2018.11.20(火)
水根地区の奥 -水根沢 -水根沢大滝(仮) -白木山登山口 -白木山 -高崎山 -林道 -谷間 -554m地点 -大円地越 -男体山 -539m地点 -水根沢に囲まれた地味尾根(古道) -水根地区の奥

ふらっと立ち寄った沢の行く末は?


土曜はいい天気だが予定があった。
日曜は奥久慈に行こうと思ったが天気が曇りっぽいので家で寝ていた。
まあ土日でかけなくても僕には余裕があった。晴れ予定の火曜に年休申請する腹積もりだったのだ。
前日まで天気予報を注視したが晴れのようで。これならばと予定通り火曜は出かけることにした。

11/20、四時に起きて天気予報を見ると奥久慈は午後から曇り。モチベーションが下がるが二度寝するのもなんだしなあと5時過ぎに家を出る。
茨城県内なのに遠い。コンビニ寄っていくがこれは2時間ではつかないなと。
最近できたらしい奥久慈グリーンライン林道、これを水根地区沿いに月居山から南東へ進み南へ90度曲がるカーブ手前の橋前にある広い路肩に駐車。7時20分近かった。
準備をして歩きだす。7:31。

橋を渡って南に少し行ったところ、沢が二俣になっている。帰ってから調べるとこれが水根沢。まあ水根地区を通る辺りで水根沢と書かれているのでその先で分岐したこいつは別名の可能性もあるが。
対岸に早くも紅葉が見える。そして沢に水はなし。
当初の予定ではこの二俣中間尾根をぶらぶらと歩いて林道をまたいで白木山へいくつもりだった。
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しかし沢に水がないとなればこの沢を遡行して行くのもありだな。
その方が面白そうだし。7:34。
深い考えもなくとりあえず沢に降り立つ。勿論林道沿いの左俣ではなく右俣へ入っていく。尾根上の紅葉が気になるところだが水のない沢を歩いて行く。
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沢に入って三分後、水が出てきた。なんだこの沢ちゃんと水があるのか・・・。
淵は意外に50cm程の深さ。ちょろちょろしか流れていないのに。
奥久慈らしい岩。
ストックで落ち葉の下が水ではないことを確認しつつ端を歩く。
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適当に小滝を越え、沢入りして6分後、行き詰った。
両サイドへつれる足場とホールドなし。つっぱりでいけない程度の幅。ストックつこうとしたら水深70cm以上。困った。
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5分ほど気合でへつれないかとかすぐ横の土壁を登れないか悪あがきしたが諦めて少し戻り右岸の小尾根に登る。すると獣道トラバースで高巻けた。
淵の先の小滝ゾーンごとうまく巻けた。
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淵と言うか水たまりというかをへつって避けつつ尾根上の紅葉を指をくわえて眺めつつ歩いて行く。巨岩の広場。谷の底。
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河原・淵・岩盤の沢底。高巻きして以降は面倒な場所もないのでそのまま沢を歩いて行く。落ち葉トラップだけには注意。油断すると水深数十cmにドボン。
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沢靴ならじゃぶればいいのだろうが登山靴で濡れたくないのと気を使う沢だ。
へつりからジャンプ気味に大股開きで突破する個所も出て来る。
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簡単には巻けそうもない場所でへつれるか危うい。でも思ったより足場がありへつって越える。
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なんとか越えたぜ、と思ったらついに突破不可能な滝が現れた。310m二俣。8:09。
進行方向が右俣ならば良かったのだが行きたいのは左俣。どうみても登れそうにない。釜は深いし。横の土壁もアウトだ。
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滝の上の紅葉ゾーンに行きたい。
しかしこの辺り岩壁に薄く土が乗っているだけでとても登れそうにない。
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諦め悪く土壁上に獣道が伸びているのを見つけてそこへ行こうとするがこの獣道トラバース、狭くて危険すぎる捉まるものもないし。3m程登り諦めて下りる。
結局7分ほどうろちょろした結果二俣手前のへつれるかなあ?の場所をへつって戻り右岸の小尾根に登ることにした。
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20m程高巻いて沢を見下す。
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このまま尾根を登って沢とはおさらば。とも思ったがトラバース獣道を見つけたのでこれを辿れば滝上に行けるのでは?と歩いて行く。
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するとさっき沢から見上げていた紅葉ゾーンに。
ここの紅葉誰にも見られることなく落葉して行くんだろう。地味紅葉を救えた。
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赤いからモミジかと思ったら違った。葉が大きいがツツジなのか。
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誰の目にも触れない地味紅葉達を堪能。
もう少し日が差せばなあとは思ってしまうが。
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紅葉を堪能したので沢に下りる。獣道を辿るとうまい具合に滝上に降り立った。8:28。
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滝上もすぐ二俣だがここは右俣へ。
すぐに出てくる小滝は優しい。
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1mくらいの深い淵を越えて、330mの二俣に8:35。
ここは右俣へ。
2mくらいの小滝だが手前に水が溜まっているので右から小さく巻いた。
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小滝を登り軽くジャンプで淵を越えて行くとしょぼい2段の小滝が現れた。
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下段はへつりから普通に登るが問題は上段。3mくらいの壁。
引っかかっている倒木が思いの外丈夫なのでまずそこによじ登ってからなんとか越えた。
倒木がなかったらつんでいた。
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なんとか越えた小滝の先が左右逃げ場のない淵で泣きそうになるがギリギリへつれる。
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その先は河原と小滝の平和なゾーン。おにぎり岩二つ。
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8:50、375m二俣。
ここは左俣へ行くのだがなんだが倒木でごちゃついているので中間尾根で巻く。
右上の崖をイノシシファミリーがトラバースして行った。
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倒木と小滝をまとめて巻き沢に下りるとなにやら大きな滝が?
近づいてみると2段合計で10mくらいありそう。水根沢大滝(仮)。
水量がないので見栄えはしないが。
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当然登れるわけがないので中間尾根に戻って巻く。
巻く途中から気付いたが中間尾根のテラスから上段下へは下りていけそうだった。
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尾根から沢底へ下りて歩いて行く。平和になったなあと思ったのも束の間、今度は400m二俣でまたしても進みたい左俣が小滝となっている。9:02。
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高さは6mくらいか。垂直じゃないけど僕には登れない。
少し手前の土壁を灌木頼りに登り落ち口へとトラバースしていく。
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下からでは分からなかったが実はそのうえに2mくらいの中段と1mくらいの上段があって。
結局こいつらも巻いた。
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三段滝上も小滝が続く。
これくらいならと思ったら垂直2m小滝が登れず土壁を獣道で巻いたり。
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まばらな紅葉をチラ見して、もう40mも登れば林道なので沢から離れようかとも考える。まあここまできたらと先へ行くが。
また一つ小滝を岩壁登って巻く。
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430m辺りの二俣。ここが非常にわかりにくかった。
地形図では四俣っぽくなっており行きたいのは右から2番目。
結局目の前の二俣から右左両方行ってみて、右俣を少し進んだ先の左俣が行きたいやつだとわかった。まあここまできたらどこいってもすぐ林道に出るし、広葉樹で雰囲気のいい左俣の左俣にいっても良かったのだが。
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で、とりあえず一番林道が遠そうなので進みたかった右俣左俣だが植林ゾーンに入り倒木だらけ。尾根を少し歩いてから沢に下りたが相変わらず倒木がおり、倒木がなくなったら藪に入った。さっさと林道に上がれば良かったかと後悔。
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450mまでくると二俣となっており左に土管が見える。
もうここまできたらいいだろう。林道に上がることにした。
すぐ上に林道が見えていたのだがこの藪がなんとぶっといイバラ藪。チクチクというよりぶすりとささり本当に痛かった。
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9:28、460mくらいで奥久慈グリーンライン林道に這い上がった。色々厄介な所はあったが最後の茨は余計だったな。
まあ沢屋が絶対にこないであろう地味沢を救えたので良しとしよう。
今日は気温が低いし道路に出たら風が吹いていて寒いのだが沢底は風が吹かないので汗びっしょりだ。風で乾かそう。
ザックを下して道路で休んでいると車が来たので急いで避けた。
8分ほど休憩して白木山登山道へと向かった。
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よくわからない沢を歩いたのでここまでの軌跡。
この地図は電子地形図25000(国土地理院)を加工して使用しています(令和元年手続改正により申請適用外)

