2022.4.30(土)
日足トンネル開通記念碑手前 -手焼沢右岸尾根 -1434m地点通後穂北東へトラバースで支尾根数本通過
-手焼沢支流 -支尾根上へ -橋をくぐって中禅寺湖スカイライン -1575m地点周辺へ道草
-茶ノ木平・明智平分岐 -篭石 -細尾峠 -地蔵坂 -日足トンネル開通記念碑手前

天気予報には裏切られ。

GWに突入した。
したのであるが10連休にする予定が仕事が立て込みすぎて普通に中日は出勤する羽目になってしまった。一つの大きな案件がうまく行きそうだからと社内のあちらこちらの思惑が交差し、しわ寄せが開発に。先を見据えて、今のうちにこれをしておかないと、などと色々やらせてくるがまずは目の前のこの案件採用を確実にさせてからにしろよ足引っ張るなと毎日腹を立てている。一番の佳境まで進んだところで腹いせに会社辞めてやろうかなともたまに思っている。辞めるために今を頑張る。暗いモチベーションである。
それはさておき三連休となってしまったGW序盤、一日天気が良いのは土曜日だけのようだ。後半は遠出するつもりだし高速割引もないので毎度のことであるが前日光で適当花見をすることにした。誰にも会わず好き勝手に歩けるのが売りである。

4/30、一日天気がいいはずだし早出する必要もないなと六時にのんびり家を出て、日足トンネル開通記念碑手前に駐車する。日足トンネルを足尾側に出て橋渡ってすぐのところだ。
7:52、歩き出し。とりあえず何も考えずに記念碑裏のガレを登ってみる。
P4300001
P4300002
この時本当に何も考えずに登り始めたので西へ登っていた。さっさと尾根上へ出るには北なのに。
途中から獣道か作業道か、という薄い踏み跡をつけてそれを辿っていく。
すると950mくらいで踏み跡は右へと急にトラバースしだした。
この北東へと延びる踏み跡で緩く登っていく。前日の雨でぐずついているので歩きやすくはない。
最後はトラロープも出てきたりして。踏み跡のおかげですんなりと手焼沢右岸尾根上に出た。
後は尾根沿いに登っていくだけだ。僕は過去変な動きをして手焼沢右岸の1400mくらいから上だけ2回ほど歩いている。そのため下部は歩いたことがないのだ。うろ覚えのきりんこさんの記事では藪もなく歩きやすいようであったが。
P4300012
新緑の地味尾根は気分良く歩いて行けるのだが、ピーカンだったはずなのに雲が多い。次第に日が陰ってくる。ミツバやシロヤシオは咲き始め、アカヤシオは散った後。緑の世界を登っていく。
山桜が盛大に咲いているがこいつらは薮に隠れがちで映えない。
P4300014
P4300026
尾根自体は歩きやすく何も問題はないのだが、新しめの熊糞が目につくようになる。
しかもその密度が増してきた。まさに固め打ちと言うゾーンが続く。これはやばい、確実に縄張りを主張している。久々に熊鈴をつけた。クマモロも覚悟したのだが本体は現れなかった。去年の尾根の中部を歩いた時はそんな気配はなかったのだが。この辺りで新芽でも食べているのだろうか。
1130m辺りではすぐ近くの左の谷間から水流が聞こえたし暮らすにはいい場所かもしれない。
1200m辺りまで来て熊糞を見かけなくなって安心した。
P4300031
P4300034
P4300035
1225m地点を超えて歩いて行く。
1280m辺りの露岩が少しある個所、ピンクの花が見えたので、おっと思ったが桜餅が食べたくなるタイプの山桜。
P4300040
その先1300m手前から1320mくらいまでアカヤシオ回廊。
しかし盛りを過ぎて昨夜の雨にやられたらしく大体落花。
地面の方が綺麗だ。先週の土曜に惰眠をむさぼってる暇があればこちらに来ればよかったかなあと思った。
P4300044
P4300050
P4300054
1331m地点を過ぎて1360m級ピークへと登っていく。
