2020.4.22(水)
路肩駐車地 -適当な作業道 -沢渡渉 -尾根とりつき -872m地点北の860m級小ピーク -896m地点
-847m地点 -871m地点 -974m地点 -六郎地山 -適当な支大根 -舗装路着地 -路肩駐車地

六郎地味山は今日も地味。

全国に非常事態宣言が拡大された最初の週末は家で大人しくしていた。
しかしよく考えたら家を出て近所のコンビニに寄って以降どこにも立ち寄らず登山して誰も会わずに帰れば感染が広がるわけがないと気づいた。これでコロナ感染が広がるなら電車通勤の人たちは全員コロナに感染している。首相夫人が50人引き連れて参拝しても3密に当たらないからセーフらしいし断絶散歩が許されないわけがないだろう。
コロナ収束の先が見えているならそれでも大人しくしておこうかと思ったがこんなの収束するのには一年以上かかるだろう。半端な外出自粛しても特効薬ができるまでは感染が広がるスピードを抑えているだけで根本的な解決にはならない。おまけにPCR検査数を絞り続けているから実際どれほど感染が広がっているのか誰もわからない。軽症状の人間も全員検査して接触者を全員隔離、強制的に外出完全自粛2週間とかやらないと収まりようがないだろう。春節の観光客を狙って中国からの入国歓迎とかオリンピックのために大事にするのを遅らせたりとか、癒着のためにパチンコ店を自粛させるのを渋ったりとか半端なことばっかりやってる政府にそんな過激なことができるわけもなく。細々と日々会社・家・スーパーを往復するだけの毎日と誰もいない地味尾根通いの日々の中で知らないうちに感染して知らないうちに抗体を得ることを期待している。国には期待していない。

そんなわけで人のいない地味尾根に出掛けようと思ったが、この季節に適した山は標高的にまだ里山に近いところが多くうっかりニンゲンに出会う可能性がある。
地味尾根では出会って一人すれ違う程度だろうが車を置いて歩き出した時にニンゲンと出会うのはまずい。僕は名古屋ナンバーなので詰問される可能性がある。
どうせ年休も余っているので一度平日に出掛けて様子を見ることにした。

4/22、年休取って休みだというのに出勤時よりも2時間以上早く家を出る。向かう先は鹿沼、六郎地味山、もとい六郎地山だ。以前北の切通から歩いているがそれより南はずっと歩くのを忘れていた。アカヤシオが咲いているかは微妙だがニンゲンはいないだろうからと選んだ。
大芦川沿いには平日の早朝にもかかわらず釣り人の車が多い。太公望にコロナは関係ないらしい。後ろめたい仲間が増えた。
東大芦川沿いになると釣り人の車は減るがそれでもぽつぽつと。奥へと入っていくと流石にほとんど見なくなったが。川中島を過ぎて559m地点手前近くの広い路肩に駐車。ここを歩いて通りかかるニンゲンはほとんどいないだろう。準備をして歩き出す。8:12。

