2018.7.14(土) 同行者:みー猫さん
黒谷川林道小幽沢出会い先スペース -林道崩壊地点 -入渓 -大幽沢出会い -取水堰堤 -東ノ沢・西ノ沢出合 -窪ノ沢出合・ヨシノ沢(葦ノ沢)出合 -西俣・南俣出合い(1046m地点二俣)手前テン場
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黒谷川林道小幽沢出会い先スペース -林道崩壊地点 -入渓 -大幽沢出会い -取水堰堤 -東ノ沢・西ノ沢出合 -窪ノ沢出合・ヨシノ沢(葦ノ沢)出合 -西俣・南俣出合い(1046m地点二俣)手前テン場
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スノーブリッジが出てこないことを祈りつつ進んだものの?
登山雑誌が選んだマイナー12名山なるものが存在するのを知ったのは2年くらい前だったような。熊遭遇率の高い僕にとってヒグマの生息する北海道の山が含まれている時点で12山制覇する気はさらさらないのだがいくつか登って見たいと思わせる山があり、そのうちの一つが丸山岳だった。
残雪期に縦走していくか、無雪期に沢登りでいくかの選択肢があるがやはりナゲさんが出ている無雪期でしょうとなる。
沢もいくつか選択肢があるのだが沢初級者の僕には大幽沢東ノ沢ピストン以外の選択肢は存在しない。山深く二泊三日、しかも沢となればソロで行くのは憚られるのだがみー猫さんも丸山岳に興味はあることを知っていたので前々からご一緒しましょうと声をかけていた。
残雪期に縦走していくか、無雪期に沢登りでいくかの選択肢があるがやはりナゲさんが出ている無雪期でしょうとなる。
沢もいくつか選択肢があるのだが沢初級者の僕には大幽沢東ノ沢ピストン以外の選択肢は存在しない。山深く二泊三日、しかも沢となればソロで行くのは憚られるのだがみー猫さんも丸山岳に興味はあることを知っていたので前々からご一緒しましょうと声をかけていた。
問題はいついくか。
夏はメジロアブ天国となる地域なのでやつらが蔓延る前、もしくは秋となるが秋は行きたい所が一杯あるし日の短いのが心配だ。そうなるとスノーブリッジが崩れたと思われる7月中旬となる。雪の多い年なら8月までスノーブリッジがありそうだが幸い雪が少なそう。
そんなわけで今年の海の日連休はタイミングが抜群。後は天気だけだ。増水してるとわりと面倒らしいし。
夏はメジロアブ天国となる地域なのでやつらが蔓延る前、もしくは秋となるが秋は行きたい所が一杯あるし日の短いのが心配だ。そうなるとスノーブリッジが崩れたと思われる7月中旬となる。雪の多い年なら8月までスノーブリッジがありそうだが幸い雪が少なそう。
そんなわけで今年の海の日連休はタイミングが抜群。後は天気だけだ。増水してるとわりと面倒らしいし。
そんなこんなで一週前から天気予報と睨めっこ。どうやら直前に雨は大して降っていないようで安心。問題は三連休。金曜夜から土曜朝にかけてが怪しい。雨ならアルプスでもいこうかな、でも駐車場埋まってるだろうなと悩んでいたが前日夕方の天気予報で雨は無くなり土曜昼から日曜にかけては晴れ、月曜も雨はなさそう。これは行かざるを得ないな。
一応朝方の雨だけ可能性を考慮して7時前に歩き始める感じでみー猫さんと集合時間を決めた。
一応朝方の雨だけ可能性を考慮して7時前に歩き始める感じでみー猫さんと集合時間を決めた。
7/14、集合場所の道の駅きらら289に5時くらいに着く。集合時間30分前。みー猫さんは既にいた。一応30分まで仮眠してから移動開始。黒谷川林道に向かう。
実のところ第一の核心がこのアプローチ。黒谷川林道は未舗装かつ2011年の豪雨で崩れ去り、おかげでここ数年大幽沢から丸山岳への遡行者が激減したという事情がある。ノラさんが黒谷川林道を偵察した記事によると今は小幽沢出会いくらいまでは車で入れるようになったらしい。
ということで未舗装ゾーンに入っていくがところどころ凹んでいて小さなとがった石もあり油断できない。道幅も凄く狭い。神経使いつつ時速20km未満で30分ほど走ると小幽沢出会い先の広いスペースに着いた。復旧工事時の拠点だったのだろうか。
まだ先まで行けるかもしれないが臆病な僕はここに駐車しましょうとみー猫さんを引き留めて歩く準備を始めた。
実のところ第一の核心がこのアプローチ。黒谷川林道は未舗装かつ2011年の豪雨で崩れ去り、おかげでここ数年大幽沢から丸山岳への遡行者が激減したという事情がある。ノラさんが黒谷川林道を偵察した記事によると今は小幽沢出会いくらいまでは車で入れるようになったらしい。
