ちょっとどいてろ、とナゲ達を掻き分けるとすぐに三角点が見つかった。
丸山岳山頂に9:50。
山名板はない。たそがれさんが登る時にでもお願いしよう。
山頂の西側は池塘と花畑でいい雰囲気である。
会津朝日岳方面へ接続する尾根は確認しなかったがまあいくこともないだろうしいいか。
東峰方面を眺める。
草原とネマガリ・ナゲ達の住み分けはどうやって決まっているのだろうか。
大幽山に行きたいと思ったこともあるがこの辺りの藪を見るに沢利用しないとつらいだろう。なにより黒谷川林道をもう一度運転したくないのでお蔵入りか。
折角なので草原で記念撮影。
なんとなくヘルメットは被ったままだった。
会津朝日岳。
普通は会津朝日岳から丸山岳を見て登山意欲が出るものらしいが僕は会津朝日岳に行ったことはない。
座って一休みしようとしたのだが南の雲が取れて燧ケ岳や三岩岳-会津駒の稜線が見えたので撮影しに行ったりと忙しない。
早く下山したら昨日より下流に移動してテン泊する予定だったのだがついのんびりしてしまい山頂に50分くらいいた。まあ昨日とと同じテン場で良いか移動も面倒だしという気分になる。
とはいえテン場までもそれなりに時間がかかるのでそろそろ下山しますかとなる。
熊を警戒しまたも北斜面で。
往路でも撮影したはずだが雲も取れたしキスゲも合わせてもう一枚。
花が咲いている方が見栄えはするが花が咲いていなくても草原はいい。藪漕ぎしなくていいからな。
気が向いたら会津朝日岳もいつか行こう。でもアクセス遠いから余り行く気になれない。
なんだかんだ東峰でもゆっくりしてしまったが11時過ぎにまた藪へ帰る。
下りなだけで精神的に藪が楽な気がする。
途中で暑さにうなだれていた萎れナゲ。
最後はネマガリをガサって行きと同じ沢形に戻ってきた。チェーンスパイクつけているので急斜面も安心。
ここで沢を間違えて丸山朝日沢や窪の沢に下りてしまうと遭難必至。
途中でフェルトに履き替えて沢を下りて行く。
往路より天気が良くて陽射しが暑い。沢で良かったと思える瞬間。
下りだと手間取るかなと思った所もすんなり下りられた。
みー猫さんは御神木でうまく下りるが僕は面倒で最後ジャブった所。
途中の休憩で余りに暑いので水にタオルを浸して首を冷やした。
残雪の横、こんな季節にふきのとう。
テン場には14時半過ぎに帰還した。
夕飯まですることもないので暇である。取りあえず水汲みと薪集め。
みー猫さんが虫よけの網でイワナを取ろうというがまあ無理でしょう。
結局魚影も見つからなかったらしい。後で僕が水汲みに行く時は見かけたが。イワナも邪心が分かるらしい。
昨日より早めに薪に着火。慣れたので火を大きくするのも早い。
その薪を利用することもなく夕飯を食べる。まだ17時前だが。
こういうのんびりしたのでいいんだよとみー猫さんは笑顔。
暗くなったら寝るだけだし明日は昼前くらいに駐車地に戻るつもりで3時半起き5時出発とした。
二日目の軌跡
この地図は電子地形図25000(国土地理院)を加工して使用しています(令和元年手続改正により申請適用外) |
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