奈良部山から丸岩岳へと続く尾根は最初はなだらかであるがそのうちアップダウンと危険ではないが岩場が出てきて疲れた身には少し面倒。
たまにいるアカヤシオは950m↑なので当然蕾であるが一週間後には満開になっていそうなやつもいた。
他の奴らはもっと小さい蕾だったが。
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1043m地点南の1020m級小ピークへの登りに差し掛かるが60m登ってすぐに南西尾根へと下るので登るのが面倒だ。傾斜はそう緩くもないが南東尾根から南西尾根へとトラバースすることにした。
結果的にトラバースはできたがあまり良くはなかった。大人しく一度ピークに登ってから下るのが無難だろう。
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1020m級小ピーク南西尾根の960mくらいに14:12。
尾根に乗ってみればいたって平和。
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910mくらいまで下ると3分咲きくらいのアカヤシオが出てきてドキッとする。少し早すぎる。
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847m地点を目指して下りていくと大多数は蕾なのだが時折満開近いやらが混ざり始める。
どうもこの尾根特異的に開花が早いアカヤシオが混じるようだ。
そしてこの尾根アカヤシオが断続的に続く。
地形図の通り尾根の上部は落葉広葉樹林で露岩も散見されるからアカヤシオの生育には適しているのだろう。
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847m地点に14:27くらい。
まだ満開じゃないから深追いしないが支尾根や斜面にもアカヤシオが散見される。
この尾根ノーマークだったが中々ポテンシャルがある。
99%他人にあわないだろうし見どころのある地味尾根である。
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840mより下に行くと咲いている株が増えてきた。
栄養足りてないのか花付き自体は大して良くないのだがアカヤシオポイントが続いているのは好感触。
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まあでもまだ800mくらいだから蕾成分も多いし満開じゃないから花付きについて評価を下すのは早いかもしれない。
満開になったら中々のアカヤシオ街道なのだろうかと想いを馳せる。
僕だけの花見ポイント、また見つけてしまったか。
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当然の如く標高を下げるほど盛りのものが増えていくのだが、どうもばらつきが大きいように思える。
最近の暖かさで本来まだ咲かない標高まで咲き始めたから気の早いやつだけ咲いているのかもしれない。
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790mで明るい落葉樹林から針葉樹林に入るとアカヤシオが途切れ・・・なかった。
松の木が多いからアカヤシオと相性がいいのか。
日当たりが微妙だから蕾も増えたが。
花付きはさほどであるがアカヤシオが咲いているだけで気分が違うので。
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そのごも咲いてたり咲いてなかったりするがアカヤシオは断続的に存在し続ける。
750mで7分休んで、この先も咲き続けてると下山が遅れてしまうなと思っていると、735mくらいでパタリとアカヤシオは途絶えた。
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まあ十分アカヤシオは見たし後はしゃくっと帰るか。
そう思ったところで720mの尾根分岐。
西支尾根の少し下にアカヤシオ達が見えてしまったので少し様子を伺いに行く。14:55。
結構いるようには思えるけど細枝が邪魔でよく見えないし急な尾根だから登り返すのが面倒だ。下まではいかずに引き返した。
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南へと尾根を下っていくと700mくらいで危うくはないが露岩の細尾根となり、左は植林だが右の岩場斜面にはアカヤシオが咲いていた。
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その後細尾根は広い少し急な斜面へと変わるが左が植林、右にアカヤシオの布陣は変わらず。
右斜面下の方にもアカヤシオは咲いているが急だしそれなりの花付きに留まるので深追いはしない。
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アカヤシオが途絶えた先、610mくらいから急激に尾根は細くなりこの先危険といった雰囲気。
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どうも尾根上だけ露岩の岩稜帯が続いているのでさっさと左の植林帯に逃げた。
こちらも急なのだが土の地面なのでまあ降りられる。
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550mくらいでトラバースして尾根上に復帰すると岩場はほぼ終わっていた。
アカヤシオの残滓を眺めつつ尾根を下っていくとこれまた傾斜がきつくなるのだが左の植林帯へと入りつづら折りに下れば沢底へと近づいて行ける。末端付近で左へと急旋回する軌跡が自然と描かれることなるだろう。
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沢底に下りたのが15:23。
右岸の上に破線路があるはずだがとっくの昔に廃道だろう。とても歩けそうには思えない。
昔たそがれさんがこの辺りを歩いた記事を見たことがあるのがどう歩かれていたのかさっぱり記憶がない。
幸いにして左岸に踏み跡らしきものがありそれが途切れたら右岸に渡れば・・・という感じでどちらかに踏み跡が続いており沢中を歩く必要はなく。渡渉も簡単。
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しかし沢がU字にターンして南向きに流れ始めたところで大倒木地獄がはじまった。障害物競走は大体跨げる高さではあるもののげんなりした。
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面倒だなあと超えていくと倒木の下敷きになっている赤い車が。
帰ってからたそがれさんの記事を見たが7年前は倒木地獄ではなかったようだ。
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その先は倒木も収まり鮮明になった作業道だか林道だかをまあ快適に歩いて行く。472m地点に15:38。
この先通り抜けできませんのゲートに15:52。落石もあったしそりや車は通れないだろうとは思う。
行者滝とやらにも倒木一本。
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後はクマに会わずに帰るだけだなとぶらぶら林道を歩いて行くと345m地点の少し先で林道脇に異変が。なんだかふわっとした奴らが繁茂している。
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ミツマタ・・・だよな。
なんでこの一角だけ斜面にまで繁茂しているのだろう。
どこぞのミツマタ群生地も伐採地跡っぽいし植林とも相性がいいのだろうか。
ここは薄暗いし群生してても名所にはならないだろうな。
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200mもいかずに群生地は途絶えた。
その後は特に何もなく、ヤマビルとも出会うことなく駐車地に戻った。16:25。
アカヤシオに出会いすぎて距離と標高のわりには時間のかかった歩きだった。

今回の軌跡。下が見切れたが単純なルートなので問題ないだろう。
この地図は電子地形図25000(国土地理院)を加工して使用しています(令和元年手続改正により申請適用外)
無題
奈良部山南西尾根は去年も歩いているので特に目新しいことはないが、去年歩いたところよりも上でもアカヤシオが結構いるのを知れたのは収穫。
復路の1043m地点南の1020m級小ピーク南西尾根は誰も行かないであろう地味尾根であるがアカヤシオが断続的に続く中々の尾根であった。やたらと開花の早い尾根ではあったが、時期的にはもう少しだけ後に行った方が楽しめるとは思う。花付きは悪くはないが小友と比べると見劣りするだろう。

年休とったおかげで週半ばのアカヤシオ開花状況を知れた僕が週末に向かった先はもちろん小友、人影のないアカヤシオワンダーランドは今年も期待を裏切らなかった。
詳細は後程。