2019.8.13(火) 同行者:みー猫さん
天狗山荘テン場 -白馬鑓温泉 -杓子沢 -猿倉荘BS

最終日の足取りは軽い。

昨日のテン場と違い平坦な地面にテントを張れたためそれなりには寝れた。
心なしか高山病も軽くなったような。
まあ今日は下山するので軽い頭痛とももうすぐおさらばだ。
4時半ともなれば大分明るくなってきてヘッデンもいらないので手洗いに行く。
皆さん朝早くテントを片してどんどん出かけて行くようだ。
僕は別に急ぐ必要もないのでテントに寝転がる。
横になったまま御来光を眺めることが出来ると言う最高のテン場。
まだ日の出には早いが。
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横を見るとみー猫さんも起きだしていた。
ゴロゴロするのにも飽きたので朝食を作る。
5時を過ぎると御来光。
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かなりのんびりとした朝だがテントを片して準備が出来たのが5:46。
天狗の頭に行きますかと聞かれるが面倒だったので行かないことにした。
快適だったテン場に別れを告げる。
強風があると大変らしいが幸いにして晒されることはなかった。
ここならまた来てもいい。8割方の人々が撤収済み。
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最初の登り返しはつらいかなと思ったが荷物が大分軽くなったのでそこまで。
分岐へと歩いて行き斜めに振り向けば剱岳。
昨日も見たのでありがたみがない。
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昨日もあった夫婦とみー猫さんがあれはどの山で・・・と話しこんでいる。
ここから下りてしまえばもうこの光景は見られなくなるしみー猫さんはじっくり眺めたかったようだ。
僕はと言えば昨日見たのでもうあまり興味はなく。
むしろ今日は体調が良いのでしゃしゃっと下りたかった。
みー猫さんを待つ間、キバナゲさんに別れを告げたり雲海を眺めたりしていた。
普段の逆パターン。
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鑓温泉分岐に6:18。温泉に向けて下りて行く。
みー猫さんお立ち台に立つ。
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みー猫さんは何度も下界に下りたくないなあというようなことを言っていた。
僕も今写真を見るとさっさと下りるのは勿体ない場所だなと思うのだが、基本的に僕は下るとなったらさっさと下山したい人間なので、この時も例にもれずさっさと下山したかった。
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続々とハイカーが上がってくる。昨日温泉に泊まった人だろう。
そして早くも暑くなってきた。この先下れば下るほど暑くなるのに。
ガレの下から湧き出ている流れに近づきたくなる。
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何かの花畑。
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どれくらい下りたか忘れたが、鎖場注意との警告が出てきた。
身構えたのだが一向に鎖場が出てこない。騙されたのかと訝しんでいると二度目の警告。
そしてようやく鎖場へ。
大した所じゃないが濡れてたら滑りそう。
しばらく鎖場は続いた。
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鎖場を終えたところで右側に大きな雪渓が現れると小屋は近い。
最初小屋ではこの雪渓の雪解け水を汲めるのではないかと期待していたが、思ったより谷が深くどうも無理なようだ。
油断するなよと標識があったので油断なく小屋へ。
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7:48、白馬鑓温泉到着。
案の定冷たくなかったが水場はあったので2Lになるよう補給しておく。
温泉は完全丸見えの露天風呂。
朝から人が入っており撮影すると盗撮なので自重した。
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一息休んで下りて行く。
温泉から100m程下りて行くと花畑に。
花の名前はナゲにでも聞いた方が良いと思う。クルマユリだけは分かった。
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8:10、1870mのトラバースを開始する所まで下りてくるとすぐ上に雪渓のある沢に橋が掛っていた。
みー猫さんが涼しそうなのでここで休憩しましょうと言う。
沢の近くの方が涼しかろうとみー猫さんよりも沢に近づいて休憩していたが涼しいを通り越して寒くなった。
