2019.12.1(日)
山ノ神先の路肩 -思川渡渉 -急斜面 -いつの間にか現れた日光社寺標石 -1056m地点 -1098m地点・県境合流 -前地蔵岳 -地蔵岳 -粕尾峠 -勝雲山 -県境繋ぎ -山腹を適当に下りる -林道 -作業道らしきものでトラバース -道方が消える -適当に移動 -林道 -適当な地味尾根 -山ノ神先の路肩

やはりハンターに出会う。

大小山から足尾方面へと続いているように見える尾根、これは途中から白葉峠からくる県境沿いの尾根とも合わさるのだが、この大体の部分は過去歩いていた。あくまで県境沿いの尾根部分であって、県境が野峰西側の中腹を通っている部分だとかは歩いてないのだがまあそれはそのうち。尾根部分はずっと繋がって来ている。
そんな中で唯一残った区間が県境部分では前地蔵岳から南の1098m地点までの間だ。2年前に1098m地点まで歩いて天気とやる気が微妙だから帰ったのだ。ここをあるけば県境沿いの尾根は大萱山で繋がる。
ついでに地蔵岳少し北から勝雲山の少し左の方までの鹿沼市境も歩いておきたい。そこを歩けば地蔵岳から粕尾峠を経てずっと先の細尾峠までつながり、そこから足尾・日光方面の主稜線はほぼ歩いているので軌跡が繋がり気分が良いのだ。

ではなぜその区間を2年間放置していたかと言えば、勝雲山から横根山にかけてはハンターが多いからである。3年くらい前に横根山を歩いた時は何度もハンターと出合うことになった。幸いにしてその時は撃たれなかったのだが、適当に斜面を歩いていてガサドンが怖い。
とはいえこの区間もそろそろ歩いてすっきりしておきたく、仕方なく出かけることにした。

ルート設定に当たってスタートは1098m地点へどう向かうかで決まってくる。まあ粕尾峠へ行くことも考えると東からとなり、山ノ神先の路肩一択なのだが。
この場合もう一つ過去の宿題を解決しておきたい。日光社寺標石だ。
2年前にたまたま1098m地点から東に下りた所、1056m地点一つ東のピークまで続いた日光社寺標石をそこで見失った。恐らく北へと続いていたと思うのだが。
そんなわけでその推測を確認するために1056m地点一つ東のピークに北から登りあげるルートをとることにした。末端が急だが登りなら何とかなると思いたい。