花は咲いていないが明るくていい感じだ。誰もいないし熊の気配もない。空も明るくなってきたしいい感じである。こういうのでいい。
P4300058
1360m級ピークで北西に折れて。
左側はカラマツなのでスギ林と違って雰囲気がいい。
右側藪の中にピークを過ぎたアカヤシオが見え隠れ。
鞍部から登り返すと1370mくらいから盛りを過ぎたアカヤシオが。数日前に見たかった。
P4300068
記事まとめていないが昨年5/3、1380mくらいから北に延びる支尾根を登ってきた。地形図通り最後は急だったのだが、登ってきたらアカヤシオが咲いていたのを覚えている。
そこで期待して少し立ち寄ってみるが、ここも落花ばかり。盛りに来ればいい場所だと思うのだが。そこそこアカヤシオの株はあるし。
P4300073
1400m級ピークやその北側の支尾根もアカヤシオが固まっている。
一杯いるし悪くはないのだがやはり落花が目立つ分スカスカ気味。
アカヤシオのピークに出会うのは難しい。雨上がりとなればなおさら。
P4300095
P4300099
P4300103
P4300108
こいつら木に戻せないかなと眺めている。
P4300117
ちょうど6年前のこの日もこの辺りを歩いている。記録を見返してみるとその時の方が状態は良かったようで。2016年よりアカヤシオ前線は上に来ていることになるか。
その後も(満開だったら素晴らしい)アカヤシオ回廊を歩いて行く。
1434m地点先まで断続的にアカヤシオゾーンが続くので本当に勿体ない。アカヤシオ勿体ないお化けが出る。
P4300140
P4300156
1434m地点に9:46。
角度でごまかせばそれなりに見えるな。気持ち状態が良くなってた感もあるし。
P4300161
P4300164
この1434m地点から西へ伸びる支尾根にもアカヤシオは咲いている。実のところ去年歩いた。
去年は細尾峠から長手沢上流左岸尾根で1575m地点→手焼沢に下りる→手焼沢右岸尾根に登り返す→1434m地点から西へ伸びる支尾根を下る→1452m地点へ登り返す→さらに2本南西の支尾根に移ってからスカイラインへと大分頭の悪い歩きをして疲れた。
そんな歩きをしても時間的には大分余裕があることは分かっているのだが、今回その歩きをしてもアカヤシオの盛りは過ぎているので北西へと尾根を進んでいく。写真は西尾根入り口。
P4300172
細くなっている北西鞍部へと降りていくがこのあたりもアカヤシオゾーン。
北側だから盛りが遅れてまだ落花がないのではと期待したがそんなことはなかった。
普通に大量落花していた。昨夜の雨が憎い。
P4300182
P4300186
P4300192
P4300193
鞍部から登り返しかけて、このまま登るのはつまらないなあと思った。6年前に歩いているし。
途中でスカイラインの橋の下から伸びている支尾根にアカヤシオゾーンがチラ見していた。
そういば昔あのあたり歩こうとしたことがあるような。
支尾根を2つくらい越えれば行けるな。
行ってみるか。
僕は適当にトラバースを始めた。
すぐ先で派生している支尾根から手焼沢枝沢に一旦下る。
足跡があったがこれは獣か沢登りの人のものか。
P4300200
P4300203
緩く軽く、支尾根へ登り返す。ここは傾斜が緩く楽々。
そして次の枝沢へと回り込むように下降。
晴れていたら雰囲気がよさそうなところだが。
さっきの枝沢もそうだったが、ちょうど今いるところの少し上あたりから傾斜が増して急峻な岩ゴーロとなる。地形図ではわかりにくいが二俣。
P4300207
P4300212
P4300213
1350mゾーンをトラバースして支尾根を越えを図る。
ザレがありどうしようかと思ったら少し下に獣道。
サンキュー山の仲間たち。
P4300218
支尾根に乗り上げ、小さな谷間を越えにかかる。
