2020.3.28(土)
439m峰西方の177号線路肩 -林道 -439m峰北の小ピーク -稜線を北へ -400m級小ピークで稜線を東へ
-396.4m三角点方向へ少し進む -谷間探索 -対岸の支尾根から主稜線へ -主稜線を西へ
-南へ延びる支尾根へ -アカヤシオ咲く断崖絶壁を下る --439m峰北の小ピークへ登り返す
-支尾根を西へ -林道 -439m峰西方の177号線路肩

南摩ダム予定地周辺に隠れ住むモノたち。

世間にコロナが蔓延る昨今、僕の勤務先も営業はテレワークが導入されたりと影響は広がるばかりだ。実験もできない自宅でやれることなんて大してなく、車通勤者の多い開発部では今のところ国内出張禁止以外は大して影響が出ていないがこれもいつまでのことやら。
そんな中、週末の外出もためらわれるところであるが、山いけないなら働く意味もないなぁと呟いていたら絶対に生きて帰って来いとは言われたものの山禁止令は出なかったので出かけることにした。まあこれでコロナに掛かったら洒落にならないので誰もいない場所限定になるが。
ここ数年のデータと今年の気温から考えると飛駒の多高山北西の稜線を歩けば外れはないと思われるが、毎年歩いているので優先度は低い。
それならば昨年おいしい思いをした鹿沼の低山に目が向くところであるが、どうも気温の低いを挟んだせいで一気にアカヤシオ前線上昇とはいかない雰囲気がある。昨年と比較して10日早いまではいかず、7日程度早いぐらいかなという感じで。
そうであれば南摩ダム予定地南サイドは400m↑が中心となり蕾ばかりであると推測される。佐野と比べると鹿沼は標高150mくらいアカヤシオ開花が遅いというが僕の見立てだ。350m前後を中心に狙いたい。
そうなると半日で回れる候補は標高的にも自然と絞られる。南摩ダム予定地北側、僕が鹿沼のよくわからないところと呼んでいる場所だ。去年思いがけずアカヤシオ群生地に出会ったのだが時間がなく西側のアカヤシオは調べられなかった。2016年2月に歩いた時は岩場が多かったので大いに期待できるのに。行ってみることにした。

3/28、5時を少々回って家を出る。
コンビニよって朝飯食べていたら6時を余裕ですぎた。
南摩ダム予定地近くまでやってきて、177号を小学校方面ではなく杓子沢方面へ。
去年は気づいてなかったのだが177号はダム建設のため迂回路が建設されており一部開通しているのだ。どおりで去年は通行止めなわけだ。地形図に反映されていないがヤフーの地図では反映されている。
迂回路は標高を挙げ、トンネルを通過した後高架を通り粟沢地区へと降りていく。ここから先、上久我方面直進の道路はまだ開通していないのだ。
ダムに沈む予定の旧道を通り梶又地区を過ぎて北へ。232m地点まではいかず439m峰西方の路肩にある広いスペースに駐車した。天気は予報通り微妙だが晴れ間も。
準備をして歩き出す。6:55。

現時点でどこにいるかさっぱりわからないと思うので地図を示す。
この地図の作成にあたっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用した。(承認番号 平24情使、第26号)
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この場所からスタートして歩き出すのは実に4年ぶりとなる。
http://fu32miffy.livedoor.blog/archives/17123013.html
4年前は北の支尾根から歩き出したがあそこはアカヤシオいなそうだったのでパスだ。
谷間を通り適当に439m峰北の小ピークへ行こうと思う。
439m峰については周辺が面倒な岩場でアカヤシオもまだ咲いていなそうなので今回は避けることにする。
とりあえず谷間へ行くかと北進。
西の崖上に新しい道が建設されている。
南摩ダム完成予定図を見たのだがどうもダムの周りに新たな林道が建設されているらしい。
P3280005
谷間へ進むためにどこから川を渡ろうかなと思っていると橋があり資材置き場が。工事関係者以外立ち入り禁止。4年前はどうしたっけな。まあ橋を渡らなければいいんだろう。
ちょろちょろとしか流れていないので川に降りて渡った。
川から上がり資材置き場の端を突っ切ると沢沿いの藪に人ひとり通れるくらいの道型あり。奥へと進んでみる。するとすぐに藪がなくなり林道になった入り口が隠されていたのはなぜだろうか。
北と東の二方向に分かれるが東へ。
P3280008
ぶらぶらと林道歩いていくとほどなく終点に着いた。7:06。
標高310mくらい。439m峰北の小ピーク西尾根の南側にいる。
直進すれば439m峰北の小ピークに行けそうだがどう考えても急だし針葉樹の幼木が邪魔そうだ。
P3280014

