12:09、遡行再開。
左俣に進むのだが登りやすそうな右俣で一段上がり左俣に移動することにする。
ナメをあがり倒木を越えて傾斜が緩くなったところでいきなりツルっと前のめりに滑った。小滝を登り切ったと油断したせいか。
パシっと凸を右手で掴んだので滝へと落ちることはなかったが今回唯一冷や汗をかいたところだった。まあそのまま落ちても倒木に引っかかったかなと後方確認。
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そして苔メインの左俣に突入。
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どこもかしこもモフモフしている。階段状の場所が多く標高を稼げた。
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しかし寝不足が祟ったのか水温低かったせいか体が重くなりがちでみー猫さんに少し遅れを取り始める。写真撮ってるせいもあるけど。
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滝っぽい滝はこれで最後だったか。
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中々水量減らないなと思っていたが、いくつか支沢を分けて一気に水量が減っていく。
流石に源流の様相を呈してきた。
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1900m辺りの二俣で右の流れは伏流に。左も苔の上で伏流になっていた。
ここで遡行を打ち切ることにする。12:43。
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沢靴を脱いで足を乾かすが中々乾かない。まあ登山靴の靴下もしめった藪のせいで濡れてるし良いかと履き替える。
持参した2Lの水が空になったので湧き水2L汲んだ。これは1Lで十分だった。

20分くらい休んで稜線へと歩きだす。
踏み跡かな?と左へ進むが鹿道のようだ。
まあ左に進む分には帰りが短くなるので問題ない。
上へ上へと適当に進んでいく。
冷たい水温の沢から上がったのと寝不足がここにきて響いたか長時間のプールから出た時のような体の重さ。これは中々珍しい。足だけならたまにあるが。
ぐったりとしつつみー猫さんについて行く。
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標高差150m程度に25分くらいかけて13:33、2044m地点西の鞍部で稜線に出た。
時間があるしと重い体でノソノソと登った結果である。空は近い。
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富士山は雲を纏って。晴れていたらさぞ展望が良いことだろう。
風が吹き涼しい。
町が見えるので電波が入るかと思ったがそんなことはなかった。
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風景写真も撮り満足したので雁峠へと歩いていく。北の展望が得られると雲海に浮かぶ凸凹した尾根。両神山・・・・はこんなに近くないな。はるかかなたに霞んでいる奴が両神山だろうか。写真真ん中の雲海に浮かぶのは黒岩尾根だろうきっと。
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南の方、大菩薩らしきものが見える。あの山自体はもはやどうでもいいのだが周辺は行きたい所がいくつか。
結局のところアクセスが遠いからという理由で先延ばしし続けている。
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13:57、燕山(2004m)。
巻き道もあったが一応立ち寄って見る。
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その先で野生動植物の相互交流を図るなんたらかんたらという看板があった。
それに呼応したのか登山道脇ににょろにょろとナゲ達が涌いてきた。藪漕ぎ←→道具を掠め取る、の関係が果たして相互交流と言えるのかどうかは疑問が残るが。
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雁峠の向こうに笠取小屋・雁峠・笠取山の分岐が見える。
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急坂を九十九折りに続く道を雁峠へと下りて行く。
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14:27、雁峠。西の空が曇ってきた。
ベンチに座ってぐったりと休む。眠い。
15分ほど休んでそろそろ行きますかとなるが雁峠付近の植生、との看板がある。シャクナゲのイラストはない。それでは文章中には・・・と探してみるが見当たらない。ナゲさんがハブられている!すぐそこにわさわさと群生したと言うのに。雁坂峠というナゲ達の存在は認められていないらしい。相互交流はナゲ達とではなかったのか。
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まあいいかと軽く登り返し分岐を通過。笠取小屋に15:02。
行きとは変えて急坂らしい一休坂経由ルートで下る。よく整備はされているようだが面白みはない。
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スズタケの間を通る幅広の登山道を淡々と下る。
急坂とのことだがそう急だとは感じなかった。
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そして往路の分岐に合流し作場平口へ。16:06。
いつもなら温泉入って帰りましょう、だが温泉入ったらぐったりと寝てしまいそうだからとはみー猫さんの弁。そのまま帰る。
とはいえ僕は温泉入らずとも眠かったのでみー猫さんと別れて道の駅たばやまにin。1時間半くらいうつらうつらして眠気を取ってから帰った。

今回の軌跡(メインの部分、作場口から笠取小屋は登山道なので略)
この地図は電子地形図25000(国土地理院)を加工して使用しています(令和元年手続改正により申請適用外)

無題

核心と思っていた沢への下降もうまくルート取りでき、沢も期待通りのナメと苔を存分に楽しめた。しかしこの季節にしては予想外の寒い日で水温低かったのは誤算。凍えるほどではなかったが沢から出た後の体の重さを考えると相応に冷えていたらしい。
アプローチは長い。廃道歩きは面倒なかわりに面白みもあるが登山道部分は登山口から笠取小屋先まで展望もないし退屈でしかたがない。
また、このルートだと危険個所は回避できる代わりに最初に一山越えてから入渓なので相応に体力が必要だ。時間の余裕はそれなりに見ておくべきだろう。今回は5時まえに出発したので余裕を持てたが。