とりあえず道路を南へと1.3km歩いていった。川中島の463m地点対岸の支尾根にとりつくためだ。
川中島の463m地点北にある橋まで歩いていく。8:27。
ここからどうやって目的の支尾根まで行くか。
川の様子を伺うが河原は続いておらず諦める。
左岸上を少し歩いてまた河原の様子を見るがやはり少し先で途切れてしまう。
仕方なく左岸上を歩いていくかと少し上を見ると作業道が南へ向かっていた。これ幸いと作業道に上がり歩いていく。
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三分ほど歩いていくと作業道は尾根にそって回り込んでいく。そこで作業道から踏み跡に沿って下り、目的の支尾根の北に位置する沢へと降りていく。沢床へは少し高度差があったのだが踏み跡に助けられた。
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しっかりと水が流れている沢だが幅はなく岩の上を歩いて渡れた。
ここで朝は肌寒かったので羽織っていた河童を脱いで一休み。
現在地がよくわからないと思うので図示する。
この地図の作成にあたっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用した。(承認番号 平24情使、第26号)
無題1
一休みしたので支尾根にとりつく。8:40。
初っ端は少し藪めいた急斜面だったがすぐに藪は薄くなり薄い道型のようなものも見える。プラ杭もあり人の手が入っているらしい。歩きやすい明るい地味尾根だ。
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特に危険個所もなくぶらぶらと標高を上げていく。
最近アカヤシオのいる危うい岩場ばかり歩いていたから癒しになる。
ポツポツとみー猫さんの好きなやつ、ミツバツツジが姿を現す。
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580mくらいで9:00。少し傾斜が増したりしたが歩く分に問題はなく。
ミツバのいるありふれた地味尾根。
問題なのは空が曇りがちなことか。
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相変わらずミツバツツジばかり出てくる。アカヤシオは散った後だ。
ミツバ達の花付きは低山にしてはそれなり。
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620mくらいから少し尾根が細なってくる。とはいえまだ2、3人も横一列で歩ける程度だが。
次第に木の根が蔓延る鹿沼でよく見る地味尾根の様相を呈してくる。岩場はまだない。
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9:18、680m辺りに来ると伐採された倒木が邪魔だが植林の隙間から少し展望。
日光連山は雲の中。
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700m辺りからの植林急登をこなすと西から支尾根が合わさる。
また自然林成分が増えてほっとする。
ミツバツツジがぽつりと急斜面にさいていた。
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760mくらいまでくるとミツバツツジは膨らんだ蕾が多い。
傾斜が緩くなり右が植林、左が崖というゾーンをゆるゆると歩いていくと820m級小ピークの先で左の崖にアカヤシオ達が。しかしとうに盛りは過ぎている。まあそもそも花付がよくなさそうだが。
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散りかけで半端なヤシオと雲が掛かって半端な眺めを横目に登っていくと872m地点北の860m級小ピークについた。9:52。ペース的にはまあこんなものかなあといった感じ。心肺機能的にコロナは発症していないようだ。当たり前だがニンゲンはいなかった。
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ここまでは未知のゾーンだったが、きたっちさんが647m地点-872m地点-市境尾根へと2年前に歩いており既知のゾーンとなる。そしてその記録では872m地点北の鞍部あたりでアカヤシオがいい感じに見えており872m方面へと少し立ち寄っていこうと思う。
一旦下るのが面倒だなと思ったが5分程度で目的地到着。
しかし今シーズンは花付き微妙、ついでに散りかけであった。
男体山も見えるし花付きのいい年ならさぞ・・といった感じなのだが無念。
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引き返して市境尾根を目指す。
860m級小ピークからの下りは結構急だった。
一旦90mくらい標高を吐き出すのがいやらしい。
登り返して810mくらいでふと気配を感じて支尾根を見ると薄紅色の塊が植林の隙間に見え隠れ。
これは不味いなと支尾根を少し降りて近づくが邪魔な木々に隠れてよく見えない。
今日見た中では花付きピカイチなのに。
奥ゆかしいのもほどほどにしろよとうまく撮影できないまま後にした。
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その先830m辺りから細尾根続きになるとアカヤシオが断続的にいるのだが花付きは冴えない。さっき見たやつらが群れていれば僕も報われるのだが。
ぱっとしないなあと思いつつ歩いていった。
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数はいる。数だけはいるのだがこれだけ花付が寂しいとどうにも。
まったくいないよりもむしろ残念な感じがする。
そう思いつつ歩いていたら896m小ピーク、市境尾根にたどり着いていた。10:44。
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進行方向は北なのだが、いずれ歩くつもりの東を見てみる。やたら急だ。下りたくないな。登りで歩こう。以前きりんこさんの記録で何か所か急な上り下りがあった気がするがここもその一つか。
隙間から見ると北側斜面にアカヤシオの塊が見えるがとても近づける場所ではないし今年は花付き微妙だろ。いつかアカヤシオ当たり年にでも来るかと木々の隙間から垣間見て、僕は先へと進んだ。
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続く