周りを探ると道はないものの439m峰北の小ピーク西尾根に登れそうだったので適当に上る。
腐った倒木を越えた後はかなり急な斜面だったがなんとか西尾根に乗れた。
少し先から尾根は急登となるものの岩場はなくアカヤシオのいない寂しい植林帯だ。
P3280020
今日は朝から暑いなあと三月とは思えぬ汗だらだらで登っていく。
ツツジがいたが花は2分先。ふと右側を見ると439m峰西尾根の急な崖にアカヤシオらしきものが。流石にあそこはいけないしあれだけのために立ち寄る気にはなれない。
ただこの標高で咲いているのには安心。
P3280028
南の鞍部にトラバースしようかなやっぱ危ないし行く意味もないからやめるか、などと無駄な動きをしつつ439m峰北の小ピークに7:23。いきなり疲れたので一息つく。
4年前きた時の記憶の通りこの辺りは植林しかない。アカヤシオがいるのは南側の439mピークを越えた先だろうがあそこは今日は盛りではないだろうし岩場が面倒すぎる。
少し躊躇したが大人しく北へと歩いていく。木々の隙間から見える山桜は満開だ。
380m小ピークから少し対岸の様子を見ようと北東支尾根を少し下る。
どうもこれから歩く主稜線、南側にはアカヤシオは少ないらしく姿は見えず。確かに去年歩いた個所も北側がメインではあったが。
ただ木々の隙間から見える山桜はやはりきれいだった。
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気を取り直して稜線に登り返す。
400m級小ピークで右に折れて主稜線を東進する。7:43。
ここからしばしの間、4年前の記憶では結構な岩場が続くのだが去年のアカヤシオ探索では歩かなかった。期待しているのだがさて。
木々の隙間から遠くの尾根を観察しつつだらだら歩いていくとほどなく右下にアカヤシオがちょろり。遠いし撮影したらいまいち。ヤマツツジも2分咲きで見栄え悪し。
外したか?と思いつつジャブ代わりの岩場をまくと400m級小ピーク手前で9部咲きの悪くはないアカヤシオ登場。どうやら読みは悪くなかったようだと一安心。
P3280068
南西支尾根入り口にもアカヤシオ。
その下にもアカヤシオが見え隠れしているがこの支尾根地形図見ても実物のぞき込んでもかなり急で岩が段々になっているため先に進むのはやめた。
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400m級小ピークをすぎると南側に一本中々よさげなアカヤシオが。
しかし花の密度は薄いように思える。去年だったらもっと見栄えがしたんだろうなという気もした。
P3280083
しかし例にもれずここも岩・松がいる個所になるとアカヤシオも出てくる。何か秘密があるのだろうかこの組み合わせには。
大体は8部咲きだがほぼ蕾の花株もいたりするので鹿沼はやはり現時点で400m下にしておいて正解だったらしい。佐野と同じ感覚で来ると痛い目を見る。
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写真写りのいいアカヤシオはあんまりいないなと周辺を探っていると少し離れた個所から南に延びている支尾根の末端方面にアカヤシオらしきものが群れているのに気づいた。これは新たなアカヤシオ軍団との出会いか?
どう周回するかが難しいが後で立ち寄ることにしよう。楽しみが増えた。
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北側の支尾根にアカヤシオが見えたので立ち寄ってみるが木々に隠れてよく見えない。稜線に戻って東へ。確かここの稜線面倒な岩場がいくつかあったよなと記憶を手繰り寄せていると面倒な岩場ゾーンが細尾根をふさぐ。4年前逆方向から歩いたのだがここどうしたっけ?
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とりあえず岩の上には乗れるのだがその先歩いて下りられなくなったら困る。
南へ少し下り基部をトラバースして巻いていく。
ルートを間違えなければトラバースは難しくない。岩場をまき終えるかというところで岩場に窪みがあり熊いないよな、とのぞき込むと祠の跡。
4年前こいつを見た記憶がないので前回は岩場を巻かずにそのまま通過したらしい。
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祠から振り向くとアカヤシオ達。
長年このアカヤシオは祠の主しか見ていなかったのかもしれない。
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巻き終えて稜線に戻る。