ということで未舗装ゾーンに入っていくがところどころ凹んでいて小さなとがった石もあり油断できない。道幅も凄く狭い。神経使いつつ時速20km未満で30分ほど走ると小幽沢出会い先の広いスペースに着いた。復旧工事時の拠点だったのだろうか。
まだ先まで行けるかもしれないが臆病な僕はここに駐車しましょうとみー猫さんを引き留めて歩く準備を始めた。
いつものことながらテン泊装備が重い。
のろのろと歩いて行くとすぐ先の三角州みたいなところを回り込む先までは林道が整備されていた。10台くらいは停められそうなスペースもある。ここまで車でこれば良かったか。
のろのろと歩いて行くとすぐ先の三角州みたいなところを回り込む先までは林道が整備されていた。10台くらいは停められそうなスペースもある。ここまで車でこれば良かったか。
そのすぐ先で林道は通行止め。でかい木の根で封鎖してある。
奥には2台程度は停められた。さっきの釣り人集団はここに停めていた。
どこから沢に下りるかと一応前進して見ると林道崩壊。ここからさきは補修されるのだろうか。
奥には2台程度は停められた。さっきの釣り人集団はここに停めていた。
どこから沢に下りるかと一応前進して見ると林道崩壊。ここからさきは補修されるのだろうか。
崖になっているし戻って下りやすそうな所を探そうかと思案するが、下を見ると沢の上流から下りてくる三人組が。彼らはこちらを見て前方を指差す。
崩壊した方向に進めば下りられると言う事だろうか。
信じて藪に覆われた踏み跡を進むとロープが垂れていたので利用して下りる。結構怖い。
帰りはこれで登り返すのはやめようと話す。
崩壊した方向に進めば下りられると言う事だろうか。
信じて藪に覆われた踏み跡を進むとロープが垂れていたので利用して下りる。結構怖い。
帰りはこれで登り返すのはやめようと話す。
河原を利用しつつ歩いて行くとほどなく大幽沢出会い手前の青い橋。
大幽沢奥の取水ダムへと続く作業道のものらしいが林道崩壊した今となっては取りつきにも行けないか。手摺りも床網も取られているので渡る気にはならない。7:32。
本流は左で、僕らは右の大幽沢へと入っていく。
大幽沢奥の取水ダムへと続く作業道のものらしいが林道崩壊した今となっては取りつきにも行けないか。手摺りも床網も取られているので渡る気にはならない。7:32。
本流は左で、僕らは右の大幽沢へと入っていく。
穏やかな沢を歩いて行く。
穏やかなのだがヌメりがあるので河原をなるべく歩いてみたり。みー猫さんが少し前から人の足跡があると言うが中々人間のものだと断定できなかった。
しかしこれは人間でしょうと言う足跡をついに発見。沢を下る方向だ。
この辺りの岩に濡れた足跡は無いから今日のものではなさそうだがここ数日だろう。丸山岳に行ったのかは不明だが。山菜取りや釣り人も入る場所だ。
むしろそちらの方が多いか。
穏やかなのだがヌメりがあるので河原をなるべく歩いてみたり。みー猫さんが少し前から人の足跡があると言うが中々人間のものだと断定できなかった。
しかしこれは人間でしょうと言う足跡をついに発見。沢を下る方向だ。
この辺りの岩に濡れた足跡は無いから今日のものではなさそうだがここ数日だろう。丸山岳に行ったのかは不明だが。山菜取りや釣り人も入る場所だ。
むしろそちらの方が多いか。
これはもう窪の沢出会い手前のゴルジュまでは楽勝かなと思っていた10:32、"世の中そんなに甘くないぜ?"とばかりに突如スノーブリッジ登場。窪の沢も大分近くなってきたところだ。
随分重厚だが下を潜る気はせず右からトラバース気味にスノーブリッジの上に出た。
随分重厚だが下を潜る気はせず右からトラバース気味にスノーブリッジの上に出た。
最近あまり使われていないのか藪化進行中の巻き道を藪が薄く踏み跡だったと思われる部分を探して進む。
スノーブリッジを巻き終わった時点で下に下りるかどうか迷った。
巻き道は窪の沢出会いまで続いているはずであるがどうも小さな谷間を越えた先が不鮮明。みー猫さんが探りに出かけたが藪化しており進めるか怪しいとのこと。
仕方ないので急な狭い谷間を下りて沢に降り立つことにした。
スノーブリッジを巻き終わった時点で下に下りるかどうか迷った。
巻き道は窪の沢出会いまで続いているはずであるがどうも小さな谷間を越えた先が不鮮明。みー猫さんが探りに出かけたが藪化しており進めるか怪しいとのこと。
仕方ないので急な狭い谷間を下りて沢に降り立つことにした。
続く
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