2023.12.29(金)
こどものもり公園駐車場 -榛名山 -男山 -本山 -飯盛山 -高舘山 -黒戸山 -兜山 -鬼山 -雷電山 -毘沙門山
-こどものもり公園駐車場
体力低下を実感。
先週の金曜日の朝、いつものようにレガシィに乗り込むとカーナビの様子がおかしかった。
スバルのロゴが出た後画面が真っ暗になりHDD異常のメッセージ。故障か面倒だなと思った。
帰りは直っていないかと期待したがそんなことはなく。
仕方ないので翌日はカーナビがなくても道がわかっている大月市境に出かけ、日曜にディーラーへ行きカーナビを預けた。
今週に入り水曜で仕事納め。相変わらず急がしく駆け抜けるように日々が過ぎていった。心臓は回復基調とはいえ、健康診断で引っかかるレベルなのは変わらないし薬は飲み続けている。以前と比べ筋力が落ちたせいもあるが回復力がかなり低下している。筋肉痛が治るのが遅い。
年末は帰省する予定なので重度の筋肉痛を抱えたくはない。
登り納めはカーナビなしでもいけるところかつ軽めにすることにした。
12/29、どこにいくか迷った挙句今のように弱っていないと行く気にならなそうなしょぼいところに行くことにした。篠井富屋連峰である。アクセス的には行きやすいのだが、同レベルの低山に行くなら足利や佐野の方が近いため存在は知っていても今まで足が向かなかったところだ。登山道も整備されているし。
だが弱っている今ならわりと悪くない選択肢である。
7時過ぎに家を出て、コンビニよっても一時間半かからずに到着。
こどものもり公園駐車場に停めて朝飯を食べているとハイカーがやってきて先行していく。今は数台しかいないがそれなりに人気はあるようだ。
準備をして歩き出す。8:42。
寒いが先週と比べれば大分まし。血の巡りが悪い指先も凍えなかった。
標識を無視して直進。
しかし今日も出だしから足が重い。具体的には足が上がらない。血流が悪いのが関係しているのかもしれない。アドレナリンも以前よりでなくなっているし。
心拍数を意図的に落とす薬を飲んでいるのだが、それによるものかは不明である。ただ、寒くなって動きが悪くなった実感はある。
少し上った後は傾斜が緩い道を折り返すようにして登っていく。
以前は距離が伸びてかったるく思っていたような場所であるが、今はこちらの方が楽に登れるのでうれしい。
展望台とやらがあるので登ってみたが、木々に隠れて展望はいまいち。
後ろからトレラン装備の二人組が来たので道を譲る。
トレラン装備出なくても最近は基本道を譲る。治療前と違いゆっくり歩く分には息は切れないが、少し無理すると途端に体が重くなるのだ。長時間歩くためにはゆっくり歩くしかない。
灌木の枝のせいで日光連山がピンボケ。
少し汗をかいたので一枚脱いで先へ。
9:53、男山。
ここも展望がありそうでない。微妙なので先へ進む。
大した登り返しではないのだが足取りは重い。
本山に10:23。
高原山方面は雲が多い。
奥日光方面はまたしても木の枝が邪魔をした。
立ち止まると寒さを感じるのでカッパを羽織る。
昔は冬でもシャツ一枚で平気だったのに、今はとても寒さを感じる。先週ダウン二枚とカッパを重ねてきたのにそれでも寒かった時は衝撃を受けた。雪山にいけるのだろうかと不安になるが、ハードシェルではまた違うかもしれない。そもそもこの心臓で雪山行っていいのかという問題はある。ついでにアイゼンも一年半前に村杉半島で壊れてから買い替えていない。来月腰の腫瘍についての診断が悪くなく、登山を続けられそうだったら買い替えるつもりでいる。
10:37、歩きを再開。
ゆるゆると下って植林体に入り歩いていくと、鉄塔横で登り返しになった。結構急である。
昔ならとっとと上るところであるが、今の僕には心臓に負担がかかるこういうのはよくない。
のそのそと登り飯盛山には11:23。
人も景色もなかったので先へ進む。
標識なかったら気づかず通り過ぎるレベルで特徴がない場所。
大岩が出てきてどうするのかと思えば左に道があった。
またもやゆるゆると歩いていくと分岐到着。
笹の中の登山道を一登りすると高舘山。12:29。
平坦な広場になっていて、これで展望があれば一休みするところだが残念ながらない。
もう少し先まで進むことにした。
鞍部からの登り返しは背の高い笹薮が迫り、この先整備されていないのかと思ったがここだけだった。
しかし今回最後に藪漕ぎトラバースを予定しているので植生が気にはなった。
尾根を右に左にと軽く巻き気味に歩いた先で、軽く登り返した先が黒戸山だった。12:53。
これまた展望がない上に薄暗い植林帯である。
とても一休みする気にはなれず先に進むことにした。
ゆるゆるの下りなので立ったか歩いていく。
登りでは足が出ないが平坦なところだと体が動くのだ。
少し前から気づいていた、後続の鈴の音が気になる。
さっさと抜かしてくれればよいものの追いつくまではこない。
この先兜山か鬼山どちらへ行くかで別れるはずだから1/2だなと考えつつ林道を右に曲がると果たして鈴の音もついてきた。
ここまでまると意地なので兜山山頂で休んでいる間に先に行ってもらおうと考えた。
林道からこそっと存在する標識に導かれて兜山へ進む。地形図上は山名のない372m。地形図上の兜山が鬼山である。
植林帯の細い道を登って行く。追いつかれたくないのでここにきてスピードアップしたため心臓と足に来る。
大岩を巻くように上った先が兜山で13:09。
何もない広場だが無駄に山名板は三枚あった。
やはりここも展望はないが、日当たりはよかったのでザックを下ろして昼食がてらだらだらと休んだ。
林道を分岐まで戻り数台停まっている駐車場の先から鬼山へ取り付く。
案内板もあるし踏み跡も鮮明。
何事もなく鬼山に13:49。
ここも展望無し。
この先雷電山とそこかに面倒だからトラバースして毘沙門山まで行く区間は道がない。
低山だから何とかなるだろうと特に調べていないのでどうなっているかもよく知らない。
まあなんとかなるだろうと、そこまで藪の濃くない斜面を適当に降りて行った。斜めに。
コメント