2018.9.9(日)
深峰歩道登山口 -筑波高原キャンプ場 -女体山 -御幸ヶ原 -男体山 -御幸ヶ原 -深峰歩道登山口

体力の低下を実感


鼠径ヘルニアの手術をしてから一カ月が過ぎた。医者から自己責任で山に行くまで一月は我慢しろと言われ、再発は怖いし多少の痛みもあるので堪えていたのだが晴れて自由の身になった。
山に行けるようになったとはいえ体力も落ちているしリハビリが必要だろう。となれば低山に行くのが自然であるし、茨城県民の僕は筑波山に行こうと前々から心に決めていた。勿論嘘だ。野球は中日ドラゴンズ、サッカーは名古屋グランパス。心は今も愛知県民である。

しかしながらこの土日は天気が微妙で土曜はとりあえずパス。日曜に奥多摩かなと考えていたが基本ロングコースをストックに入れているためショートとなるとこれと言った行き先も決まらず早起きも出来ず。朝起きて何処も天気微妙ななか筑波山が昼過ぎに晴れ間が見えるようなので面倒だから筑波山に行くことにした。気温はかなり高いようだが太平山よりは多少マシだろう。きっと。

9時過ぎに家を出てコンビニで立ち読みして時間つぶし。あまり早く登ると山頂は霧の中だ。ライブカメラで見た。
南のルートから行くと人ゴミに辟易するだろうと人気のなさそうな北側、深峰歩道登山口に向かう。途中で車が結構停まっていたので登山口はもう停められないかと思ったがそんなことはなくまだ半分以上停められた。
準備をして歩きだす。
10:56。
何やらゴミを燃やした後もあり清潔感は無い。曇り空。
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早速登山口から下っていく。
いきなり下山とは何言っているんだコイツという話であるが、深峰歩道登山口から登ると御幸ヶ原に30分でついてしまうらしいのでリハビリとはいえ流石に短すぎる。取りあえず一度少し下り東の筑波高原キャンプ場へ移動してそちらのルートで登るつもりだ。

