2018.9.23(日) 同行者:M崎君
菅沼登山口 -弥陀ヶ池 -日光白根山 -避難小屋 -白根隠山 -前白根山 -五色山 -国境平 -金精山 -金精峠 -菅沼駐車場

予想より早い紅葉


世間では三連休の週末であるがうちの会社は年に2回の振り替え出勤な土曜日。普段なら関係ないねと有休を使うところだがここのところ仕事が忙しく休む余裕は無かった。
とはいえ日月は休みだしそろそろ紅葉でもと調べてみると岩手の三ツ石山、栗駒岳と言った所は既に紅葉が楽しめるようだ。
普段なら登山道で紅葉(笑)などと一顧だにしないところだが9月は大人しくしているつもりなのでイーハトーブを探しに行くのもいいかなあと思った。関東の天気は良くないようだし。
そんな折、M崎君から三連休はどこか山に行くのかと連絡が来た。先週金峰山に行ったとラインで送ったのに触発されたのだろうか。
栗駒山に紅葉見に行く、ただしトレーニングのため8時間は絶対に歩くと伝えるとじゃあ今週は良いわとあっさり引き下がった。なんだったのか。

まあいいかとほっておいて出社したところ、昼休みにラインで来週もっと軽い所にいく予定は無いのかと連絡が来た。とりあえず山には行きたいらしい。
事情を聞くと久々に山へ行きたいがいきなりロングを歩ける気がしないと言う。
しかしこちらは10月に向けてロングを歩きこんで体力作りに励みたい所。来週は晴れたらテン泊したいとの目論見もある。M崎君と出かけるなら今週末にしておきたい。
そこで天気予報を確認するといつの間にか日曜の関東の天気が好転していた。岩手までいくの面倒になってきたしもう奥日光で良いか。100名山の白根山ならM崎君も文句は無いだろうし展望でだまして白根隠山に寄ればそれなりに歩けるだろう。
コースタイムはあえて言わずに周回コースだけ伝えるとM崎君は了承した。東京から来ると朝遅くなるので僕のアパートに前泊してもらうことにした。

土曜の夜、軽く残業して帰る。明日の山の準備をして物置きにしている部屋に人一人寝る分のスペースを作る。M崎君が連絡が来たので迎えに行く。
畳の部屋に下敷きのタオルケットと寝袋で寝てもらうのだがM崎君とてテン泊の経験がある男、特に文句は無いので助かる。
久々の再開だが明日早いのでさっさと寝た。

9/29、3時半に起きて朝飯を食べる。M崎君は朝飯を食べないと言っていたのでほっておいた。4時過ぎに家を出て一路奥日光へ。
一年間のスペイン留学はどうだったのかと話を聞きつつ。7月に帰国したのはいいものの新しく配属された部署は忙しく、近場の山は暑いしで結局一昨年二人で平標山に行って以来登山をしていないらしい。
元々毎週登山している僕と違い月1くらいでしか登山してないのだからあまり変わらない気もするが。体重と荷物が軽いせいかいつも普通に9時間ぐらい僕と同じペースで歩けるし。
まあ気持ちの問題だろう。

トイレに行くため赤沼の駐車場に寄ると車載気温が10℃。流石に薄手の長袖一枚だと寒い。歩きだしは合羽を羽織ろう。
6時くらいに金精峠の駐車場にやってきたがちょうどスペースが全て埋まったところだった。ここから歩きだしたことがないから一度停めてみたかったのだが。まあいいかと菅沼駐車場に向かうとまだ少し余裕あり。
準備をして歩きだす、6:30。
特に何もない草むらも靄のおかげで雰囲気が。
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今配属されている部署は仕事がつまらないからそのうちやめてスローライフを送りたいというM崎君。具体的な転職先とか計画は?と聞くと全く未定と言う。じゃあやめといたら、等と不毛な会話をしつつ歩いて行くと思ったより気温が上がって来て歩きだし30分で上着を脱いで休憩。それでも20℃は無いと重いけれど。
紅葉はまだだと思っていたが紅いやつがいるな。左下には色づく気が全く無さそうなナゲもいたが。
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スペインでは夏休みが三週間あったから一度も宿舎に帰らず周辺の国を旅行していたなどとM崎君のスペイン体験記を聞きつつ歩いて行くと思ったより早く弥陀ヶ池に着いた。
7:50。こんなにコースタイム短かったかな、つというかM崎君普通に歩けてるじゃんなどと思いつつ。
なにやら普通に紅葉している。もっと青々していると考えているので嬉しい誤算。青空も広がり最高のロケーションだろとM崎君のテンションを上げて置く。後から白根隠山に自然に誘導するため必要な処置だ。
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色づいてる奴と色づいてない奴の違いは何なのか。白根山を下から見上げる。
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一休みして白根山へ向かう。登山道への進出を図るナゲ達。もう少し目立つと刈りとられる運命か。
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分岐からぶらぶらと急登に入る。色づきがいいと足が止まって。
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少し歩くたびに展望が良くなるので足もとまりがち。こうして見るとやはりまだ紅葉見頃には早いようだ。まあナゲをはじめとした紅葉抵抗勢力が蔓延っているのもあるのだろうが。
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"山頂は?""まだ先。でも見た目ほど遠くない"
などとごまかしつつ登っていく。赤成分が足りないのは植生の関係か。
2000mくらいの高さに雲があるので今日は白根山で正解か。
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群馬側が見えるようになるが雲の状況は同じ。ちょうどこの辺りだけ雲から出ている。
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大体標高を上げて後は山頂へ緩く歩いて行くだけ。
前を行く山慣れしてなさそうな若い三人組を引率するおじさんが一人。
おじさんがこちらを見ているような気がしたが後ほどそれは気のせいでなかったことが分かる。
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山頂近くまでやってくると男体山は雲に隠れていた。結構雲が上がって来ている。昼前からこの辺りも曇るらしいし。まあ今のところ今日は白根山で正解だなとM崎君と。展望に満足しているようだ。あっちは鬼怒沼で雲の向こうに尾瀬があると言うと尾瀬で草紅葉もそのうち行きたいと言う。
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ここで前にいた引率のおじさんが声をかけてきた。
"もしかしてふみぃさんですか?"
まずい、誰だっけ・・・某山アプリの知り合いなのは間違いないのだが・・・と思っていたらいしさんだった。去年のGWに男鹿岳に登って以来なのでぱっと思いだせなくて申し訳ないと言う感じ。しかしあの時は雪山用のウェアだったしザックも変えたのにいしさんはよくこちらを分かったなあと。前使っていたオレンジのザックは酷使により役目を終えたので9月から赤のザックに変えた。

