2018.9.16(日)

三連休は天気が悪く何処へ行こうか頭を悩ませた。天気予報はコロコロ変わるし日曜か月曜かどちらがいいのか決め手に欠ける。
しかし月曜に行くと疲れが残るしまだ中日の方が良いなと日曜に決めた。
行き先は天気予報からして奥秩父の金峰山か大菩薩辺りしか選択肢が存在しない始末。標高が高ければ雲の上かとの判断で金峰山に。ここまでの判断は良かった。

9/16、二時に起きて天気予報を再度見てgdgd。結局折角早起きしたしと三時前に家を出る。中央道でいくつもりだったがカーナビが長野側から行けと案内するのでそれ従う事に。圏央道は高速道高いし中央道は帰り渋滞するしなとの目論見もあった。

太田桐生で高速に入り、波志江PAで早くも休憩。横川SAでも休憩し天気予報が更新される5時を待つ。なんだか天気予報が悪化しているがそれでも他の場所よりはましなようで金峰山確定。六時前まで寝る。
佐久北IC方面に入ると中部横断自動車道は無料。八千穂高原から先は建設中のようだが早く開通してほしい。コンビニに寄って大弛峠へ向かう。川上村に入り軽トラの白い三連星の後ろに着いてしまい速度が落ちるがそのうちばらけて消えた。

金峰山川沿いに南進するようになるといよいよ目的地は近い。金峰山との看板を見つつ車を走らせて行くが急にカーナピの指し示す方向と現在地がずれた。
おかしいな?分岐なんてあったか?と思いつつ金峰山荘に向かう道に入ったようなので引き返す。すると狭い分岐があった。こっちが大弛峠か。金峰山荘への道は綺麗な舗装路なのに対して非常に狭く怪しげな道だ。
時折車がやってくるのだが皆金峰山荘へと走っていく。なんだか不安になってきたが道は間違っていない筈なので意を決して進んでいく。

対向車が来たら確実にすれ違えない幅の舗装路を進んでいく。すると道路の真ん中のアスファルトがかなり盛り上がり車高の低い車だと擦りそうな雰囲気に。ちょっと嫌な感じがする。
まあそれでも舗装路だし良いかと進んでいくとついには未舗装路になった。後9kmくらい未舗装路なのかこれは。辟易するがこの前の黒谷川林道も未舗装路だったしねと進んでいく。

しかしすぐに大弛峠長野側・ 川上牧丘林道は黒谷川林道の比ではなくやばいことに気づく。ガレガレであちこち抉れており、通常なら嫌な石をどけながら進むのだがガレガレなのでどけていたらキリがないのだ。おまけに登りでカーブも繰り返しにょろにょろと九十九折りの個所まで出てきた。しかし下手に方向転換できないので進むしかない。なんでこれ通行可にしているのかという感じ。心が折れそうになる。
抉れた所を避けるとどうしても出っ張った石の上を通過せざるを得ず、最初は躊躇していたが気にしていたら永遠に出られないので次第に先を見てまだ乗っても言い石や段差を判別しながら進むようになる。間違いなく過去最悪の未舗装路。栗原川林道なんて可愛いものだった。ガタンゴトンと激しく上下に動き同乗者がいたら車酔い酷いだろうなと思う。
車高が低い車、軽なら何回下をぶつけているのだろうか。絶対に来てはいけないところだ。レガシイで本当に良かったと思った。

残り4kmくらいになり悪路に慣れてきた頃なんと対向車が現れた。なんとかすれ違える場所で無事すれ違うが車高がかなり高くオフロードカーに見えた。迷彩服来てたしプロなのか。
残り3kmくらいになりもうゴールも見えたななんて思っていたがそこからが一段と酷かった。それまでは一応地面から石からでているガレだったのだが何と土がなくなってしまい本当にガレだけになってしまった。あちこち溝もあるし半分河原を走っているようなものである。というかこれは河原で良いだろう。心を無にして進んだ。

そんな河原も終わりを告げて土の地面が戻ってくると何故か広いスペースが2、3ある。車が数十台とめられそう。ここなら簡単にすれ違えるので休憩。どっと疲れが来た。8kmを30分くらいかけて進んだ気がする。
前方に凸凹が見えるがこの林道においてはかなり平和な路面状況。
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一息ついてまた上がっていくと相変わらず嫌な感じの未舗装路が続く中に大量の路肩駐車を発見。流石腐ってる百名山。舗装されている山梨側では路駐スペースがなく未舗装路にも数百メートル侵入してるらしい。
上まで行って戻りたくないので適当に停めた。まあ他の車も入れてるようだしここまでくればパンクせずに帰れるだろう。登山する前に疲れた。今日の核心部は既にして終わったな。
事前情報仕入れずに来たらこの様である。心を削られて酷い路面を撮影する余裕は無かった。
大弛峠 長野側で動画検索してもらえれば雰囲気は分かると思う。
大弛峠長野県側途中棄権の動画を見ると登りだからまだましだったと思えた。
大弛峠長野側・ 川上牧丘林道に行ってはいけない。どうしても行きたいなら冬季閉鎖解除直後が良いかもしれない。一応整備というか締め固められた痕跡が見られる個所もあった。梅雨や秋雨で抉られた後のこの季節はやめておいた方が無難である。