しかし解せないのはこれ程までに見事な紅葉なのにあまりこの県境尾根の紅葉を話に聞かないことだ。皆熊が怖いのだろうか。
まあ確かにこの辺り確実に熊はいる。何度か熊糞を踏みそうになった。
ただ熊密度で言うと奥鬼怒温泉の裏と比べたら1/10くらいだろう。
まあ確かにこの辺り確実に熊はいる。何度か熊糞を踏みそうになった。
ただ熊密度で言うと奥鬼怒温泉の裏と比べたら1/10くらいだろう。
960mから1010mにかけての登りが急で真っすぐ木々に捉まりながら登っていくと足にきた。
途中から踏み跡らしき斜めのルートを行くと途端に足が楽になる。
傾斜が緩くなりぶらぶらと尾根を北東へ行くようになると尾根上の紅葉が減り結構落葉したのかなとスッキリした感じに。
やれやれようやくカメラをしまって歩きがはかどるなと思ったがこの尾根はそんな甘くなく。尾根上は普通に赤いのが居るし相変わらず右側斜面を覗くと赤やオレンジのカエデがびっしり生えていた。楽させてくれないらしい。
途中から踏み跡らしき斜めのルートを行くと途端に足が楽になる。
傾斜が緩くなりぶらぶらと尾根を北東へ行くようになると尾根上の紅葉が減り結構落葉したのかなとスッキリした感じに。
やれやれようやくカメラをしまって歩きがはかどるなと思ったがこの尾根はそんな甘くなく。尾根上は普通に赤いのが居るし相変わらず右側斜面を覗くと赤やオレンジのカエデがびっしり生えていた。楽させてくれないらしい。
とはいえ1050mも近くなるとやはり落葉が増えてすっきりしてくる。
僕はモミジの種類や色づき落葉する順番は詳しくないのだが、どうも最後に残るのは赤いカエデらしい。
見返りみー猫さんの頭上に鮮やかな赤い奴。
僕はモミジの種類や色づき落葉する順番は詳しくないのだが、どうも最後に残るのは赤いカエデらしい。
見返りみー猫さんの頭上に鮮やかな赤い奴。
しかしまあ不思議なのはこの県境尾根、山王峠から東も相変わらず藪が薄く非常に歩きやすいと言う事だ。
先人の記事で藪が薄いことは知っていたが今でも人が入るのだろう。地元の人だけは毎年紅葉を楽しんでいるのかもしれない。
先人の記事で藪が薄いことは知っていたが今でも人が入るのだろう。地元の人だけは毎年紅葉を楽しんでいるのかもしれない。
水上山からの尾根が合流し県境尾根が北へ向かう1100m小ピーク。9:47。
公共と書かれた石柱の他に苔むした古い石柱もあり。
昔看板の棒だったのかもしれない四角い杭のなれのはてもあった。
やはり昔から人が入っているようだ。
ここでみー猫さんと午後は天気も下り坂のようだしこの先の1188.1m三角点へは行かず貝鳴山への分岐から貝鳴山へ真っすぐ行く方針を確定した。県境の先はまあ来年以降で良いだろう。10分ほど休憩。
公共と書かれた石柱の他に苔むした古い石柱もあり。
昔看板の棒だったのかもしれない四角い杭のなれのはてもあった。
やはり昔から人が入っているようだ。
ここでみー猫さんと午後は天気も下り坂のようだしこの先の1188.1m三角点へは行かず貝鳴山への分岐から貝鳴山へ真っすぐ行く方針を確定した。県境の先はまあ来年以降で良いだろう。10分ほど休憩。
しかしそれも1100mを越えると大分寂しくなって。
すっきりとした尾根を歩いて行くと木々の隙間から西に雪を纏った山々が。みー猫さんが会津駒から北への稜線ではないかと言う。4月に歩いたところだがここからでは僕に同定はできなかった。
この尾根の欠点として自然林が続き、枝の隙間からしか展望が得られないことが挙げられる。
すっきりとした尾根を歩いて行くと木々の隙間から西に雪を纏った山々が。みー猫さんが会津駒から北への稜線ではないかと言う。4月に歩いたところだがここからでは僕に同定はできなかった。
この尾根の欠点として自然林が続き、枝の隙間からしか展望が得られないことが挙げられる。
10:32、そろそろ貝鳴山分岐かな、と思ってから微妙に時間がかかったが貝鳴山分岐にたどりついた。境界見出標現る。流石に1180mになると晩秋の趣。
休憩するかどうかとなるがそのまま貝鳴山方面へ歩いて行く。
休憩するかどうかとなるがそのまま貝鳴山方面へ歩いて行く。
こちらの尾根に入るとすぐに境界見出標や杭が断続的に続き驚く。こちらはもう少し藪があるのかと思ったが笹藪さえなくて歩きやすいし。
ただ尾根上の植生はカエデより他の広葉樹が増えた気がする。
まあ横や頭上を見上げると綺麗なのが居るのだが。
ただ尾根上の植生はカエデより他の広葉樹が増えた気がする。
まあ横や頭上を見上げると綺麗なのが居るのだが。
ブナだかなんだか知らないがカエデ以外の落葉広葉樹は大分枯れ葉レベルになっており撮影しなくていいので楽。空も曇ってきたしきびきび歩くかと小ピークは右の踏み跡から極力巻こうと小賢しい動きに移ったり。
しかし晴れていたらここもまた気分良く歩ける地味尾根だろうなあと思う。苔がいいアクセント。
しかし晴れていたらここもまた気分良く歩ける地味尾根だろうなあと思う。苔がいいアクセント。
1100mから標高を下げて歩いて行くとまた紅葉が良くなってきて。
県境尾根と比べるとカエデ密度は下がっているのだが普段の地味尾根と比べるとこれでも十分だ。たまに綺麗なのがあると上を見上げる。
左下の斜面を眺めるとカエデ集落があることも多い。
何故かまた青空。
県境尾根と比べるとカエデ密度は下がっているのだが普段の地味尾根と比べるとこれでも十分だ。たまに綺麗なのがあると上を見上げる。
左下の斜面を眺めるとカエデ集落があることも多い。
何故かまた青空。
尾根上は大分落葉、左の斜面は紅葉な尾根を鞍部に下りて登り返していく。
貝鳴山は近いが小ピークを2つほど越えなければならない。
今日は大した距離も標高差もないはずだが小さくアップダウンを繰り返したせいかわりと足に来ているのでじわじわ登る。
じわじわ色づくグラデーション。
貝鳴山は近いが小ピークを2つほど越えなければならない。
今日は大した距離も標高差もないはずだが小さくアップダウンを繰り返したせいかわりと足に来ているのでじわじわ登る。
じわじわ色づくグラデーション。
木々の隙間からろくにない展望を求めつつ。こうして見るとわりと面白いそうな地形もあるがカメラではうまく撮れない。
1150mを越えて貝鳴山まで後一歩になると何故か軽く藪めいて。なんで県境近くの山奥の方がすっきりとしているのか。
山頂に着いた!→まだ少し先でしたと騙されたりもしたが12:36、貝鳴山。山名板はない。
休憩しますか、となるが展望も紅葉もないのでもう少し先へ行くことにした。
1150mを越えて貝鳴山まで後一歩になると何故か軽く藪めいて。なんで県境近くの山奥の方がすっきりとしているのか。
山頂に着いた!→まだ少し先でしたと騙されたりもしたが12:36、貝鳴山。山名板はない。
休憩しますか、となるが展望も紅葉もないのでもう少し先へ行くことにした。
続く
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