東進していくと小ピークを南から巻くように道が付けられている。
このもみじのどす黒くなっているのは緑が抜けていないのか。
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今日はもう見納めかもしれないので曇天かつ緑交じりのもみじを眺めて行く。
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小ピークを巻いた先、往路で辿った水根沢の右岸に水根地区までずっと伸びている地味尾根がある。今日はこの地味尾根で〆たい。
適当にトラバース気味に尾根に侵入すると低い笹藪の中踏み跡が続いている。破線路ではないのに植林沿いだから人が通るのか。マークもたまに。
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475m鞍部に来ると両サイド広葉樹林で雰囲気が良くなる。
これは瀑泉さんがコメントくれたメグスリノキ?
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紅葉はあるがかるい藪こぎっぽい雰囲気で尾根を登る。踏み跡は藪に消えていた。
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14:14、500m小ピーク。
何もないが藪もない。
北側へとおりる尾根はツツジの間に道がある。
やはりかつては人の手が入っていたようだ。
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藪の隙間から白木山展望スポット。
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すぐに尾根がやたら細く岩の塊っぽくなった。
怪しいので右下を見るとどうもかなり急だが踏み跡のような。
尾根の右側へと巻いて下りるとやはり岩場。尾根が真っすぐ進めないところだった。
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その先は安全な細尾根を行く。オレンジだがモミジはそれなりにいる。
鮮やかなのが出てきたところで一瞬の光が差す。
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展望ゲットも雲の影。
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500m小ピーク手前は藪化していたし、倒木が邪魔な場面もあったが大体のところこの程度の幅で踏み跡は続いて行く。歩くのに支障はない。
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まだまだいい紅葉あるじゃないか、と油断していたわけではないのだが450mの下りで支尾根へ進みかける。まあここは何も考えず歩いて行くと尾根沿いに支尾根へ進んでしまうトラップなのだが。
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地形図の岩場は現地でも岩場。支尾根を下りてトラバースは不可。
少し戻り20mほど急斜面を下りると主尾根が続いている。等高線の狭いところだが灌木が多いし下るのに恐怖感はない。
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少し進むと岩場っぽい雰囲気だったが特に何もなかった。左右の眺めは良かったが。
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鞍部からいい雰囲気の尾根を登り返していく。
400m平坦ゾーンで倒木を跨いで進むとここで休憩してくださいとばかりにすっきりとした岩場。14:49。時間もあるので三時までゆっくり休むことにした。
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東側の展望が良い。往路に歩くはずだった尾根も見える。それなりの紅葉はあったろうが沢も面白かったからいいか。
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15時を少しオーバーして歩きだす。
広葉樹に誘われて410m小ピークから北に進みかけるが駐車地に近い右側の支尾根へ移る。
植林帯なので適当に。
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植林沿いの細尾根は林業作業のためか踏み跡明瞭で歩きやすい。
尾根の右サイドにちょろっとモミジが居るので尾根通しで行くか。
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と思っていたが作業道が小ピークを巻いて左にいくのでそちらへ歩いて行く。心が弱い。
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作業道は良い感じに舗装路へとそのまま導いてくれた。
最後ぼさりかけたが藪漕ぎなしで林道着地。15:22。駐車地へは徒歩一分であった。
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温泉に寄って帰りたいところだが今日は平日だしうかうかしていると新4号が混みだすかもしれない。いや平日はどれくらい混むのか知らないけど。さっさと帰ることにした。そのおかげで2時間半くらいで帰れたが、やはり奥久慈は遠いのであった。

今回の軌跡

無題2

少し紅葉に遅いかなとも思っていたのだが大部分ではタイミングは悪く。午後が晴れていれば持って良かったが。
往路の水根沢、まあそれなりに面白かったがモミジ谷もろくにないしわざわざ行く必要はないだろう。この辺りの沢はどこもそんなものかもしれないが。
復路の地味尾根、なんで踏み跡がずっと続いていたのかと思ったが今昔マップを帰って来てから見てみると(見たのはみー猫さんの歩いた古道を確かめるためだったのだが)明治時代からの古道が通っていたようだ。今は破線路が地形図に書かれていないが80年代後半までの地図には破線が残っていた模様。いつ破線が地形図から消されたのかは知らないが比較的最近までは使われていた道だったのだろうか。わりと歩きやすい尾根だった。
奥久慈もこれで三回目だがメイン所で歩いてないのは生瀬富士くらいか。中武生の方はたそがれさんの記事で見たし。来年来るとしても妙なとこ歩かないとだめかなあと思っている。
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コメント

 コメント一覧 (2)

    • 1. 瀑泉
    • 2018年11月24日 21:12
    • 今年の奥久慈は期待できずの感がありましたが,20日でこの色合いでは,やはりダメだったみたいですネ。自分の過去記事と比較しても,奥久慈男体山の色が無さ過ぎで。近くても明山は男体山より一週間遅いから,もしかしたら良かったカモ知れませんが。
      其れにしても,白木山に登山道が付いてるは,高崎山がヤブ山で無くなっているワでビックリ。10年前の高崎山は,結構,ヤブってたんだケドね。
      画像の木,メグスリノキじゃないかなぁ~。見た感じ3出複葉のようだし。他にもミツカエデがあるケド,メグスリノキの方が,葉柄に毛があって,葉の切れ込みも小さいようです。ちなみにメグスリノキもカエデの一種ですヨ。
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    • 2. ふみふみぃ
    • 2018年11月29日 20:58
    • 瀑泉さん、こんばんわ。
      明山には日曜にぶなじろうさんがいかれたようですね。奥久慈男体山くらいの標高はもう枯れてる雰囲気だったのでタイミングが悪かったのかなあとも思いました。まあモミジ目当てにしつつ名所を外して歩いた感がありますが。
      白木山も高崎山も昔は道なかったんですね。高崎山近くは笹が深そうでした。
      メグスリノキもカエデの一種ですか。通りでそれっぽい赤色だと思いました。
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この地図は電子地形図25000(国土地理院)を加工して使用しています(令和元年手続改正により申請適用外)