アカヤオシゾーンを後に797.3m三角点方向へ歩いて行く。
アカヤシオもぽつりぽつりたまにいる程度で、静かな地味尾根となった。
相変わらず藪はなく歩きやすい。
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700mまで登り主稜線に出た。9:25。
右手が植林の尾根を東進していく。
昨年みー猫さんはこの主稜線のもっと先を歩いてあまりアカヤシオがいなかったらしいが確かにぱったりと奴らは姿を消した。
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750mまで登ったところで、尾根の北側を歩くようにする。
797.3m三角点一つ手前の北支尾根にアカヤシオが群れているのが道中気になったからだ。
斜面をトラバースしていくと獣の踏み跡あり。
少し標高を下げ始めたので何かと思えば露岩が塞いでいる。
獣たちはうまくルートを取っているものだ。
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踏み跡はその後下って行ってしまったので適当にトラバースしていくと目的の小尾根についた。岩っぽい。
上の方にアカヤシオ達がたむろしているが標高的なものかそこまで見栄えはしない。
いい奴だけを納めていく。
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岩っぽい小尾根なのだが一段上がると平坦な広場があり落ち着いた。
蕾も多いし天気が微妙なので映えないが、盛りの頃に青空の下花見をするのであれば悪くない。アカヤシオ自体は結構いる。密度はそこまでだがこの小尾根周辺に集まってはいるのだ。
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広場から急な斜面を登り始めるとアカヤシオは消えた・・・と思ったら少し登った先で急に花付きのいいやつらが群れていた。
日当たりがいいのか土がいいのか。
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780mで主稜線に出るが意外にもアカヤシオが稜線上にもいた。
797.3m三角点へと歩いて行くとちょくちょくアカヤシオの姿が。
この付近は植林帯ではなく露岩もいるから生息域なのか。流石に標高的に蕾も多くなってきた。797.3m三角点からは下った方がよさそうだ。
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9:58、797.3m三角点ピーク、またの名を十二山についた。
ハイトスさんとすかいさんの山名板がある。このピークにはアカヤシオもおらず寂しい。
主稜線も少し下っていくと咲いているかもしれないがその先は植林ゾーンだ。
素直に広葉樹マークのあたりに行くと咲いているようだが鹿沼だと植林の隙間に咲いているから油断ならない。
この尾根のいやらしいところは赤柴方面から鳴神山方面への周回を考えてこの尾根を歩くと十二山手前のアカヤシオゾーンには気づかないところだろう。歩いてきたアカヤシオゾーンも赤柴・駒形方面の南側から来ると気づくこともなくやはり小友から周回するのが正解となる。このアカヤシオ格差はなんなのだろう。
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一息ついて十二山の北支尾根で下りに入る。
ぽつぽつとアカヤシオはいるし花付きのいい単体もいたがゾーンには入らない。
北西へと降りていき、650mくらいまでくるとようやく賑やかな前兆が。10:35。
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ここから先はここ数年訪問しているアカヤシオゾーンだ。
640mの尾根分岐をまずは西へ。
灌木の奥に隠しきれない薄紅色の姿。
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本体の前に少し手前の南西支尾根に入りアカヤシオ回収。既に散り始めているので奥まではいかない。
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登り返して本体の西尾根に向かうと圧倒的なアカヤシオ密度と花付きの良さ。
やはりこのアカヤシオゾーンは外せない。
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アカヤシオ街道を610mくらいまで降りていくとそこにも密生地がある。
ここも今年は花付き十分だな。10分程度花見をして満足したので登り返した。
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640mの尾根分岐から北へと下る。
しばらくはぽつぽつとアカヤシオは点在する程度。
しかし560mまで下るとアカヤシオ密度が一気に増してくる。
このあたりの尾根分岐を北へと降りていけばそちらにもアカヤシオゾーンはあるが僕は北西支尾根の方が好きなのでそちらで下ろう。
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540m辺りから先のアカヤシオゾーンはお気に入りなのだが、落花が見られたせいかそこまで迫力がない。去年の方が良かったような気がする。まあすべてのゾーンが盛りというのはタイミング的に無理なので仕方ないか。一部蕾もあったりしてよくわからなかった。全体期には最盛期を過ぎた感があるが。
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まあそれでも十分みられるレベルなのは流石小友。
のんびりと下っていった。
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510m辺りの急斜面になるとアカヤシオはパタリと姿を消していく。
470mの植林帯まで来たところで尾根を離れて北側斜面を降りていく。
踏み跡モドキを辿って北西に進路を変えると沢を渡渉し廃屋の西側に出た。
まあ適当に進んでも下れたからいいのだが数年前とったルート、もう少し尾根を先に進んでから下った方がスムーズだったか?まあどちらでもいいか。
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林道に這い上がったのが11:36。
まだ時間は十分あるし裏切ってきた天気予報なので信用ならないが午後は晴れてくるらしい。
いつもの693m地点経由ルートも抑えておくか。いつもの石灯籠よわり少し東にいるがまあこちらかわでも取りつけるだろう。適当に取りついて登っていった。
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続く