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10分ほど休んで先へ。
標高を下げずたまに登り返しもあるトラバースゾーンが始まる。
唯一の雪渓通過箇所。結局チェーンスパイクは使う事が無かった。
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みー猫さんが温泉の小屋が見えますよというので見上げる。
そういえば温泉が下り始めた時は下はガスガスでこれからはガスの中で涼しそうなんて話していた。
現実はこのピーカン。暑い。
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8:42、杓子沢横断点。
ここでも涼しそうなので休憩。
見えにくいが滝があるので瀑泉さんなら近づいてみるのだろうか。水はとても冷たい。
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ようやくガスがでてきた中歩いて行く。でも涼しくはない。
おたまじゃくしのいる池と言うか沼。
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1824mへと登り返して行く。
この光景も見納め。
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この日は調子の良かった僕であるが登り返しもあり疲れが出てきた。
1824m辺りで小尾根を超す所で風が通るとみー猫さんが言うので小休止。9:48くらい。
後はひたすら下るだけ。
小さな沢があり涼みたかったのだがお父さんが家族を叱りつけていて近寄りがたく、そそくさと通り過ぎた。
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アジサイを眺めたりした後はひたすら笹藪の間の登山道を下りて行く。
ある意味こちらの方が見慣れた光景と言える。勿論暑い。
1460mくらいで疲れて最後の休憩。2L残っていた水を一気飲みしたが1.3Lくらいしか飲めなかった。
もう水に用はないので捨てる。
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さらにしばらく下りて行くと白馬大雪渓へのルートと合流し林道となり歩きやすくなった。このままゴールだとたったか歩いて行くと林道は逸れて行き猿倉荘へは普通の登山道に。僕は力尽きてみー猫さんの後ろに回りのろのろと猿倉荘へ向かった。
11:23、猿倉荘。
バスの時間は?一時間後。ついでに前のバスも一時間くらい前。
空白の時間に下山してしまったらしい。
最終日だけコースタイムより早く歩けた甲斐がなかった・・・。
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乗合タクシーもあるようだが様子を見ているとどうも今から呼んでも大分待たなければならないようで。みー猫さんと交代で椅子に座りバスを待った。
やってきたバスに乗る。狭い道路ですれ違いは大変そうだ。
駐車場空いてないだろうと猿倉の駐車場ではなく八方に停めたのだが、道中の運転を鑑みてもここまで車で来なくて良かった。
みー猫号に戻り荷物を置いてそのまま温泉で汗を流してからラーメンを食べる。ラーメンを食べたら汗が止まらなくなり風呂に入った意味が薄れた。
最後に見上げた景色は歩いてきた白馬方面ではなく、八方尾根スキー場であった。
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みー猫号で栂池ロープウェイ乗り場に戻りレガシィに帰還。異常なし。
流石真夏の最盛期と言うべきか、白馬を離脱するまで渋滞。高速に乗ってからも時折渋滞。
仮眠せずに帰れたがぐったりした。
翌日から実家に帰省するつもりだったが東海道新幹線は台風でダイヤが乱れる可能性があるらしい。実家帰っても台風来たら家に引きこもってるだけだなこれは。
どうせだらだらしているならアパートでゴロゴロしていた方が良い。
今夏は実家に帰るのをあきらめて、台風通過後はどこに出かけるか考えることにした。

今回の軌跡
この地図の作成にあたっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用した。(承認番号 平24情使、第26号)
無題
今回の失敗は荷物が重すぎたことだ。
6月半ばから一カ月程度のブランクで筋力が落ちた身にはつらかった。
後日談であるが盆休みの後半に12kgぐらいの装備で泊まりに出かけたら大分楽に動けた。
学んだこととしては夏の北アルプスは午後は雲が出るので午前に行動を終えた方が良い。後は白馬のテン場は混んでるので行かない。天狗山荘のテン場はいいところだったが場所的に使う事は滅多にないだろう。
まあとりあえず目的だった稜線歩きはできたので僕の興味はアルプスからは離れ、盆休み後半はひっそりと沢泊まりをすることに決まった。