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コメント

 コメント一覧 (4)

    • 1. 瀑泉
    • 2018年11月23日 00:08
    • 水根沢の大滝を救いに行くことはないだろうなぁ~(笑)。
      それはさておき,奥久慈グリーンライン,持方の道路は牧場で止まっているとばかり思ってましたが,いつの間にか月居まで繋がったんですか。白木山や高崎山も10年近く歩いていないこともあって,まったく知りませんでしたヨ。
      赤い葉が大きいツツジは,ツツジじゃなくてメグスリノキかなぁ~,画像からは分かりづらいですが。
      それにしても,白木山を北からそれも沢から登るという発想は,ふみふみぃさんならではですネ。
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    • 2. みー猫
    • 2018年11月23日 07:55
    • おはようございます。
      期末も近づいているので、もしや年休取得未達者リストに載ってますね(笑)・・・この付近の川と滝は似たような感じで掴まる立ち木が無くつるんとした足場になっていて川底は紅葉に乏しい感じ。モミジスポットでもあるようなら、遡行もと思ってはいるのですが。御神木に助けれましたね。
      みー猫
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    • 3. ふみふみぃ
    • 2018年11月24日 01:11
    • 瀑泉さん、こんばんわ。
      やっぱり水量がないから駄目ですか(笑)。まあ落差もそれほどですしね。
      奥久慈グリーンライン林道水根持方線は去年完成したみたいですよ。
      メグスリノキも紅葉するんですね。前どこかの記事でそこらへんにも生えてるんだなあと思った記憶がありますが特徴を覚えてなくて。
      本当は白木山にそのままいくと登山道歩きだけになるからと地味尾根で行く予定でしたがどちらが良かったのかは分かりません(笑)。
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    • 4. ふみふみぃ
    • 2018年11月24日 01:14
    • みー猫さん、こんばんわ。
      今年は入院・通院でブーストかけたので後半日休めば年休15日達成です(笑)。まあ年休はもっと消化しないと消滅するので後2日くらい隙を見て休みたいですが隙があるかどうか。
      ゴルジュじゃないですが掴まれそうで掴めない微妙な岩壁に囲まれてて中々動きにくい沢ですね。私も隠れモミジ谷でもないかと思いましたがこの標高ではだめだったようで。御神木がないと巻きが面倒なので助かりました。
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