2021.12.12(日)
路肩駐車地 - 砕石場の横 -稜線 -大明神山(274.1m三角点) -長坂峠 -馬不入山 -青入山 -晃石山 -神社
-青入山 -広戸山(292.6m三角点) -点名:羽田(225.0m三角点) -路肩駐車地

近場でお茶を濁す。

11月末位の事。後輩のとんとんが久々に麻雀を打ちましょうと声をかけてきた。面子は?と聞くとオワコンとヒゲらしい。お前ら最近山にはこないくせしてコロナ下で麻雀とはいい度胸だな。コロナ禍だから雀荘はまずいだろと一旦断った。
するとコロナ対策で個室の貸し卓している雀荘を見つけたという。雀荘も時勢に合わせて工夫しているのだなあ。まあそれなら・・・と打つことにした。

12/11、昼過ぎに打ち始めるが皆2年くらい牌を触っていないのでおぼつかない。しかし数局打てば大体カンは戻ってきて。四半荘打ってチップ15枚程度稼ぎ点数も余裕の+。まあ悪くない出だしかと思っていたら、ここまでボロボロだったヒゲがいきなり起死回生の国士無双をとんとんにぶち当てる。とんとんは散った。雀頭が東東(トントン)だったのが心憎い。僕の悪くないリーチは蹴られてしまった。
とんとんはやられたぶひぃ・・・と点棒を全て差し出しつつ卓に倒れ伏し、ヒゲは満面の笑みでドヤる。この構図が面白かったので僕は笑いながら記念撮影していたのだが、オワコンから「俺らも役満ご祝儀でチップ10枚払いですよ」と言われて真顔になった。
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その後はそれまで沈んでいたヒゲも参戦しオワコン・僕・ヒゲの三つ巴の争い。
結局点数は一番勝ったものの、ヒゲがリーヅモ赤2裏3でチップ5枚オールなど外道な手をあがるせいでチップは殆ど稼げず。チップはヒゲの一人勝ち。オワコンは点数では二番手なのにチップが-20枚以下というとんでもないことになっていた。とんとんはまた今度打ちましょうとは言いださなかった。
終電一つ前で帰ったら家に着くころには1時近かった。

