2021.6.6(日)
歌ヶ浜第二駐車場 -阿世潟峠 -社山 -仮称・白樺平 -黒檜岳 -黒檜岳登山口 -千手ヶ浜 - 冠石 -赤岩
-菖蒲ヶ浜 -道端のクリンソウ群生地 -菖蒲遊覧船発着所BS -バス移動- -立木観音入口BS -歌ヶ浜第二駐車場
梅雨入り前の登山記録。
六月頭の週末、本当はみー猫さんたちと裏那須へ行く予定であった。しかし天気予報は午後から雨。濡れ藪は勘弁と言うことで中止になり日曜の予定が空いてしまった。
家でだらけてもいいのだが意外とまだ梅雨入りしないようだし、体力はつけておきたいところ。天気予報的に奥日光は昼前までは天気が持ちそうだ。頭を空っぽにして何も考えずに歩ける社山-黒檜岳の稜線を歩くことにした。年一くらいで行っているので今更なルートではあるのだが、アクセスが比較的楽でピストンせずに気分の良い気楽な稜線歩きができるので新規開拓する気にならない天気だと重宝する。微妙な天気ではとっておきのルートには行きたくないのだ。
そんなわけで深く考えずに6/6、6時過ぎにいつもの立木観音の駐車場にいくと第一駐車が完全にうまっていた。どうやら大半が釣り人のようで。やる気ありすぎだろう・・・。仕方なく第二駐車場に停めるがこちらも空きは後二台くらいであった。
準備をして歩き出す。6:14。
ぶらぶらともう何度目か忘れるレベルな中禅寺湖湖畔の遊歩道を歩いて行く。
イタリア大使館別荘だか何かの塀沿いにいつもの飼いナゲ。あまりイキイキしていない。すぐ近くの藪の奴らは好き勝手に茂っているというのに。
釣り人がうじゃうじゃいるがこんなに集まって釣れるものなのか。
今日は社山を経由したいのでそのまま登山道で。
阿世潟峠に7:20。
すぐ先に最盛期を少し過ぎたヤマツツジ。
今年はツツジの当たり年だったがアカヤシオ以外はそこまで楽しまなかったな。
ハイカーは今日は少ないのかもしれないと思っていたらもう下山してくるおじさんが。日の出と同時に歩き出したのか。
少し先でトレラン兄さんに道を譲る。
1567m地点で7:44。おじさんハイカー二人組をここで抜かすが追いつかれるのが嫌で休憩なしでどんどん登っていく羽目に。
標高を上げてもシロヤシオはほぼ散っていた。
しかし前方に何か蠢く塊が見えたのでカメラで拡大してみた。
山名板だけ撮影しナゲとの対話もそこそこに先へ進む。
しかし山頂先の木陰の登山道へ行くと僕に気付いたBBAが急いでズボンをずり上げた。すいませんここ登山道の真ん中なんですけど。恥じらいはどこに捨ててきたのか。足早に無言で通り過ぎた。
普段ならここの展望地で足尾を眺めていくのだが、げんなりしてしまい、とぼとぼと僕は一人先へと進む羽目になった。
心に余裕ができたので鞍部から登り返した先、大日崎尾根方面に少し立ち寄り白錫尾根を眺めて一息、少しのんびり。
8:43。
寄り道したのがまずかったかと慢心を戒める。
急いで先へ進み、天気も微妙だからと1792mピークは南側をトラバースで巻いて。
やれやれ亡者の群れを引き離せたようだ。BBにしては体力があるようで意外と歩きが早く焦ったが1792m先でたるんでいるのが見えた。若さの勝利だな。
ようやくマイペースで歩いて行ける。
晴れていれば最高の稜線。今日は高曇りだから景色はいいがやはり青空が欲しい。
ピーカンの青空の下この稜線を歩けたのは結構前だったような気がする。
行きたい山はまだいくらでもある。天気が悪いとやる気がないので近場で済ますが好天だとよし遠出しようとなるから、絶好の天気で何度も歩いているこの稜線に来ることはまれだ。
それでもここの景色は好きなのだが。
せかせかと歩いてきたせいで随分早かったな。
ここまで腰を下ろして休憩していないし朝飯も今日はろくに食べていない。
周りに誰もいなさそうなのでザックを下ろしてのんびりカロリー補給。
初めてここに来たのはもう6年も前だ。あの時は運動不足の後輩が息切れているのにタバコ吸ってさらに酸素不足にあえいだりとだらだら来たので社山に寄らなかったのに5時間かけて歩いてきた。今日はソロで3時間15分くらい。体力ついたのもあるけれど、あの時より笹薮がかなり薄くなったように感じる。最初に着た時は秋、今日は初夏。季節の違いかあれからこの稜線を歩く人間が増えたからなのか。おそらく両方だろう。歩く人は増えたのに地形図の破線は消されたのが不思議。
時間もあるし大平山寄っとくか、と西へ進み始めたら早くも雨が降ってきた。やっぱりさっさと下るか・・・。カッパ着て歩くのはこの前やったけどやっぱり暑いし不快だ。本降りになる前に下りたい。
北へと方向転換して適当に歩いて行く。下草のない灌木薮なので登山道を律義に歩く必要はないのだがまあそれなりにルート通りに。
地形図で1976mと書いてある方の黒檜岳山頂に10:33。
もう少し奥にも山名山はあるのだが雨降ってるし今日はパス。
展望あるわけでもないし何度も立ち寄っているし。
踵を返して下山にかかると黒檜岳名物人を怖がらない鹿登場。
どれほど近づいても逃げないのかとカメラを構えてどんどん接近したら流石に逃げていったが少し離れたところからこちらの様子を探っていた。
コメント
コメント一覧 (2)
この日、裏那須行けたかもなぁって、中止決定後の夜の天気予報をみて
思いましたが、後の祭りでした。
以前にも女性が着替えをするってありませんでしたっけ?
今回のはお大事にというか、今後もお気をつけて(笑)
ふみふみぃ
がしました