いしさんと少し話すがいしさんは息子さんとその友人の引率とのことで先に山頂へ歩いて行った。僕らも写真を取りつつ山頂へ。
この後歩く稜線だと前白根方面をM崎君に示す。
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8:57、白根山山頂。先客に写真を取ってほしいと頼まれたので撮ってあげる。ついでにこちらも撮影してもらった。右が僕。
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山頂の先の展望スペースに行くといしさんがおり
"あれ心当たりありません?"
と言う。
そちらを見ると大仏のお面を被った二人組がフォレスターのパンフを持って座っていた。
ぱっと見、関わっては行けない部類の人間に見えるが残念ながら?僕はその中身に心当たりがあった。
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仏の二人組といしさんが接触を図る。
いしさんが今日白根山へ来るのは知っていたのでフォレスターを布教するため待っていたと言う二人。
車を見ているのは分かっていたと言ういしさん。
横を素知らぬふりで通過して景色を撮影する僕。
いしさんが二人に息子と友人を引率してきたと話しつつあちらがふみぃさん、とこちらを紹介してきたのではじめてましてと挨拶。
二人は某山アプリの知り合いで鳩胸もぐたんさんとアインさん。活動エリアは被るものの僕は登山道を避けて歩いているので今まで会う事は無かった。某山アプリの知り合い、いしさんだけではなくお二人にも会うとは世間は狭い。

お体にお気をつけて(僕がヘルニア手術したから)と声をかけられつつ僕はM崎君と山頂先の広いスペースに移動する。M崎君には一生縁がないであろう錫ヶ岳を紹介しつつ適当な場所で腰を下ろしてのんびり。流石に山頂は風が吹いているし少し寒い。
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9:24、結構のんびりしたので避難小屋へと下りはじめる。
五色沼を見てM崎君が五色じゃないと言う。
見る角度と天気で変わるんじゃないのと適当に答えた。
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富士山の下りを思い出すなといいつつ砂利っぽい緩い下りを下りて行くと段々急になりM崎君のペースが落ちる。下りは苦手らしい。
大分下りてくると先に下りていた鳩胸もぐたんさん達に追いついた。前方は色づいているように見える。
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局所的に色づきが良い。上の方より谷間近くの方が良い色しているような。湿気や風通しも関係があるのか。
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瞑想の谷分岐まで下りてきて少し離れたM崎君を待つ。
瞑想の谷に地形図を見つつ歩いて行くおじさん一人。白檜岳まで行って周回だろうか。一人ならそれをするところだがM崎君が居るので白根隠山ピストンが限界だろう。後輩達は丸めこんで連れて行けたがM崎君は山と高原地図を見ているのでここも道だからと騙すことは難しい。

合流してすっかり秋だなと色づき始めた木々を見つつ避難小屋に。10:01。
ここでしばらく前後して歩いていたいしさん、鳩胸もぐたんさん、アインさん達とはお別れ。僕らは白錫尾根の稜線へ向かう。
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15分足らずで稜線に出て前白根方面に歩きだすM崎君を呼び止めて白根隠山方面へ。登山道ではないが道はあるでしょと騙すことに成功する。めっちゃ展望いいからの一言で白根隠山への寄り道に成功した。なおこれで8時間超えの歩きは確定しているのだが。
ナゲ達が身を寄せ合って暮らしているがちょっかいを出してくることは無い。
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白根山山頂から見下ろしている時は雲が出てきて心配していたのだが今は雲は大してなく視界は開けている。展望が良いのは嘘ではないのでM崎君も喜んでいるあれだけロングは自信がないとか行っていた割には僕より足が軽く先行して行く。
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誰もいないと思ったが2、3人とすれ違う。
白根隠山手前の鞍部で赤い草紅葉。M崎君が見たいのこれじゃないの、というが本人は草紅葉がどういうやつかわかっていなかった。
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白根隠は目前なのだが実のところ僕の膝周りの筋肉は痙攣を始めていた。歩き始めてちょうど4時間くらい。手術後2回は緩い歩きしかしていなかった反動である。水4L背負ってきたし。なおM崎君は1Lしか持ってこなかった。
とりあえず先に行ってもらいマイペースで登る。山頂でゆっくりしてアミノバイタル飲めばなんとかなるだろう。
いつきても飽きない眺めが救い。
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