舗装路を下っていくと10分ほどでキャンプ場への分岐に着いた。未舗装林道へ歩いて行く。未舗装といいつつも砂利が敷き詰められ手入れされている。時折通る車を避けつつ北東の低山を眺める。
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のそのそと下りからの平坦な道路を歩いているため手術跡が痛む事もないのだが暑い。低温サウナとまではいかないがそれに近いか。車載温度計28℃だったしなあ。先が思いやられる。どこに繋がっているのかもわからないしょぼ沢で登ろうかと少し考えた。
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11:18、筑波高原キャンプ場入口に着いた。とりあえずトイレに寄るが暑いので帰りたくなった。
黄色い花が咲いていたので見に行くと、横のタイヤの轍以外草むらに還りかけている未舗装路にく突っ込んでくる車がいて焦った。
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一息ついていよいよ登りに入る。11:25。
体への負荷が試されるのはここからだ。キャンプ場の中を通過して行くと何組かの親子連れ。真っ当に使われてるのか。木の階段をの登るだけで少し疲れて最先は良くない。
キャンプ場を抜けてしめった登山道を登っていく。南のロープウェーのあるルートと違って人気はやはりない。
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しかし流石は筑波山ぽつりぽつりと数人とすれ違う。逆にこの時間だからか登ってくる人間はほとんどいないようだが。
そう思っていると後ろから声。夫婦で話しているのか思ったら主人は電話しながら歩いていた。電波状況そんなにいいのか。
歩き始めて45分、登り始めて15分しか経過していないのだが既に息切れしているのでさっさと抜いてほしかったのだが歩くペースが僕と変わらずぴったりとついてくる。休憩しようにも手ごろな岩もなく地面も濡れている。
仕方なく深呼吸で息切れをごまかしつつ登った。
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5分後、力尽きた。湿っているが岩があったのでぐったりと腰をおろし夫婦に先に行ってもらう。幸い他に登ってくる人間は居なかった。
ようやく落ち着いて呼吸を整えられる。
足より先に心肺機能が限界来るとは思わなかった。随分弱ってたんだなあ。酸素が足りなかったせいか肩や首も痛くなっていた。
コースタイム50分の登りルート、20分で半分も登っていない。後標高230mくらい。いつもなら余裕と思う所、今日はとてつもなく遠く感じる。
トレランの人はすげえなあと見送ってから息も整ったので歩きだした。
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人通りもなくなった登山道を歩いて行く。濡れた笹と湿った地面。暑いし展望は無いしリハビリじゃなかったら来る価値は無いなと思ってしまう。
12:09、さっきのところから標高を130mくらいあげたところで湿った岩を見つけて再度へたり込む。ぐったりとしつつアクエリを一気飲み。
体力低下と暑さのダブルパンチでかなりつらい。ここまで思うように体が動かない登山はいつ以来だろうか。過去最低レベルかもしれない。
下手に奥多摩いかなくて良かったと心底思った。奥多摩ならもう少しロングにしているので力尽きた可能性がある。
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5分ほどぐったりしたが後100m程標高を上げれば女体山の山頂なので渋々歩きだす。800mを越えて笹がもっさりとしてくると晴れてきたのか照り返しが眩しい。余計暑くなった。
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しかしここまでくれば大したことなく12:24、あっさりと女体山手前に出た。まあコースタイム10分オーバーなのだが。
流石人気の筑波山。クソ暑いのに大した人出で。ロープウェーの存在は偉大だ。
晴れてきたし折角なので3年ぶりの山頂に向かう。人ゴミで流れは遅い。
すると朝方曇っていたのが嘘のように山頂近辺は晴れ間が広がり、ぐったりしながらも来た甲斐はあったなと思えた。
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人がいなければここでご飯を食べたいのだがひっきりなしに人が来るし岩場は落ち着かないので早々に退散。
御幸ヶ原へ歩いて行くと涼しい風が吹き少しは暑さが緩和された。
ほぼ平坦なので普通のペースで歩けると思いきやGBや子供がよちよち歩いているので時間がかかった。
12:44、御幸ヶ原。
暑さのせいか人は控えめか。
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しかし昼食を取るにもベンチが空いていないので一息ついて男体山へ向かう。
よくわからないが何か咲いている。
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やっぱり北面の登山道と違って人が多いなあと歩いて行くと湿った地面をにょろりと這っていくイキモノの姿が。ヤブダイショウことナゲさんではなくヤマカガシの子供だった。
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風が吹いて涼しくなったせいかなんということもなく10分ほどで男体山山頂。13:00。
裏手に回り込み景色を見てから裏の石段下で休憩。
汗びっしょりなので着替えたかったがひっきりなしに人が来るのでやめた。軽食を取り20分近く休憩していたが曇ってきたので帰ることにした。
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実のところ時間と体力があればリハビリのために別の登山口に一度下山して登り返そうかなとも考えていた。時間はあるのだが体力はない。あっさりと諦めた。いきなり無理しても仕方ないしなと嘯く。
御幸ヶ原に戻り峰歩道登山口へ下山して行く。
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こちらの登山道も南面の登山道や山頂近辺と異なり人気がない。先行者のおじさん一人とトレラン二人にあっただけ。
とくに特徴もないルートだしリピーターも少なそうだ。まあ登山口からすぐ山頂に行けるからお手軽ではあるのだろうが。
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13:50、ほぼコースタイム通り23分で下山完了。
戻って来ると車内温度はかなり上がっておりげっそり。なるほど、皆これを嫌って山側に駐車していたのかと納得した。
温泉に入りたいところだが筑波山の南側に回り込むのも面倒だし寄り道しなければ一時間かからず帰れるはずなので着替えて帰途に就いた。
体力の低下を嫌と言うほど感じ取れた一日であった。
登山道なので軌跡は略。5.7km、累積標高差500m未満を三時間かけて歩いたしょっぱいリハビリ記録。
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