10:48、鞍部まで降りてほっと一息。
登り返しで下草がなくなったのは一瞬。
すぐに平坦ゾーンは笹薮に覆われて。
まあそこまで藪はきつくない。
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1680mで南東に曲がり下りていく。
1650m辺りには地形図で崖マークがあるため警戒しており尾根の北側からトラバース気味に下っていく。しかし崖っぽいものは見つからず1mもない段差があっただけ。一同拍子抜け。
尾根センターに戻り胸高の笹薮をなんとなくの踏み跡を辿り下っていく。
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1615mくらいからは地形図では読み取れないものの実は二重山稜。
下草も薄い右の小尾根を下りたかったのだが、左下の小尾根に下りないといけないように思えて藪の濃いそちらへ移動。
藪の薄いところまで降りて振り返ると、最初の小尾根を降りても簡単に溝を越えてこちらに来られたようだ。一杯食わされた。
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笹薮が濃かったのはそのあたりが最後で。
下草は生えているものの背は低く障害にならない。
気持ちのいい森の小道歩きで捗る。
林業ワイヤーを見た先の1550m小ピークへの登り返し、ごちゃついて面倒化と思ったら右に踏み跡があった。
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また林業ワイヤーを越えて森の小道を歩いて行くと、1472m手前でシャクナゲ集落。
ここのナゲ達も弁えており、道をふさいでいなかった。
ナゲ藪を越えた先で11:48から12:10まで休憩。
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歩きを再開。
10分ほど下っていくとまたもやナゲ達が繁茂している。
こちらは獣道がナゲ藪を横から回避していた。
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1352mを12:25に通過。
その先の急な下りは灌木が煩わしいかと思ったが明瞭な踏み跡で藪漕ぎなし。
1280m辺りでシャクナゲ要塞登場。区間は短く背が高かったのでトンネルをくぐった。
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ナゲ達もこれで打ち止め。
もはや障害になる薮はカケラもなく快適に下っていく。
ギンリョウソウがあちこちに生えていた。
調子に乗って下っていき、1118mに12:57。
調子に乗りすぎて東に行くべきところ真っすぐ南へ進んでしまい引き返す。
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打ち捨てられた植林尾根を下り、最後は急斜面を降りて林道に着地。13:06。
そこから一分でレガシィデポ地だった。
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レガシィで山の神に戻り、身支度整えて温泉へ。
黒部温泉 四季の湯へ向かう。日帰り温泉500円。
洗い場三人分しかないし片方の湯は暑すぎてろくに浸かれなかったが、洗い場で出てくる湯も温泉の湯だし、悪くない湯ではあった。ただしロッカーの100円は返却されない。
温泉から出たころは青空だったのだが、ではまた今度と別れて日光方面へレガシィを走らせると空が陰ってきて雨がぱらつく。
しまいに滝のような雨が降り出して一瞬で深い水たまりが。隣の車線を走る車から上がった水しぶきで前が全く見えなくなった時は焦った。宇都宮まで行くと雨は小降りになりなんとか無事帰れた。

二日目の軌跡(三段田代から先)
この地図は電子地形図25000(国土地理院)を加工して使用しています(令和元年手続改正により申請適用外)
無題3
無題4
無題5
県境尾根の
田代山峠から田代山湿原区間、特に田代山湿原から鞍部までの区間は栃木福島県境においても屈指のゲロ藪だと思う。
距離は短いし笹藪メインなので下りではそこまで苦労しないだろうがテン泊装備で登りだとえらくきつかった。こだわりがなければ残雪期か日帰り装備で秋に下りで行くことをお勧めする。
無砂谷沢左岸尾根は1600mより上は断続的にネマガリの濃い藪が続く。
獣道を拾える区間がわりと多く楽できるとはいえそこそこ長い尾根なので、ここもまた無雪期は下りがお勧めだと思う。
県境尾根の未踏区間も残り10kmを切った。
一泊二日で行けば無雪期でも一気に終わらせることのできる区間であるが、日帰りで県境尾根に出入りする沢・尾根を味わいつつ、じっくり行こうかと考えを変えている。