岩場の東側末端を見て思い出した。ここは岩横の木を無理やり利用してなんとか岩に乗って超えた場所だ。今回はそこを降りることになるので厄介だっただろう。巻いて正解。
少し先へと歩いていくと岩稜帯に咲き乱れるアカヤシオたちの姿が。こんないい場所があったとは…。
去年ここまでこなかったのは失敗だな。すぐ先だったのに。なんでここまで進まなかったんだっけ。
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間が離れているのと花付がそこまでよわくないのもあり写真では伝わりづらいが
北支尾根の東側斜面にアカヤシオが散開しており曇天にもかかわらず中々いい雰囲気。岩場の上にいるので落ち着かないが悪くない光景なのでしばし滞在した。
下の方へ行きたいのだが崖なので無理。
北側の展望もあったが遠くの山が雲をかぶっていたのでいまいち。
P3280148
さて先へ行くかと東へ進みかけるが岩が段々となっており大分下まで降りないといけないように思える。これは4年前登れないなと南から巻いたやばいゾーンでは?
少し西に戻ってから南から巻く。
巻きながら見上げた。これノーロープノーリターンだろ。
帰ってから見てみると4年前も同じところから見上げていて笑った。
http://fu32miffy.livedoor.blog/archives/17122995.html
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岩場を巻き終えて稜線に戻る。
この先から南に長く伸びている支尾根を歩いていくと先ほど発見したアカヤシオゾーンに行けるのだがまずは東進。
直進すると崖であり尾根を進めないように思えるが一歩戻ると容易に巻けるゾーン。わりとこの辺り初見殺しが多い危険地帯である。
396.4m三角点のある支尾根へ少し進み北西支尾根へ。去年見つけた鹿沼のエデンだ。
今年もさぞかし…と思ったがどうもいまいちなようで?
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標高350mくらいなのだが日当たり悪いせいか蕾が多かったり。
去年満開だったのは4/6。今日は3/28。やはり去年より10日までは早くなくて精々一週間早い程度か。この時点で2018年よりアカヤシオ前線が少し遅れかけているか。2018年は三月末から四月頭が連日高温でぶっとんでたからな。あの年は異常だったのだろう。今年でも十分早いことは早い。
咲くのが早いと花付きが悪いとかあるのだろうか。
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396.4m三角点方面へ少し歩く。
去年中々見ごたえあったやつが一株いるからだ。
370m級小ピークに登りさて今年は・・・と様子をうかがうが3部咲だった。数日早い。
アカヤシオは相変わらず気まぐれ。標高だけでは測れない。8:45。
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でもまだ主稜線を東進してところのスポットもあるし・・・と気を取り直して主稜線へ戻ろうと南進、しかけて鞍部から東の谷間へ降りていく。なんとなく対岸の支尾根にアカヤシオがいるような気がしたのだ。
少し下って木々の隙間から様子をうかがう。やっぱりいるような気がするな。山桜以外は良く見えないが。
P3280186
ただの斜面を超適当に下りていくと最後に面倒なことになった。沢が倒木で埋もれているうえに1-2mほど半分崖を降りないといけない。
倒木も利用しつつ無理やり下りた。8:56。
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しばらく沢というか谷間を下流へ歩いていく。
即座に後悔した。腐った倒木のせいで面倒すぎる。計画的に支尾根を降りればよかった。うんざり。
P3280198
狭い谷間が広がり左手が一段高く横に広いので上がってみた。
しかし倒木とよくわからない藪から藻類が垂れ下がっていて。ここはジャングルなのか?
鹿沼の植林帯なのに僕はなぜか得体のしれない場所を彷徨う羽目になっていた。
P3280203

現在地
この地図の作成にあたっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用した。(承認番号 平24情使、第26号)
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続く