12/12、前夜そんな事をしていたので早起きできるはずもなく。
そのまま引きこもろうかと思ったが筋力が落ちるのも嫌なので近場へ出かけることにした。
太平山周回はあまりにあれなのでその裏山へ出かけることにする。
朝マックしたりしつつ目的の路肩についたのは11時過ぎてあった。
馬不入山の北西、広戸地区の西にある広い路肩である。11:12、歩き出す。
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とりあえずすぐ南にある実線路に入り込む。
地形図実線が途切れるくらいまで登るとそこは砕石場の横であった。地形図的には砕石場はもっと東までしかないはずだが実際は大分西まで削られていたらしい。
これはいけないと僕は西側の雑木林に逃げ込んだ。
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地形図の尾根形を南東へと登ろうと思っていたのだが、砕石場からの小岩が斜面を埋め尽くしておりガレガレ。これは良くない。雑木林のヘリ辺りを登っていったのだがかなり悪い。もっと南へ進んでから雑木林内の斜面を登ればよかった。ついでに220mから上の尾根は砕石場に削られて存在していなかった。こういうところ地形図更新が遅い。侵入したくないのでしっかりしてほしいのだが。
息を切らせてガレを超えて、砕石場に入らないようにヘリをトラバースして240mくらいの山肌が削られていない雑木林に逃げ込めたのが11:41。足元が悪くて疲れた。
地形図にある260m級小ピークは削り取られて既に存在せず。
これならゴルフ場北東の谷間を登ればよかったかなあと思った。
雑木林から顔を出すと眺めは良いのだが、砕石場が映りこむのでイマイチ。
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3分ほど小休止して雑木林内を南へ進むとすぐに登山道に飛び出た。
ピストンになるがまた来ることはないだろうと南西の大明神山(274.1m三角点)へ立ち寄ることに。
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10分少々落ち葉の溜まった登山道を歩いて行くと大明神山に12時ジャスト。
北西方面の地味展望あり。
ちょうどいい時間なので10分休憩。
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休憩後、引き返して長坂峠方面へ。
落ち葉堆積しているとはいえ登山道なので歩きやすい。
12:30、長坂峠。
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馬不入山へと登り返していく。
紅葉は終わっている。まあこの辺りそもそもそんなに紅葉する木がないようで。前日のみー猫さんの記事を見るに太平山へ行けばまだ紅葉が見れたようだが。
310mくらいで展望が良い。
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12:55、馬不入山。
ここまで見なかったニンゲンが休憩している。
ここから先はそれなりに人気の登山道なので先週のように誰にも会わないということはない。
足早に先を急ぐ。
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道脇にツツジの残り紅葉。
晃石山までは以前歩いているのだが初夏だったし逆方向に歩いたせいか初見のような感じで。
桜峠に13:21。
ここも人が多いので先へ進む。
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ぶらぶらと階段を上がっていくとあちらこちらに狂い咲きのヤマツツジ。
そんなに暖かいようにも思えないのだが植物の感じ方は違うのか。
藪の中にぽつりとある紅葉。季節感が狂う。
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青入山に13:36。
休憩しようかと思ったがここも先客有りなので先へ進む。
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晃石山への道すがら、藪モミジと狂い咲きツツジを横目にして。
やっぱり季節感がおかしくなる。
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晃石山に13:54。
先客にどちらからと聞かれたので大明神山・・・馬不入山の西の方からと答える。私はとてもそちらまではいけないと言われたが、そんなこともないのではと思った。所詮低山登山道だし。
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晃石神社に下って13:58。
ベンチと机があり、先客は離れたところにいたのでこれ幸いと休憩することに。
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14:03、歩きを再開。
巻き道で青入山方面へ。
分岐のところにいたヤマツツジはこの季節なのに花つけすぎ。
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14:16、青入山。
ここから北西の広戸山(292.6m三角点)へと歩いて行く。道はない、といいたいところだが出だし踏み跡があった。
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そう藪っぽくもない地味尾根を下っていくと、植林の中でひっそりと暮らす藪モミジ達が。
太平山辺りでぬくぬくと暮らしている飼いモミジ達より僕的にはポイントが高い。
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350m辺りからの下りでは地形図を見ていないと西の小尾根へ導かれてしまう。
正しい尾根も尾根上は薮っぽいので尾根左を歩いて行くと踏み跡が。
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植林抜けて280mくらいにくると北側の展望が。
ゴルフ場からの声が聞こえてくる。
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そこから鞍部への下りは踏み跡はあるものの少し薮っぽい。
少し南にそれた方が藪が薄くスムーズ。
鞍部周辺だけ笹薮が繁茂していたがなんとなく踏み跡あり。
2分程度で抜けられるので大して苦労はしないが少しダニがいた。
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急斜面を登っていくと、270mくらいで南からの支尾根を合わせたところで登山道クラスの踏み跡出現。
最後は快適に登って広戸山(292.6m三角点)に14:43。
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広戸山から北への下りも明瞭な踏み跡が続く。しかし急斜面に落ち葉が堆積しているので慎重に。
その先で西へと進行方向を変えるが灌木が多少邪魔な程度で踏み跡を辿ってしゃくしゃくと歩いて行ける。
林道が横切るところも自然な形で着地できた。
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林道を渡り右から対岸に取りつく。
イノシシ罠への注意があるが、檻に入るやつはいないだろう。
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適当に登っていくとすぐに点名:羽田(225.0m三角点)。15:20。
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8分休憩して下山にかかる。
林道にピストンで戻るのもつまらないので踏み跡のある南西へ。
薄い踏み跡がなんであるかと思ったら図根点のプラ杭が続いていた。
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一旦林道に着地したが、このままくねくね林道を歩いて行くのはかったるい。
南東の実線路起点にたどり着くだろうかと尾根を下ってみる。
最初は良かったがすぐに踏み跡は消え、落ち葉の堆積した急斜面を方角会わせて適当に滑り下ることに。
小川の横切るぐすぐすの荒れ地を突っ切ると実線路起点にたどり着いた。
実線になってはいるがこれは田んぼのあぜ道のようなものである。
南へと突っ切ってショートカットも目論んだが、電気柵が張り巡らされているので大人しく東の舗装路に出て遠回りして帰った。駐車地についたのは15:52であった。
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今回の軌跡(序盤は伏せた)
この地図は電子地形図25000(国土地理院)を加工して使用しています(令和元年手続改正により申請適用外)
無題
このルートならあまり無駄なく周回できるなと思ったのだが取りつきから稜線に出るまでが良くなかった。ヤマレコで軌跡を伏せた区間の記録が上がっていたりするが、行かない方がいいだろう。もし行くならゴルフ場北東の谷間だ。まあどうなっているのかは知らないが。
登山道箇所はどうでもいいとして、青入山から北については鞍部付近以外は大して薮はなかった。
点名:羽田(225.0m三角点)まで下りなら気楽にぶらぶらと歩いて行けるだろう。
その先も南下して林道に当たるまでは尾根を歩いて行った方がいいが、その先は大人しく林道を歩いたほうがいいのかもしれない。どうせ田んぼのあぜ道は南に突っ切れないので。

この週は手抜きの歩きになったので翌週はもう少し真面目に歩こう。
そう思っていたのだが結局翌週も近場でお茶を濁すことになったのであった。