847m地点へと歩いていくがアカヤシオはいるものの見栄えがしない。
足止めするまでのものではなく。そして次第に植林成分が増して消えてしまう。
820mくらいで尾根が北へと曲がると西側に作業道が通るようになった。
しかし様子を見てみると少し手前が崖崩れで焼失していた。まあ作業道沿いにきても崩壊部分だけ尾根に逃げればいいのだろうが。
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847m地点はそれと意識しないままに通り過ぎて。
その後も地味な植林ゾーンが続くので足を止めずぶらぶらと歩いていく。
足が疲れたので休憩したかったがいいところがなかった。
860mくらいまで登り返して貧相なはぐれヤシオがぽつりと。
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今日のルートアカヤシオはそうも期待していなかったが花付きの悪さが評価をより下げている。
そんな中11:17、817m地点に着くと前方にまともっぽいアカヤシオが見えた。
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今日のあり様ではこれでも合格かな。
アカヤシオトンネルを潜る。しかしそれも一瞬で物寂しくなった。
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西に曲がって木々の隙間から垣間見えるのは六郎地山・・・ではなく974m峰。
このルート展望もなくてより地味である。多少なりともアカヤシオが咲いている今か少しは紅葉のある秋に来ないとお楽しみはほぼない。
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また少しアカヤシオがいたがスルーして。
870m級小ピークへの登りは少し急だが足が疲れる程度の話だ。
北へと方角を変えて歩いていくと落葉樹林に。
松が混ざり始めてこれならばと思っているとアカヤシオ登場。でもゲスト参加レベル。足元に祠の屋根だけがあった。
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鞍部に降りて登り返していくと860mくらいから尾根が広がる。
人の手が入っている感じだが過ぎではなく松なので悪くない。
少しだけ青空が見えて開放感がある。こういうのは嫌いじゃない。
田母沢二俣中間尾根にまた行きたくなった。
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しかしそんな雰囲気は長くは続かず。
すぐにぼさってきた思えば植林の細尾根へと戻ってしまった。
植林になったら藪も消えたのがいいのか悪いのか。
11:51、淡々と974m地点到着。
看板が倒れているが狩猟関係か何かだろう。さっさと先へ進む。
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974m地点から一旦下れば尾根が広がり左が落葉樹林に。
侘しくアカヤシオが点在。
木々の隙間から少しだけ日光の山が。あれ男体山だっけ。たぶんそうだなきっとそうだ。適当である。
このあたりのアカヤシオは蕾も大分混ざっていた。数日後に咲くのだろう。
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足が疲れてきたなあと昇り返していくと970m辺りからしばらく東側の展望杉の隙間から。
どうやら東サイドは大規模伐採されているらしい。ハゲ山。
どうせなら展望邪魔してる一列の杉の木も切っておいてほしかったが都合があるのだろう。
こんなのでも今日一の展望。
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その後はやる気もなく植林ゾーンを歩いていくが1050mを越えると落葉樹ゾーンになる。少しボサっていて空も曇っているので爽快感はないが。
ポツポツと足元にカタクリが咲いている。
作為的に群生しているやつらより野生のこいつらの方が応援したくなる。
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ゆるゆると登り最後に少し標高を上げると12:29、六郎地山。3年半ぶりか?相変わらず地味だな。
たぶんもう来ることはないので腰を下ろして昼食。
ズボンのマダニを払う。
山名板の背後にいたアカヤシオはなぜか咲いていたがやはり地味。
六郎地味山ここにあり。
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時間はあるけど熊が出る前に帰るか。15分ほどで山頂を後にする。
1090mまで北進してから西に折れて支尾根で下る。
以前下りた時は一本北の尾根を使ったはずだ。しかしそれは勘違いで以前もこの尾根を降りていた。
序盤は結構な急斜面が続く。ここもカタクリがぽつぽつと。
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900mくらいまで降りてくると傾斜は多少緩む。
そしてウザ藪ゾーンに突入。ここで僕の記憶がよみがえる。なんかこの雰囲気以前歩いたことあるな。まさかね。
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50mくらい下りちょい藪は抜ける。
800mまで降りてきて細い岩尾根箇所で右側が崩壊しているのを見て確信。ここ前も通過してるわ。
何だ、一本北の尾根で下ればよかった。まあいいか。
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少し危うげな段差を下りその先は普通の植林地味尾根。
680mの尾根分岐で以前は北西に降りたはずなので今回はそのまま西へ降りてみる。
だがこれが罠。630mくらいでやたら急な半分崖に出た。
面倒なので無理やり下りたがもう一度行けと言われたら断る。見上げる。
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おまけにその先はコンクリ法面で下りられなかった。
東の沢は急なナメで最後崖になっているし。
北側へとトラバース気味に下りていくが半分崖を越えた後は踏み跡辿って平和に下りれた。
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13:45、舗装路着地。
大滝方面に一台車が止まっていた。
後は舗装路を歩くだけ。花見しつつぶらぶらと歩いて帰った。
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14:07、駐車地着。さっさと靴を履き替えて帰る。

帰り道でも釣り人をたくさん見た。
人のことは言えないが彼らは仕事はないのだろうか。有給休暇の人ならいいけど。余計なお世話である。とりあえず歩いている最中は誰にも会わず断絶散歩は成功した。
しばらくはこういう歩きが続くだろう。


今回の軌跡
この地図の作成にあたっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用した。(承認番号 平24情使、第26号)
無題2
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