棒の嶺は展望が良かった。
(拡大可)
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下界
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さて一休みして14:30。ここからが本番だ。
少し西に戻ったところからまずは北東に下りる破線をいくことになる。
入り口にマーク有り
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入った直後は狭く刈り取られた潅木の間を通りどうなることかと思いきや道はすぐ広くなった。鹿よけ網?の左側を北東へ。
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軽く展望を見つつ800m辺りで破線路ともお別れ。
北へ向きを変え711地点を目指す。
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ここの急斜面をうまく林道に降りられるかが今回の肝だったのだが、ダブルストックで降りていける。
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最後は法面を避けて踏み跡?らしきものを辿ると林道に降り立てた。
これ登るのは面倒だろうな。
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さて林道を横切り尾根を下ろうとすると赤テープ。
僕と同じ考えの先駆者がいたかとはいっていくと赤杭。
植林地と広葉樹林の境目だから人の手が入っているのだろうか。
藪もなくとても歩き易い。
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ルーファンの楽しみは無くなってしまった。まあどこまで僕の進む方向と一致するかであるが。600mくらいで尾根が北西にカーブするところもちゃんとテープが。
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しかし最後に450mで北東へと向きを変えるところでテープは北の支尾根に誘導していた。
そのままいくと川にたどり着くはずだが・・。
僕はここでテープと別れ予定通り北東へ下る。
明確に尾根がある。
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さて最後の関門急斜面と車道への離脱。急斜面は斜めにうまいこと降りていける。
車道が見えた。
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ここで選択肢が二つあり一つ目は安全に右にある沢を突堤上川原で対岸に渡りそちらから低い段差を降りて車道に出る。グーグルストリートで確認しており対岸からは簡単に車道に出られるのである。
もう一つが上の写真で見えた橋の左側を見に行き行けそうであればそこから車道に出る。

折角なので橋の左側を見に行くと最後はコケの生えたコンクリ法面に伸びているワイヤーとツタを手がかり、足場にしてフェンスを越えて車道にたどり着けた。
しかしまあ大分危うげな動きを強いられたし安全策で対岸から行くべきだと思う。
脱出口、下画像のフェンスとコンクリ法面の間から取り付こうと思う人はいないだろう。
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参考の対岸からの脱出口。間違いなく突堤上で対岸に渡りここに出るのが楽で安全。
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まあ最後はともかく道中想定外に歩き易いくだりで15:30、車道に着いた。
後は落合まで歩くだけ・・・。16:00には駐車地に帰還した。

今日は全体的に歩き易く迷う箇所も藪もなかった。
本来であればとてもいいことなのだがまあ物足りなさは残る。
里から近い場所だしこんなものかもしれないが。
寒いので標高は低めにしたがわりと正解だったと思う。タタラの頭と稜線は地面が凍り難くてストックが刺さらなかった。雪がないとはいえもう少し次は標高を下げたいがそうなると里に近くなるのが迷いどころ。
今日で本当に登り納め。明日の夜には帰省しなければならない。
来年の予定は決めていないが登り始めはまだ大した雪が無さそうだ。


今日のコース履歴
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この地図は電子地形図25000(国土地理院)を加工して使用しています(令和元年手続改正により申請適用外)
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コメント

 コメント一覧 (7)

