最初の露岩斜面を上がり、地味尾根を登っていくと600m過ぎでいつもの廃アンテナ二か所を通過。
620m過ぎから蕾は混じるがまあ悪くない感じで断続にアカヤシオが咲いている。
しかし天気予報は裏切り青空にならないのでなんかいまいち。
まあ小友でなければ感涙しているのだがこのルートは何度も歩いて知っているので。
するけれどもやはり既知だし途中の細密ゾーンよりは疎なので・・・。
それよりも対岸に見えた行ったことのないアカヤシオゾーンが気になった。
青空なら文句のない花付き。
蕾はそこまででもないが花が開き切ってない感はある。明日の雨で傷んでしまうと思うと勿体ない。
710m上の平坦ゾーンのアカヤシオ回廊は一番好きな箇所。まだ全力で咲いてはいないがやっぱりここはいいなあと思う。
なんだかんだこのあたりがピークの時に見られたのは2回くらいだ。
とりあえず写真は撮るけどもと登っていく。
蕾が目立つが思ったよりは咲いている。
どうも先週暖かかったから日当たりのいい奴らは一気に咲いたようだと考える。
昼飯を食べていないので15分休憩。
標高高くて北尾根とくれば当然の如く蕾ばかり。まあこの辺りは来週半ば以降か。



ここから西北西の支尾根を下ると一番アカヤシオが楽しめるのは知っているのだが、岩稜帯を下っていった先にあるアカヤシオゾーンから西へ下るところがかなり急だ。以前ノーロープで降りてはいるのだがあんまり行きたくはない。大人しくもう少し北進してから安全な北西尾根で下ることにする。
すぐ先の大岩あたりに集まって咲いているもの以降は単発でポツポツ程度。
やっぱりさっきの岩尾根で下ればよかったかなあと思いつつも途中一か所急なところをゆっくり下りれば後は安全なのでまあいいか。13:50、林道小平座間線に着地した。



路肩の桜やアカシヤオが巨木で少し悔しかったり、こんなとこでも電話すれば本当にバスが来るのかとバス停の案内板を眺めたりしつつ林道を下っていく。すると465m辺り、地形図で西に実線路が分岐しているところまできて、その分岐の尾根にアカヤシオが多いことに気付く。
そういえば前も帰り道で見てアカヤシオ多いと思ったんだよな。
今日対岸から見てもこのあたりの尾根が薄紅色に染まっていたし。まだ14時で時間もある。寄り道していくか。
地形図を眺めてみるに550mと560mの間は勾配が緩そうだ。
実線路で西へ移動しつつ標高を上げて、550m辺りをトラバースして東に登ってくれば尾根に乗れるのでは?と思いついた。
とりあえず実線路を進んでみて民家が奥になりそうならやめておこうと思ったが、どう見ても廃道の空気。
少し登って480m圏に。このまま登っていけそうでもあるがかなり上までいかないと尾根に出られない。そこでトラバースを計画通りに敢行してみる。
するとうまいこと獣道が続いており、岩壁もトラバースで回避して、尾根方向へと近づくことができたのであった。
コメント