鞍部から藪を避けて獣道で小法師岳へと歩いていく。
ワラビ農場はこの季節では育ちすぎて食べられそうにない。
たそがれさんの山名板は健在。
距離は大したことはないがひたすらゴーロで足を上げ下げしたせいで疲労がある。腰を下ろして休憩。少し早めの昼食か。
きたっちさんと今後の山行計画を話す。梅雨とコロナのせいで実行に移せていない計画がいくつかあるのだが久々に話してみると実はあれも興味があってとか実はあそこに行く計画があってなどと話が膨らむ。今年中に完遂は難しいだろうがいくつか消費しておきたいところだ。
30分ほどのんびりして下山にかかる。10:10。
まずは巣神山を目指す。
面倒なので雨降沢の頭には上り返さず藪トラバースで楽をする。
1425mへの登りはいつも疲れていて足がつらい。今日も勿論つらい。
僕はさっき汲んだ水があるため補給せず。
ちゃんとした湧き水なのだが僕自身が活用したことはない。
不思議と下草がなくなるゾーンを歩いていくとほどなく一年ぶりの巣神山についた。
あいかわらず展望もなく地味なところだ。11:08。
小法師岳から一気に歩いてきたので腰を下ろして休憩。
しかし今日は汗が止まらない。気温はそこまでだと思うのだが湿度が100%のせいだろう。不快指数MAX。きたっちさんは涼しい沢が恋しいようだった。沢の下りは面倒なのだが僕もこんな日は沢で下りたいと思った。
20分ほど休んで下山にかかる。
過去二回は餅ケ瀬川サイドからきたので唐風呂林道に降りているが今回は庚申ダムへ下るため東進だ。
しかしうっかりいつものくせで南東へ降りかける。慌ててトラバースで修正。
あたりはガスに包まれており不快指数は限界突破。
ぽつぽつと現れる巨岩にきたっちさんが疑問を持つ。なんでこんなものがあるのかと。付近の火山とか関係あるのだろうか。雰囲気横根山付近の三枚岩あたりに似ているという意見に賛成。
なぜか踏み跡あり。獣道だとは思うのだが。
結局上り返すことなく尾根に自然と合流できた。
尾根上に戻ると林道跡のようなものが続くようになって。
最初は歩きやすいからいいやと思っていたのだが細尾根があちこちで寸断されるので邪魔くさい。林道跡を通るとくねくねしているのでそれはそれで手間がかかる。この幅でぐねぐねしているからかつては車が通ったのだろう。林業のためと思われるがこんなところに道を作って放置しているのは手間に見合うのだろうか。
原向方向示すの古い案内板を見て意外とここ歩く人がいるんだなと思いつつ下っていく。
僕は小法師岳と巣神山は餅ケ瀬川から周回するものだと思っていたが帰ってから調べると一般的にはそうでもないようだ。
945.1m地点北西の鞍部までやってくると、林道跡は尾根の南を巻いていく。
楽はできそうだがここまできたら三角点よるでしょということで尾根にとりつく。
標高差は大したことないが傾斜はきつく足に来た。
白い三角だと新しく見えるな、と思っていたらきたっちさんが三角点らしきものが二つあるという。
たしかによく見たら古ぼけたやつが隣にいた。
電波が入り天気予報的にはまだセーフということだったがのんびりしているとぽつぽつ雨が降り出した。騙された。
まあ木々に防がれるし蒸し暑い今日はクールダウンになっていいかもと話す。
12:19、歩きを再開。
参考にした烏ヶ森さんの記録ではこの先の尾根を下っていなかったがまあなんとかなるだろう。帰ってから調べたらハイトスさんやbonさんも歩いていた。なぜか出かける前よりも帰ってから記事を書こうと調べた時の方が記録が引っかかることが多い。
尾根の両サイド植林で真ん中だけ自然林が残されて一段盛り上がっているのを見てなんだこれはと話す。
植林の細尾根に露岩がぽつぽつ。これはまるで鹿沼というときたっちさんと意見の一致をみる。傾斜もありやべえところが出てきたらと警戒するが、そう支障はなかった。
こういう地味尾根の末端は崖だったりすることがよくあるのだ。
北を見ると傾斜は急だが露岩はなく沢へと下れそうなのでそちらへ行くことに。
傾斜はかなりきついがトラバース気味に下る踏み跡らしきものを利用して下ることができた。
保安林の看板みつつ歩いていくと住居跡らしきものがあり井戸だったかもしれないものをきたっちさんが発見。
沢は伏流しており沢靴とチェーンスパイクを洗いたいきたっちさんは困っていた。
銀山平へ戻りコロナで温泉も避けたいためではまた今度と現地解散した。
着替えたのである程度はすっきりしたのだが、本当は温泉に入りたかった。この季節下山後に温泉は必須なのにコロナが憎い。早く収まってほしいものである。まあそんな気持ちとは裏腹にコロナが拡大している昨今なのだが。
今回の軌跡
| この地図の作成にあたっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用した。(承認番号 平24情使、第26号) |

雨降沢は出会いの滝以外は難所が一つもない地味沢だった。
出会いの滝も巻けるとわかっていればそう苦労することもなく。右岸のトラロープに騙されないことが重要なんだろう。
ナメ小滝は一か所、遊べる小滝ゾーンも一瞬であとはひたすらゴーロなのでまあ沢登りの対象にならない理由は分かった。どんなもんかといってみて満足したのでまた行くことはないだろう。まあでも足尾の沢登の対象にならない地味沢は大体こんなものだしこの時期に少しでも涼しく小法師岳へいくのには悪くないかもしれない。最後に冷たい湧き水が汲めるのは加点対象だろう。
945.1m三角点からの尾根、一応安全に降りられはしたのだがもっとグズグズだったら面倒だったかもなあとは思う。最後の細尾根へは入らずさっさと沢へ降りた方が安全かもしれない。ただ沢自体も僕が下りたところより奥は道がないようだしそれはそれで面倒か。
次週の三連休、色々計画はあったのだが雨でテン泊はボツになりやる気もなく引きこもった。
体力が落ちたら困るしと、仕方がないのでその翌週は渋々奥日光を歩いてきたのだが、大した歩きではない。





















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