    • 1. HIDEJI
    • 2015年12月28日 17:06
    • ふみふみぃさん、改めてこんばんは。
      あのエリアでは、今までハンターに遭遇したことはないのですが、シカが餌を求めて移動しているのかもしれません。銃声を聞いたら恐ろしくて、私の場合、恐ろしくて逃げ出しそうです(^_^;)
      バラ尾根で、地図の傍らに落ちていた「バラ尾根の登り方的なサイトが印刷した紙」は、私の記事のような気がしますが、ひと知れずあの尾根を歩く人もいるようですね(^_^;)
      いろいろと記事を拝見するに、すごいお歩きをされていますね。あのルートを余裕で歩かれるのも納得です。
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    • 2. ふみふみぃ
    • 2015年12月28日 18:10
    • HIDEJIさん、こんばんわ。訪問ありがとうございます。
      右斜面にワンワン、左斜面に銃声で進むか戻るかの二択だったので前進せざるを得ませんでした。暖冬だからハンターさんも標高高めのとこに来てたりしたんですかね。
      「印刷した記事」今確認してみたらまさしくHIDEJIさんの記事で笑ってしまいました。印刷日時は2015/11/24なので一月ほど前から落ちていたようですね。登山道がなくてもアクセスが楽で先人の記事で情報を得ていく方はわりといるんでしょうね。私もですがw
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    • 3. ふみふみぃ
    • 2015年12月28日 18:12
    • (続き)余裕ではないのですが好奇心からろくでもない場所に出かけるせいで藪と岩がなければ歩きやすいなあと感じてはいます。未熟なために藪は気合でどうにかしますが岩はどうにもなりません。
      暖かくなればこの辺りで出かけることも増えまたHIDEJIさんの記事を参考にさせていただくことがありそうです。今後ともよろしくお願いします。
      余談ですが、もし北尾根を下る際は是非最後突堤上で対岸に渡る安全コースに向かってください。覗き込めば分かるのですが私が行った法面ワイヤーコースは何一つオススメできません。対岸に渡るところをついでに調べてくれば良かったと今になって思います。
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    • 4. ぶなじろう
    • 2015年12月28日 19:48
    • 今晩は。
      毎度、楽しく記事を拝見させて頂いています。
      有間山周辺は、かつて猛烈なスズ竹藪で、タタラの頭直下、仁多山とも笹を掻き分けての歩きを強いられる所でした。長沢背稜も埼玉県側はどこも同じような状況でした。所が、数年前にスズ竹が一斉に枯れ、白骨化した状態で林立しておりました。一昨年の大雪で白骨化した笹がいっぺんに倒れ、今は綺麗サッパリのようです。アッと言う間の激変でした。シジイのたわ言、申し訳ありません。
      棒の折れ山の下山ルート、一般道しか下った事がなかったので、驚きとともに大変参考になりました。
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    • 5. ふみふみぃ
    • 2015年12月28日 21:26
    • ぶなじろうさん、こんばんわ。楽しんで頂き幸いです。
      稜線上で綺麗に倒れているスズタケ達をみて不思議に思っていましたがそのような理由でしたか。勉強になります。歩きやすいのはいいですが土の保持などを考えると今後が心配ですね。
      下山路、地形図にない林道に降りる急斜面と脱出口近辺の急斜面以外は快適で踏み後もあり林業関係の方の手が入っているようでした。歩きやすさを考えると植林と自然林の狭間は狙い目なんでしょうか。
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    • 6. たそがれオヤジ
    • 2015年12月31日 23:30
    • こんばんは。拝見いたしました。
      日向沢ノ峰から棒の折山経由で下山ですか。相変わらずですねと言いたいところですが、ふみふみぃさんには、確かに物足りないお歩きでしょうね。
      HIDEJIさんとぶなじろうさんを前にしてたいしたことも記せませんが、日向沢ノ峰と棒ノ折山の間の様子はよくわかりましたよ。仙岳尾根だけは歩いたこともあるのですが。
      これからもいろいろと参考にさせていただきますよ。
      よいお年を。
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    • 7. ふみふみぃ
    • 2016年01月01日 11:53
    • たそがれさん、あけましておめでとうございます。
      大部分登山道で距離を稼いでいるため物足りなさは仕方ない部分はありました。仙岳尾根は迷い注意とされている割にたそがれさんの記事をみて登山道だけありちゃんとした道がありそうなのでそれを避けて棒ノ折山から北を下りました。こちらも8割方歩きやすかったのは想定外でしたが。
      こちらこそ昨年は大変お世話になりました。今年もよろしくお願いいたします。
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