裕。15:58、西ノ湖入口BS到着。
少し早すぎたかな。少し暇だなと思いつつバスを待って帰った。
思ったよりハードな下りで社山から向かわなくて正解だったかもしないと少し思った。
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今回のアバウトな軌跡
この地図は電子地形図25000(国土地理院)を加工して使用しています(令和元年手続改正により申請適用外)

無題


往路で使った尾根は花見には向いていないがシロヤシオ自体はずっと咲いているのでこの季節歩くには悪くない。ナゲを無視して枝沢沿いにいったらどうなったかも気になる所。南岸尾根はやはり青空の下歩くと気分が良くて。ナゲ藪歩いた後に南岸尾根で解放感を味わうのも乙かもしれない。
1919m地点北尾根から中山へ向かうのはバスの時間と心にゆとりがある時にした方が良いだろう。こんなの絶対進めない!ということはないのだがなんとか進めるかなあと言うナゲゾーンが続くため標高差も距離もないのに時間を喰われるのは必至だ。流石に花でも咲いていないとやってられないのでこの季節がお勧め。

わざわざナゲゾーンに突入したのにもわけがあって。二日後に別のナゲ藪に行く前の予行練習だったのだが、それはそれで別のお話。
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コメント

 コメント一覧 (4)

    • 1. 瀑泉
    • 2018年05月29日 00:31
    • 袈裟丸山のナゲ藪を考えていたところで,転戦して奥日光の中山でしたか。やはり中山のナゲ藪は一筋縄ではいかないようですネ。ちなみに,逆回りですが中山→1919mは,starionさんが,平成17年に歩かれてますヨ。(http://mountaintrail.web.fc2.com/nakayama-kurobi1/1.html)あともう一人くらい記憶があるんだケド,誰だったかなぁ~。。。
      ちなみに,足尾もこの日はお天気が良かったですヨ。ただ,盟主様に遮られて,袈裟丸まで伺い知ることは出来ませんでしたが。
      南岸尾根,今まで取っておいていて,まだ歩いて無いんですよネェ~。記事を拝見して,いい加減歩こうかと思いましたヨ。
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    • 2. ふみふみぃ
    • 2018年05月29日 00:55
    • 瀑泉さん、こんばんわ。
      starionさんも歩かれてましたか。starionさんの記録、山を始めた頃はよく見ていたのですがルートマップが死んでるのが多くていつしか確認しなくなってました。今となってはルート図みなくても大体軌跡は分かるし私の中で再評価すべき先人の方ですね。
      瀑泉さんの記事拝見しましたが早い時間帯から歩かれたせいか青空がより眩しいですね。私は袈裟丸は見えたものの盟主様はろくに拝めず。そのせいかこの週末で霧の中盟主様に登頂することになりましたが(笑)。
      南岸尾根はやっぱり青空の下歩きたいですし梅雨入り前か秋空の下が良いのではないのかと。
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    • 3. ぶなじろう
    • 2018年05月29日 22:17
    • 今晩は。
      中山周辺は、日光の薮ルートを登り尽くした人々が最後の方で訪れる山であると認識しておりました。ふみふみぃさんをして絡め取られるスンデの所まで追い込まれるのでしたら、尋常ではない所である事がヒシヒシと伝わってまいりましたです。こりゃぁ~、近づいてはイカンと。
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    • 4. ふみふみぃ
    • 2018年05月31日 00:27
    • ぶなじろうさん、こんばんわ。
      この辺りナゲが多いと聞いて行ってみましたが、三右衛門沢右岸尾根もそこまででもなかったしとタカをくくってました。しかしここのナゲ達は凶悪ですね。ちょうど1581m地点から中山の間は標高的にナゲが好む高さが続く上に西ノ湖から湿った風でも来るんじゃないでしょうか。えらくみっちりと詰まって暮らしていました。
      時間を気にしなければまあ丁寧に除けつつ歩いて行けるんでしょうがバスの時間を気にすると結構きつい尾根でした。
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