12/1、五時過ぎに起きた僕は二度寝したい気持ちを抑えつつ六時前に家を出た。
山ノ神先の駐車場に着いたのは8時くらい。ちゃっちゃと準備をして歩きだす。8:11。
思川へすんなりと下りられるかと心配したが問題なさそうである。
ささっと下りて渡渉した。
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対岸に登りあげてしばらく思川沿いに上流へ。
小さな沢をまたぐと取りつき予定の支尾根末端に着いた。8:18。
やっぱり急だなあ。
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まあ歩けない傾斜ではないのでせっせと登るが上に行くほど斜度が増してきた。
780mまで6分くらいで登ったがその上が怪しい。体も温まったので上着を脱いで念のためチェーンスパイクをつけることにした。
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装備を整えてさあいくぞとなった8:31。
真っすぐ登って見るが傾斜もあるが上部の岩場を左から回避するのがかなり危うい。
外傾した個所を落ち葉の乗った岩の上を歩いてというのは心臓に悪そうだ。
さらに岩を巻いた先でまた岩場がと言うのもあり得る。
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仕方がないので右に回り込んだ。
こちらも写真で分からない急傾斜であるが少なくともサイドに落ちる心配はない。
しばし溝を登ってから右の尾根形に出て登って行った。
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岩場上の支尾根と合流しさらに上へと登って行く。830mあたり。
相変わらず傾斜は急だが左側は滑っても死なない植林ゾーンなので安心。
右側はさっきまで崖だったのであまり近づきたくはない。
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しかしそんな尾根も地形図通り、860mくらいまでくると傾斜が緩くなり安心して歩けるようになった。チェーンスパイクを外す。
右から支尾根が合流してくるなあと思っていたら急に標石が現れた。
日光社寺の境界標である。
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しかしなんとも微妙なところで現れたな。
さっきまで尾根上にはなかったから北か南の支尾根から続いているのだろうが。
面倒なので下りて調べる気にはならない。後は標石フリークの方に任せよう。
現在地
この地図の作成にあたっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用した。(承認番号 平24情使、第26号)
無題
無事?日光社寺の標石にも合流したし地形図的に後は危険もないだろう。
淡々と1056m地点東のピークへと歩いて行く。
標石も当然続いて行くのだが標石上の番号が98、99、100ときて次の瞬間01にリセットされたのには笑った。
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なんということもなく植林の地味尾根を歩いて1058m地点東のピークに9:18。
2分歩いて隣の1058m地点に着いた。2年ぶりだが特に見るべきものはない。
しかし問題が一つ浮上しつつあった。なんだかいつもより体が重い。
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一週登山をさぼったくらいでこんなに体が重くなるだろうか。おかしいなあ。
最後の登りもなんだかきついと思いつつ栃木・群馬県境の1098m地点へついたのが9:42。
まあこの先はしばらく緩いアップダウンしかない。
休まず先へ進む。
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真面目に県境を歩いて小ピークを越えるのは面倒なので林道を歩いて行く。
しかし15分ほど歩いて行くと林道が消えた。
破線路沿いに踏み跡はあるのでそちらを歩いて行く。
この辺りを歩いた記録、どうせ道があるだろうと流し読みしていたので林道無くなるのは知らなかった。
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しかし踏み跡を辿って小ピークを巻き終わると林道は復活した。どこを通って来ているのやら。
まあ楽なので良いか。
ぶらぶらと林道を歩いて10:18、前地蔵岳南東、1100mくらいまできたので林道を離れる。
破線路は右から回り込む形だがそちらにいっても急傾斜なのは変わらないらしいので県境の尾根沿いで登ることにした。
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標石に沿って標高を50mほど上げるとその先がいよいよ本番。地形図で等高線が非常に密なゾーンだ。
急傾斜かつ巨岩もあるからどうしようかとおもったが標石のあるルートを眺めていると斜めに登れる踏み跡?がある。辿って見る。
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斜めに上がり標石を観察。
この位置に設置させられるとはブラックな仕事だ。
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情報は急斜面が続くが岩場はない。
灌木も頼りにわしわしと登って行く。
標石の左側を登って行く感じだと安全ではないがまあ普通に登れた。
落ち着ける場所ではないので一気に登り切り安全地帯へ。
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10:37、前地蔵岳南の稜線に出た。ようやく一安心。
一気に登ったのでかなり息が切れた。ぐったりと座り込む。
やっばり今日は体が重いな。なんなんだろう。
とりあえず休むか。
ザックから食料を取りだそうとして異変に気づく。
今日はハイドレーションで2L、ペットボトルに水道水1Lの計3Lのはずなのに出てきたものは?
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なんで2L満タンのペットボトルが余計に出てくるんですかねえ。
こいつ、前回飲まなかった水では?取りだし忘れていたのか。2kgの余計な荷物。通りで思いはずだ。
無駄に修行をしてしまったと2Lの水をぶちまけた。

精神的にもぐったりとしたので一休みして10:50、前地蔵へと歩いて行く。
前地蔵岳には3分で着いた。実に4年ぶり。ヒゲと来て以来だ。
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少し感慨深いものもありつつ前地蔵から北へ一旦下る。
うっすら雪があったり凍っていたりと油断禁物。チェーンスパイクをつけるかどうか迷う。
少し下りると前方から登って来る人影が。
この季節にここに来る人がいるんだなあと思ったがなんだか見たことあるウェアの色をしている。具体的には11月半ばに。
近づいたところで相手もこちらに気付きお互いに笑いあう。二週間ぶりの再会、きたっちさんであった。約束もしていないし予定も話していないのに栃木は狭い。
きたっちさんは粕尾峠に車を置いてきたらしい。石倉山方面へと周回するそうだ。逆方向に歩いてきたしそれだとルートが被らないなあ。少し話してまた今度とお別れした。
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鞍部へ下り登り返して地蔵岳に11:08。
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木々が邪魔だけどなんとなく横根山が見えるなあと思っていたらそちらから銃声が。
これ横根山からだよな?奥深沢右岸中腹じゃないよな?
なんだか帰りは舗装路を歩きたくなってきた。
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続く