土曜日に男鹿山塊のネマガリ藪と戯れたのだが、日曜朝起きると右足の付け根近くに違和感があった。
こんなところにイボがあっただろうかと目視確認してみると・・・マダニだ。
去年食いつかれた奴と比べると随分小さいな・・・。まだあまり血を吸っていならしく膨らんでもいないし。
日曜にやってる皮膚科や緊急病院を調べてみるが緊急病院も皮膚科の先生は日曜は不在なようだ。薬はほしいので月曜医者行くのは確定としてとりあえず自力でとれるか試してみる。失敗した。
去年は食いつかれてから数時間以内だったしマダニがでかかったのでうまく挟み込んで除去できた。
しかし今回は噛まれて12時間は経過しているし小さいのでピンセットでうまく挟めない。無理に引っ張ったらマダニ本体だけ取れて口器だけ残ってしまった。やってしまいましたなあ。一番ダメな奴。
仕方ないのでアルコール消毒だけしておく。上司に明日マダニ取りに皮膚科行くので午前休みますとメールを入れた。
マダニをペットボトルの蓋に入れてみるがやはり小さい。マダニの種類はおそらくシュルツェマダニ。
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マダニは色々と感染症を媒介するのだが一番やばいのがSFTS。日本だと致死率30%でまだ特効薬もないらしい。主にチマダニ属が媒介するらしく今回はシュルツェマダニだと思われるので感染の可能性は低い。でも僕は昔フタトゲチマダチに食いつかれたことがある。しかもパンパンに膨らむまで血を吸って自然にダニが外れる時まで気づかなかった。あの時は何もなくてよかった。

一晩明けて今日、早速かかりつけの皮膚科に出向く。
失敗したのは皮膚科の駐車場でマダニの死骸をうっかり紛失してしまったことだが仕方ない。診察時に先生にスマホでとっていた写真を見せたらマダニだねという確認は取れた。

さて皮膚にマダニの口器が残ったままなのでどうするかとなるが、先生曰くそのうち自然に外れるので①感染症対策に抗生物質を飲む。口器はそのまま 
②口器を周りの皮膚(肉)ごと切除したうえで抗生物質を飲む
の2パターンを提示された。若いし病原体持っていない可能性もあるから抗生物質だけでも大丈夫だと思うとは言われるが切除しても1-2針縫うだけで済むとのことなので診察料は高くなるがリスクオフのため切除してもらうことにした。
これが腕とかだったら知らないが足の付け根の肉が多いとこのためか麻酔がチクっとしただけで切除時に痛みは皆無。サクッと取り除いてもらい一針縫うだけで終わった。後は薬もらって翌日消毒、一週間後に抜糸で終了。
抗生物質は2種類もらった。主にシュルツェマダニが媒介するライム病と種々のマダニが媒介する日本紅斑熱はそれぞれ効果のある抗生物質が異なるらしい。薬代・手術料金併せて8000円ちょっと。最近残業が多くて懐は温かいので問題ない。ほっといて重症化する方が問題である。

そんなわけでマダニに噛まれて三回目、ついに手術して除去してもらう羽目になった。
ただ手術というのも大げさなくらいあっさりと処置は終わるので、簡単に取れそうもなかったらさっさと皮膚科に行って除去してもらうのが正解だろう。どうせ抗生物質もらいに行くわけだし。

今回マダニに噛まれたのは虫よけスプレーとズボンの裾に穴が開いていたのにスパッツつけなかったのが原因だろう。沢離脱してネマガリ藪に突っ込む前に装備しておけばよかった。
マダニは首筋に食いつくことも多いらしいのだが、僕はいつも首にタオルを巻いて歩いているので首に食いつかれたことはない。やはり藪に入る際は露出部を極力減らすことが重要である。
藪に入らないのが一番いいのだが、それは無理な相談というものだ。

追記
翌日消毒しに再び皮膚科に行くと、先生から"昨日病理診断で取りすぎたから返すわ"と言われた。
なんのこっちゃと思ったがガーゼを外した処置跡の傷は化膿もしてなくて一安心。
会計で受付のお姉さんに"先生が昨日の会計、検査の分いらないと言われたので返しますね"と3000円ほど返金された。まあ正確には消毒費用380円を天引きされて残りを返金してもらったのだが。なんだかよくわからなかったが診察・マダニ除去・薬代と翌日の消毒で合計5500円くらい。後は抜糸でまた一週間後に来ることになるが大して費用は掛からないだろう。
これくらいの費用で済むのだからやっぱりマダニに噛まれたら素直に皮膚科に行って取ってもらった方が良いと思われる。