2020.7.19(日)
歌ヶ浜駐車場 -阿世潟峠 -社山 -大日崎尾根 -適当な支尾根 -歌ヶ浜駐車場

ただの散歩。


三連休はさぼって家でだらけていた。
この週末も天気は微妙であるがここで歩いておかないと四連休に支障が出る。四連休はどこかへテン泊に行く予定なのだ(結局梅雨が明けず計画は流れたが)。
土曜は一日雨なのであきらめて日曜の天気を見ると日光でも昼過ぎくらいまでは雨が降らないようだ。
一日歩けないのに福島とかまで行く気にはならず。日光も低公害バスが動いてないだろうから半日で行ける場所は限られる。面倒だし社山でいいか。やる気もなくそうなった。


7/19、八時くらいまでは雲が多いようなので八時から歩き始めればいいかと六時過ぎに家を出る。
日光宇都宮道路が土日祝日無料なおかげで日光に行く精神的ハードルが下がっている。
しかし日光が近づいてくると思ったよりも雲が少ない。
これは六時くらいから歩き出した方がよかったのでは?焦りも出てくる。
八時過ぎに歌ヶ浜駐車場につくと車はそれなり程度で停める場所には困らない。
無駄に天気が良くてこの時間に山頂にいるのが正解だったかと少し後悔。
写真を撮って歩き出す。8:18。
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遊歩道歩きはやる気が出ないが仕方がない。
だらだらと歩いていく。ハイカーには会わないが釣り人は多い。
大使館近くの建物の外周に飼いナゲ。エサはもらえているのだろうが枝を剪定されているようにも思える。そのあたりに生えていたのを連れてこられたのだろうが自由な野良ナゲとどちらがこいつらにとって幸せなのだろうか。
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木漏れ日の遊歩道を歩いて狸窪の分岐に8:48。天気が気になって少し早足。
ハイカーとは二組ぐらいしかすれ違っていない。
阿世潟の分岐も近づいたところで湖畔に出ると雲がかなり増えていた。これは失敗したかもな。
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阿世潟の分岐に9:08。
社山は過去何回も登っているがここから登山道で稜線に出たことがない。
一回くらいはまじめに登山道を歩くかと大人しく阿世潟峠へ歩き出す。
沢型を見ると歩きたくなるが我慢。
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9:26、阿世潟峠。
青空は見えているがやはり雲が多いのが気になる。
青空の稜線を歩きをしたくてここにきたのでガスガスでは困る。
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ぶらぶらと登山道で稜線を登っていく。
足尾の山々は雲の下で展望が得られそうだ。
向こうに行けばよかったかなとも思うがここより暑いだろう。
晴れるという点では大小山の選択肢もあったのだが逆にこの季節ピーカンだと熱中症だなと思って避けたのだ。幸か不幸か雲が思っていたより多いせいでそれなりに涼しい。
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空を見上げて登っていく。二組ほどのハイカーとすれ違った。
この辺りから見下ろす中禅寺湖が好きなのだが、少し曇っているせいで明るくないのが残念。
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白錫尾根や太郎山方面は雲に覆われている。
低公害バスがコロナで運休中だしあちらに行くという選択肢はなかったのだか、ハクナゲ見物なら向こうだったよなと思う。
しかし帰ってから知ったのだが低公害バスは7月から運行再開していたのをきりんこさんの記録で知る。この日きりんこさんは早起きし、白錫尾根を天気のいいうちに歩かれてハクナゲさんも堪能されたようだ。羨ましい。
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登山道なのでなんということもなくぶらぶらと歩いていくと10:42、社山到着。
山名板の後ろから首を伸ばしているナゲ達に花はもう咲いていない。
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山頂よりも少し先の方が足尾の展望がいいので歩いていく。
少し早めの昼食取りつつぼんやりと足尾を見下ろす。
今にも雨が降り出しそうな雰囲気になってきた。
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黒檜まで歩いてもガスガスで楽しくなさそうだ。しかないから大日崎尾根で帰るか。低公害バスが再開していたら適当な支尾根で降りて千手ヶ浜に行ってもよいのだが。
ここで低公害バスの再開情報をスマホで調べていたらまた違った歩きになったのであろうが、コロナで止まったままだと思い込んでいる僕は調べもしなかった。
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しばらくだらけていたのだが11時を過ぎて辺りがガスに包まれた。
これは雨が降り出す前に下山しないと。
家族連れが現れたのもあって急いで僕は下山開始した。
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急いで北西方向に下ったのだが、少し標高が下がると雲の下に出てなんだかまだ明るい。
急ぐ必要もなかったかと思ったがもしここで落雷があれば避雷針は僕だ。
さっさと樹林帯に逃げ込もう。
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社山・黒檜岳の標識のところから稜線を離れて大日崎尾根へ。
1780mの展望地はやはり眺めがいいので足が止まる。
まあ樹林帯に入ってるし問題ないだろうと少し停滞。
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昔歩いた時はもっと笹が深かった記憶があるのだが下りのせいかそう深くも感じない藪尾根を下っていく。踏み跡は明瞭。
このまま通常のSCルートで下るのもつまらないので1557m地点南西の鞍部から南に延びる支尾根で下ることにした。
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支尾根を下り始めてすぐ、尾根が左にカーブするところは急傾斜で滑りかけて焦った。
しかしそこを下ると細尾根だが傾斜は緩い。
すぐに尾根が広がるが下草も薄く快適に歩ける。熊さえいなければ気楽な歩きだ。
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1430mの尾根分岐は南東へ。ここから傾斜がきついが尾根というかただの斜面のような幅広さで落ち葉のズルズルさえ気を付ければ危険はない。
しかし降りてから見上げるとこれを上るのは面倒だなと思った。下り専用か。
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そこから小尾根を一下りすると幾筋かの細い沢が通る谷間についた。1345m当たり。12:24。
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蒸し暑くなってきたので沢に入りたいところだが今日は沢靴ではないので我慢。
何本か沢を通過し一番東の沢沿いに下る。
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不思議なことに水流が流れていた沢たちは、合流したとたんに伏流となっていた。これは涼しくない。
しばらく沢沿いを歩いていたが面倒になって適当に東へ歩いていく。
大した藪もないしどう歩いても東に進めば遊歩道に出るのだ。
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12:35、遊歩道へ離脱。
後はだらだらと駐車場まで。ここが長くてつらいのだが。
少し早足で歩いていくが足がつっても困るので少しペースを落とす。
どんよりとした曇り空から雨も降りだすかと思っていたのに、雲は多いが明るくてなんだか予想と違う。これなら沢利用で社山もありだったかなと思ったり。
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船付き場から遊覧船が出ていくのを眺める。運休していないのか。
ここで初めて低公害バスも復活しているのかな?と疑問を持ったが時すでに遅しなので調べなかった。
13:30、歌が浜駐車場。
大した歩きではないが多少は体力作りになったか。

今回の軌跡
この地図の作成にあたっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用した。(承認番号 平24情使、第26号)
無題
大した歩きではないので特筆すべきことはない。
少しは歩いたので四連休も泊りで出かける体力は問題ないだろう。
そう思っていたのだが長引く梅雨は明ける気配を見せず。
一日だけ梅雨の晴れ間を狙って、後輩と沢に出かけたのであった。