今週末はN田君と久々の藪・・・なはずだったが最近色々と立て込んでいるらしく来れなくなってしまった。事情を聞くにそれならしばらくは難しいなと言う感じだが。
仕方なくN田君抜きで裏那須にいくつもりだが未知のルートでアプローチするので果たして稜線まで行けるのかも不明である。

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コメント

 コメント一覧 (6)

    • 1. みー猫
    • 2018年06月23日 08:13
    • おはようございます。
      お誘い頂きありがとうございました♪前後の登山道はアプローチと割り切るしかないですね。水温が低かったけど、当日の微妙な天気は視界の少ない長丁場を歩くには都合が良かったように思います。おそらく二俣でたまたま転んでびしょ濡れになったのがその後の疲れになったんでしょう。出発は明日ですか。本日午後の雨濡れ具合が気になりますね。稜線まで行けるか・・・という表現だと、じゃ一緒に俺も私も行きます!・・とならない感じがします(笑)・・明日は未丈ヶ岳の一般コースにでも見に行こうかなと思っていましたが、まだ考え中。お疲れ様でした。
      みー猫
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    • 2. ふみふみぃ
    • 2018年06月23日 19:11
    • みー猫さん、こんばんわ。
      安全なアプローチとしては致し方ないですね。涼しいと水温が冷たい、暑いとアプローチで蒸す。難しいところですがまあ予定通りの時間で帰ってこれたので悪くない条件だったかもしれません。濡れたダメージはあまり感じなかったのですが後々響いてきたようで。
      夕方の雨はそう降っていないと期待したいのですが果たして・・・。
      稜線まで行けるかは本当に未知数です(笑)。
      未丈ヶ岳ですか。その先の道のなさそうな山も気になりますね。
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    • 3. こぼしだ
    • 2018年06月23日 21:06
    • こんばんは。
      モフモフゾーンだけ歩きたいです笑。でも下から上って行った人だけのご褒美ですかね。
      スズタケのくもの巣は普段からあれくらい付いてるんでしょうけど、雨や霧になると水気が付いて目立つんですかね?お二人とも奥秩父のイメージ強くなってきましたね!
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    • 4. 瀑泉
    • 2018年06月23日 23:00
    • 昔,岳人で紹介されたブドウ沢手前の悪場は,張られたロープやスリング頼りに越えるイベントだったんですケドねぇ。四重遭難とも言われる事故で,悪名高くなってしまいましたネ。
      それにしても古礼沢,一応,知ってましたが,ナメは多いし,上流は奥秩父らしく苔むしているし,良かったみたいで。
      ところでネオプレーンソックス,以前は雪渓が残っているようなら履いてましたが,最近は履かないですネェ。遡行終了時に靴下を変えないこともあるケド,春先の雪解け水でも,気合いで乗り切ってます(笑)。
      フエルト底,ふみふみぃさんの遡行回数で減ってますかネェ。沢屋さんはボロボロになるまで使うからネェ。それより滑る原因は,底の硬さじゃないかなぁ。靴は硬い分,小さなホールドでも乗れるケド,足袋と違って丸い岩に乗ると滑るんですよ。ちなみに,自分のサワサンは,乳が切れちゃうから,仕方なく交換しているダケで,それがなければ2シーズンは余裕だと思います。
      「プールから出た時のような体の重さ」は,寝不足より,水遊びそのもののし過ぎでしょう(笑)。それが怖くて最近は,あまり水遊びしないように心がけてますヨ。
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    • 5. ふみふみぃ
    • 2018年06月26日 21:56
    • こぼしださん、こんばんわ。
      古礼沢辺りから尾根を降りて行けばモフモフゾーンにはいけると思います。でもナメを歩かないのはもったいないですよ(笑)。
      くもの巣はやたら目立ちましたね。水気がないと気付かずに突っこむんでしょうけど。
      奥秩父のイメージ強くなってきたところで、暑いので他の地域に逃げ出します(笑)。
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    • 6. ふみふみぃ
    • 2018年06月26日 22:02
    • 瀑泉さん、こんばんわ。
      事故のあった悪場はどうみてもつるつる滑りそうだし残置利用で無理やり登るのもなあと私は行く気になれませんでした。
      古礼沢はナメはあるし雰囲気もいいし実にいい癒し渓でした。
      ネオプレンソックスは前回のナメ沢で寒い思いをしたので今回も履いてきましたが、みー猫さんも入渓直後にネオプレンに履き替える冷たさだったので正解でしたよ。前は気合で乗り越えてましたが(笑)。
      フェルト底、まだいけますかね。ボロボロというのがどのレベルかは分かりませんが一応フェルトが取れて底が見えるようなことにはなってないです。まあ日曜に地味沢にハイパーVでいったらやたら滑ったのでフェルトはまだ使えるなあと実感してきたのですが。
      水遊びのしすぎが原因、やはり冷えると体力奪われるんですね。元々涼しい日でしたし暑い日以外は自重します(笑)。
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