ここもまた薄い獣道を辿るが地面が柔らかくあまり良くはなかった。
P4300221
その後存在していないかもしれないイマジナリー踏み跡をびくびくと辿り、目的の支尾根横を流れる枝沢にたどり着く。ここは無理にトラバースせずさっさと沢に下りた方が安全だった。
落石注意と言った感じの渓相であるが疲れたので一休み。10:18。
P4300228
P4300229
どこにいるかよくわからないと思うので図示すると今ここ。
この地図は電子地形図25000(国土地理院)を加工して使用しています(令和元年手続改正により申請適用外)
無題
10分休んでさて支尾根登るかと思ったが、なんとなくこの沢形登ってから支尾根へ行くことにした。
すぐ先の二俣を右に入る。
するとこちらはガレガレの涸れ沢。歩きやすいがちょっと残念。
少し奥にまた二俣。
P4300233
P4300235
二俣までガレを登ったところで、この先は中間支尾根登った方が楽だなと判断。
写真ではわからないが結構急なのだ。
左を登るのはまだありだが右はないなと思う。
そんなわけでせっせと中間尾根を登った。
嘘だ。息が切れて休み休み上った。
P4300237
P4300239
途中に一株だけぽつりとアカシヤオ。
P4300248
右の沢形が斜面に吸収されたのを見て、少し早めに尾根上に出ようと気持ち右へと登っていく。でも帰ってから軌跡をみたらあんまり東に寄っていなかった。支尾根が左へカーブしていったからのようだ。
1460mくらいまできて尾根上まであと少し。傾斜も緩くなった。アカヤシオが見えるがさて。
P4300250
1480mくらいからアカヤシオが結構いる、があんまり状態は良くない。
右の支尾根にもいたが何か微妙。
寒さにやられたのか落花と蕾が混じってるし。
P4300260
1500m超えても落花があるとは昨夜の雨は結構強かったのか。
なんともいえない気持ちでぶらぶらと歩いて行く。アカヤシオゾーンは続く。
たまにそれなりのやつらもいる。
1520mの露岩があるところ辺りまで来るとちょっと状態が良くなるが霜にやられて萎んでいる奴らも。
P4300269
P4300283
露岩を超えた先が一番状態が良かった。
満開一歩手前。これぐらいのがいいな。これからに期待が持てて。
一本満足という感じで、スカイラインに登り上げることにした。
もう標高を50mくらいあげるだけだ。
P4300288
P4300290
P4300293
さて問題はスカイラインにうまく登り上げられるかどうか・・・。
とりあえず橋げたの下に行ってみる。
どうやら潜り抜けて向こうへ行けば登れるようだ。
しかし崩れていて怖い。
右端はぎり歩けるレベルだったので進めたが。
ここのアカヤシオゾーン上から来た方が断然楽なのだが、ここを下りたくはないなあ。
左の方から楽に下れるか確認しておけばよかった。
P4300295
スカイラインへ登り上げぶらぶらと北へ。
中禅寺湖展望台に立ち寄る。11:25。
P4300303
P4300309
上空は曇り空なのに白根山方面は雲が少ない。
あちらが正解だったかとも思うが今日の僕は花見がしたかったのだ。
P4300315
P4300310
P4300312
狸山への登山道脇、ここのアカヤシオが7-8分咲。
ここにきて去年の5/3と同じか少し早いくらいまで開花が進んでいることが分かった。四月中盤結構暑かったしなあ。ここにきて寒くなったけど。
P4300317
咲いているのは見えたが面倒なので狸山には登らずやる気なくスカイラインを歩いて行く。
すると少しだけ晴れ間が。ちょっとやる気が出た。
標高的にもちょうどいいし手焼沢左岸尾根の1575m地点は寄っておくか。
舗装路歩きはやる気でないけどな。
僕はスカイラインを北東へと進んでいった。
P4300318
続く。